お金に執着のなかったとんぼである、ごきげんよう。
結婚するまで、お金で不安になったことはない。「お金がもっとあれば!」と思ったことはあっても、「お金がなくてやばい!!」は本当に一度もない。
親が頑張って、お金の不安がないようにしてくれたのかもしれない。でも最近、お金がないヤバさを感じちゃったから、意識が変わるよね。
お金に無頓着だった頃の話
ひきこもっていた頃は当然お金はなかったが、親が衣食住のすべてを整えてくれた。
仕事に車が必要だったので、教習所代も親。車も親のものを拝借。電気代や光熱費、水道代など、すべて親。
働いてからも、もらった給料はほぼ全額が自分のお小遣い。ゲームを買いまくって、全くやらずに積む。
欲しい物を買うだけ買ったら、お金の使い道がなくなって。どんどん貯金だけが溜まっていった。何も考えなくても貯金が増えていった。
余裕があるので姉にお金を貸すとか。職場の新人さんからも頼まれてお金を貸した。そのどちらも返ってきていない。返ってこない前提で貸している。
今はアホだなぁと思うが、別にちょっとやそっとお金が消えるくらい、何とも思わなかった。ほんっとうに無頓着だった。
働いてるし、どうせ増えるし、別に使い道もないし、困ってないから。
節約なんざやる気もない。何も考えなくても貯金は増えていく。あれはあれで、ある意味幸せな時代だったのかもしれない。
今は結婚して個人事業主になり、メインの収入が妻と子供たちの手当のみとなって早3年。
ようやく最近わかってきた。お金のありがたみというやつが。
増えずに減っていくお金がいかに精神を削るか、何も考えずに使ったお金が家計にどれほどのダメージを与えるのか。
しかもこの責任を取るのは、私だけじゃないという。家族全員にダメージがいってしまう。
無駄遣いを減らし、家計を再構築するだけで、無駄なローンで金利を払わなくても済んだろうし、無駄な手数料が家計を圧迫することもなかったはずなのに。
何も考えずにお金を消費したことによって、様々な機会で選択肢が削られている。
いやね、そんなにド貧乏てわけじゃないんだよ。
ただ誕生日なんかのケーキででっかいケーキ選ばれると苦笑いしちゃうし、クリスマスプレゼントに選んだ品が高いと顔がひきつっちゃう。
そういう系はなるべくケチらないようにしたいが、もう少し余裕があったら気持ちよく買えたのにね。
日頃の行いが悪いってこった。
健康であること、物を大事にすること
そんなわけで、今はお金の重要性を知ったとんぼである。
ここ数週間で家計を見直し、細かい対策を行ってきた。
色々やった中で、健康であることと、物を大事にすることが、節約の大前提なんじゃないかと今は思っている。
不摂生な食事で、睡眠不足で、運動もしない。そんな生活では、いつ大きな病気になってもおかしくない。
長期入院になったらとんでもない金が飛ぶ。最悪死んでしまうかもしれない。
病気が心配だと保険を手厚くすれば毎月の支払いが増える。体が不健康だと心まで不健康になり、ストレスでお金を無駄遣いしてしまう。
健康ってのは、家族の幸せとか生活の質向上だけじゃなくて、節約にも繋がってくる重要な要素だったのだ。
これまで健康オタクとしてやってきたのは無駄じゃなかったってことだ。
それと、最近身に染みているのが物を大事にすることの重要性だ。
スマホを適当に扱って落として画面を割ってしまえば、修理費に金がかかる。買い換えればさらに金がかかる。画面割れてりゃ買取価格もゼロになる。
車もぶつけたら修理だし、保険を使えば保険料があがる。メンテナスをさぼらず、定期的にエンジンオイルを交換しないと寿命が縮まってしまう。
掃除機も洗濯機もエアコンも、それぞれ定期的にメンテナンスをしてかわいがってやれば、壊れずに長らく持つのだ。
以前はね、スマホ落としても割れてなきゃヘラヘラしてた私だが、これからはストラップをつけて持ち歩こうかと考えているほどになった。
息子がマスクの紐をくるくる振り回して紐が千切れると、最高に嫌な気分になる。
長く持ち続ければ必ず節約になる……というわけじゃないが、まだまだ現役で使える間は壊さず、大切に使っていけるように家族で意識したい。
節約情報を定期的に得る
もうそろそろ書くこともないので、節約ネタは次回に最近やった金策をまとめて書いたら終わりにする予定。
一気にがーっと節約対策やって、もうネタも尽きた……と思いきや、私がやった金策は、今しかできないものも多かった。キャンペーンとか。
一時期で終わりにするのではなく、節約ネタを定期的にチェックする習慣をつけるべきだろう。地味に家計の役に立つんじゃなかろうか。
自力で儲けるのは少し時間がかかりそうなので、しばらくは健康管理・物を大切にする・節約情報を集めるなどの形で少しは貢献していきたい。
夜にしっかり眠れば、交通事故のリスクも減るからね!睡眠も大事だぜ!
では!
ここまで読んでいただき感謝。
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