ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

バッタを踏み殺し、家族を叩く蹴ると情緒不安定の娘の話

珍しく早起きしたとんぼである、ごきげんよう。

 

少しずつやる気をだしていこうと、妻が弁当を作る時間にあわせて私も起きてブログを書いてみた。ちなみに、あわせなくていいのに娘も起きてきた。

 

早起きして音のなる絵本を見る娘。

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やることないなら寝てた方がいい気がするが、価値観は人それぞれである。そんな娘の話。

残酷な娘

日曜日の朝、皆で気分転換に散歩に出かけようとしたとんぼ一家。

 

自然に囲まれている自宅なので、家の周りを歩くだけでも気分転換になる。そして田舎すぎて虫がでかい。

 

家の裏で見つけたアリはめちゃでかい。こわい。

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で、出かける前に玄関ドアの横に大きなバッタを発見した。これもまた大きくて、10cm近くあった気がする。でかい。

 

こんなに大きなバッタは見たことがないから、バッタ好きの息子が捕まえる。おとなしいバッタで、息子はほくほく顔。

 

しばらくしたら逃がすんだろうと思って放置していたところ……

 

「あぁ!!!姉、やめて!!!」

 

息子の悲痛な叫びが響く。

 

過去にも同じようなことがあったから、なんとなく想像はついた。そう、地面に降り立ったバッタを娘が踏み潰したのである。

 

すぐに娘をバッタから引き離し、注意。それなのに手を振り解いてさらに何度も踏み潰す。

 

これには妻も激怒。命を何だと思っているんだと強く強く注意していた。

 

娘は怒られて顔を真っ赤にして泣き叫んでいて、息子もバッタが死んでしまったと泣いていた。

 

確かにバッタを踏み潰すのはありえない残虐行為だ。でもバッタ殺されて泣くかね?と正直思った。私はサイコパスなのだろうか。

 

それでも息子がシクシク泣いているから、神妙な顔をして一緒に埋葬しにいくくらいはする。

 

息子の手に乗せられたバッタはかろうじて息があって、少し動いていた。ほぼ死ぬ運命かもしれないけれども、息子の提案で蟻の巣から離れたところで休ませてあげることにした。

 

息子は反省していてねぇ。

 

「オレが捕まえなければ、姉に踏まれることもなかったのに……」

 

娘のせいにすることなく、自分の責任だと受け入れる。悪くない考えではないか、娘が急にガラッと変わることもないのだから、自分の行動を変えるしかない。

 

ただあの感じなら、壁にくっついていたバッタを見つけた時点で蹴り潰していた気がする。

 

虫を踏み潰す悪癖が以前からずっとあるから、あまり娘に虫を意識させないようにしてはいるが……いかんせん虫が多い。

 

なんでこんなことするんだろうね。リアルに殺してもいい虫ケラだと認識してるんだろうか。

 

子供にはそんな一面もあるものだが、娘の場合はちょっと怖い。

車での一時

バッタ以外でも、ここ数日の娘の様子がおかしい……というか、暴力的になる波がきている気がしてならない。

 

息子を攻撃する機会が増えつつあったので、四人で車に乗る時は息子を助手席に乗せ、両親のどちらかが娘と後部座席に乗る。

 

昨日も、妻と息子が買い物に行っている間、車で娘と待機したところ。まー叩く蹴る。意味がわからないほどに蹴られる。

 

外にも出たがらないから、もういいよ、一人で待ってろと車から降りた。

 

さすがに完全放置はできないので、近くで様子を見ていたら……

 

車の中から、水筒で窓を叩き出した。

 

車を破壊する気だ。恐ろしい。

 

また1~2分だったら大丈夫だろうと、子供たちを車に待たせたまま家に荷物を運んでね。戻ったら息子がギャン泣きしてた。

 

助手席に座っていた息子の頭を、後ろからばっこんばっこん叩いてきたらしい。

 

助手席ドアは開いてるんだから逃げられるだろ!と妻は息子に怒っていたが……そういうことではないとフォローする。

 

一瞬でも二人きりにしちゃダメだったんだよ。我々の判断ミスが大きい。息子には申し訳ないことをした。

 

最近こういうのが多くなってきてる。一見機嫌が良さそうなのに、急に暴力的になるから気が休まらない。

 

今朝の送迎時もシートベルトをしたくないと前方に身を乗り出して叩いてくるし、先日はデイから帰ってきたのに、車から降りたくないと怒ってねぇ。

 

担当の方が何度ドアを開けても、中から閉めて出てこないとか。

 

情緒不安定としか言いようがない。

全てを乗り越えろ

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こんだけ情緒不安定ってことは、そんなに体調もよくないのでしょう?なら、わざわざ朝6時半に起きてこなくてもいいじゃないか。

 

冒頭に書いた音が鳴る絵本も、目の前で4回ほど投げられた。

 

物投げるなら早起きしてくんな!w

 

そんな感じで、最近荒れつつある娘であった。

 

余談として……娘と息子は妻の連れ子である。

 

その下にもう一人欲しいなーと夫婦で考えたりするのだが、我が家に弱々しい赤ん坊がきたら娘に大怪我させられたり、最悪、命を失う可能性がある。

 

冗談じゃなくガチにありえるから笑えない。

 

妻の友人の赤ちゃんなど、外では多少は空気を読んで接する娘らしい……が、家族となったら容赦はない。弟がいい例である。

 

そんな状況だから、第三子は諦めるべきではないかと正直思ったりする。

 

が……まぁ待て。娘の暴力問題を乗り越えられないと決まったわけではない。

 

まずは乗り越えられると信じてみることから始めてみようか。諦めてたら、何のアイデアも浮かばないから。

 

一度きりの人生だ。やること全部やってないのに諦めてたら面白くないでしょう?

 

目標を見定めて、戦略を練り、やることを決めたら、あとは頑張るしかないわけです。

 

今は心が折れてるから、よくないですよねぇ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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