登記を終えたとんぼである、ごきげんよう。
できる自信がないどころか、人と話すのも嫌なのに登記なんてできるわけないと思うじゃないすか。
ところがどっこい、普通に終わっちゃったのでその感想を記していく。疲れて眠くて、こんなことしか書けないの。
新築の登記
人が家を建てる時にする登記はいくつかあるが、今回我々が必要だったのが三つ。
①表題登記
②所有権保存登記
③抵当権設定登記
一般的には司法書士に依頼する人が多いらしく、まとめて20~30万ほどかかる。
③の抵当権設定は住宅ローンを組む際に必要な登記。ミスがあると銀行側が困るとのことで、素人にはさせてくれないことが多い……らしい。
逆に言えば、①〜②の登記については素人でもできる。頑張ればできる。
ネットで調べたところ、結局難しくて司法書士に依頼することになるから、素人はやんない方がいいよと書いているところもあった。
悩むところだ。なにせ三つの登記の内、二つを自分でできるなら10万前後も節約できることになる。
できるなら自分でやりたい。でもできないかもしれない。不安で不安で仕方がない。
結局、メンタルに多大なダメージを受けながらも自分でやってみた結果、
無事に二つの登記を終えることができた。
ぱちぱち。やった。しんどかった。
表題登記は細かい書類集めもあったが、図面作成含めて丸3日くらい使った。書類も不備もなく一発クリアで一安心。
所有権保存登記については準備・申請含めて2~3時間程度。減税のためとはいえ、住宅用家屋証明書の申請がしんどい。
などなど、登記申請時や、登記完了時に何度か法務局に足を運ぶ必要があったのが面倒くさいくらいで、平日に多少時間を作れるなら問題ない。
よっぽど複雑な形をした豪邸でなければ、あと電話恐怖症でなければ、多分誰でもできる。
何せ豆腐メンタルでうつ傾向で頭が回らない私でもできたんだから。
ぜひチャレンジしてみては。
しんどかったことを語る
登記をやってみてしんどかったことも書いていく
図面
まずは図面である。
公図や配置図を準備して、図面の縮約にあわせてトレースするのだが。公図と配置図の土地の形状に微妙にずれがあったりする。
境界線から外壁までの距離も現地調査はしたものの、本当にあってんのか??という疑問もあるし、大丈夫なんだろうかこれという不安がずっとあった。
0.2mmのボールペンで書いても、慎重に描きすぎると線が太くなる。なんなん。
でもまぁ何とか、1mm単位で誤差なく設計図通りの図面をかけて、ほっとした。
平家建ての小さなうちなのに、それなりの労力であった。
スケジュール調整
個人的に一番しんどかったのが、ハウスメーカーとの調整である。
最低限人が住めるまで工事が進んでないと、最初の登記をすることができない。大抵は、屋根や壁ができて、水回りができた時。
ハウスメーカーは早めに登記をお願いします!!と催促してくるくせに、現場を見に行っても水回りが全然できていない。
キッチンの搬入日が予定通りに進まなくて、結局伸びて伸びて、それなのに登記に使う書類を早く返して欲しいという雰囲気も出してくる。
いやいや、こっちはもう登記申請の準備は整っているんだって。今の状態で申請しても、どうせ突っ返されるんだって。
そんな不安がずっと付き纏っていた。
とりあえず、ギリギリまで待って申請することに。
結局、トイレやキッチンの搬入は最後の最後になったものの、それ以外がほとんど完成していた状態だったからか問題なく現地調査もクリア。よくわからんわ。
本だけではわからん
ちなみに私はこちらの書籍を参考にして登記を行った。
自分で登記をする会1 司法書士・土地家屋調査士に依頼せず二十歳の女子大生が自分で登記をして40万円節約 2019-2020
悪くない本ではあったが、細かいところで不明点が多々でてくる。
検査済証の発行前に登記しても問題ないのか。住宅用家屋証明書は原本還付が可能か。細かい書類の日付や、あと原本還付のやり方もいまいちよくわからん。
結局、わからないところはネットで調べたり、法務局の人に直接相談するしかない。
でも、何が何だかわからない状態から、全体像や必要書類までは把握できるまでにはなった。これ一冊で十分ではある。
何でこの本に全betしたんだっけ。表紙に釣られたか。
もうやりたくない
以上、個人的に頑張ったので、ブログに書いておくことにする。
一応、銀行さんが結構ゆるゆるで、抵当権設定登記も頼めばきっとやらせてもらえたと思われる。
が、その銀行が遠くてねぇ。何か不備がある度に、あんな遠くの銀行までいくのはしんどすぎる。
銀行に迷惑かけるのも心労がすごそうなので、抵当権設定は大人しく司法書士に依頼することに。抵当権だけで8万円だって。
それでもかなり、節約できたんじゃなかろうか。
登記はもう2度とやりたくないという本音を記しつつ、寝ることにする。では。
ここまで読んでいただき感謝。
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