ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

娘を一人で風呂に入れるのが限界に。3人で入る試みの話

娘とのお風呂に限界を感じたとんぼである、ごきげんよう。

 

大丈夫な日もあれば、きつい日もある。そしてきつい日の破壊力が半端ない。

 

そんな娘のお風呂の流れに大きな変化かあったので記していきたい。

娘とのお風呂はきつい?

少し前に、コメントで娘のお風呂はヘルパーにお願いしたほうがいいのではないかとアドバイスをいただいた。

 

きっつい時もあるし、継父が9歳の女の子の風呂担当するのもいい加減あれだし、十分に有りな選択肢。

 

とはいえ、私はまだまだいける。ヘルパーに頼むほどじゃないのではないか??

 

余裕しゃくしゃくでその日も娘と二人でお風呂に入ったら、まー地獄をみまして。

 

デイでは機嫌がよかった(よくあるトラップ)というのに、自宅に帰ったら機嫌が悪い。疲れもあるようで、お風呂で娘が荒れていた。

 

風呂を上がる直前、何かが気に入らなかった娘に、めっちゃくちゃ叩かれた。

 

その日の私は機嫌がとても良く、すこぶる快調でね。大袈裟に痛がるフリをすれば、やめてくれるかなーと試してみた。

 

「いたいー、いたいよー、やめてー」

 

とかなんとか、泣きそうな声を出しながらガード。こんなリアクションを見たら、さすがに手を止めるだろう。

 

と思いきや、火に油。タガが外れたように暴力レベルが増して、バッコンバッコン叩かれた。風呂場の隅で、叩かれ続けた。

 

どれだけ精神的に穏やかでも、こんなん一瞬で怒りマックスに。蹴り飛ばしてやろうかと思って踏みとどまる。クソ野郎いい加減にしろと怒鳴りたくなる。

 

深呼吸をしながらなんとか風呂を終わり、適当に髪乾かして服着せて無事に終えたわけですが。

 

足を踏む、キック、叩く、頭を振る、ドアを力強く閉める、ドライヤーを叩く引っ張る、体当たり。

 

風呂場での娘の攻撃に、私の精神はすでに崩壊しているようだった。

 

これ以上、娘と密室で風呂とか、殺してしまいかねない。冗談じゃなく、殺意が湧く。

 

機嫌がいい時もあるから甘く見がちだが、完全なるS級案件だ。

 

あぁ、こりゃもう私が風呂に入れるのは限界なんだろうと思い知らされた夜でございました。

奮闘する妻

きつすぎる実感と、ヘルパーはどうかとコメントをいただいたのもあり、改めて妻に娘のお風呂について相談してみた。きついと。

 

そうすると、やっぱりきつくてもお風呂くらいは家族でやりたいとか、夜は家族だけでゆったり過ごしたい、経済的にも厳しい……etc

 

話し合った結果として、ヘルパーは今はまだやめておく結論に。

 

今後の対応策として、引っ越しも済んでかなり楽になった妻が娘とお風呂に入ってくれると言ってくれた。

 

仕事から少し早く帰ってこれるようになったようだし、娘はママが好きだし、どちらにせよ、娘は9歳。バトンタッチするのもいいタイミングだと。

 

妻も元気で任せろと言ってくれている。

 

やった!じゃあお願いします!!

 

そう言って任せて数日後、妻は言った。

 

「もう無理、娘とは二人でお風呂に入りたくない」

 

そらそうだ。風呂に入る前から軽い体当たりを連発してるのに、二人で風呂に入ったら死んでしまう。イヤというか、耐えられないのだ。

 

ママが大好きな娘だからといって、ママに攻撃しないわけではない。私と入っていた時と同様に暴れたようで、1週間と経たずに妻の限界が到来した。

 

娘の機嫌がいい時もあって、週に3〜4日は何もなく終われたりする。問題は、機嫌が悪い時ですよね。

 

一日あるだけで、どれだけ幸せな1日を送っても、すべてをぶち壊す破壊力があるぞ。

3人で入ります

私も妻も、娘をお風呂にいれるのは本当にきつい。こんな娘を義母にお願いするわけにもいかんし、ヘルパー案件なのも確か。金払ってでもお願いしてもいいかもしれない。

 

……の前に、一ついい案を思いついた。

 

私と妻と娘の、3人でお風呂に入ってみたらどうだろうか。

 

二人きりよりプレッシャーが少ないし、きつい場合はすぐに対応チェンジができる。何より心強い。万が一の虐待のストッパーにもなる。

 

この娘は、例え反撃されても同情の余地がないと感じるほどに攻撃してくる。できるだけ二人きりにならず、他者の視線は常にあったほうがいい。

 

とんぼ一家は児相案件予備軍だ。暴力は何もかも破壊してしまう。現実は甘くないのである。

 

で、実際に3人で入ってみたところ、かなりいい感じだ。

 

夫婦揃ってるから安心感もあるし、お互いがお互いをフォローできる。

 

また娘は、妻がいると私には何もさせてくれない傾向が強い。それを利用すれば

 

  1. 私がシャンプーなどの声かけをして、あえて拒否される
  2. 娘はママにさせたい!と怒る
  3. その流れで妻がシャンプーをする

 

最初から妻がシャンプーをしようとしたら拒否するけども、娘が「ママ」を選んでいるから。これなら拒否もなくスムーズにさせてくれるっぽい。

 

夫婦揃って入るなら、異性の親子が一緒に入るのはどうだろうの懸念も多少は緩和される気もする。

 

いやぁ、本当に、どれだけ順調に進んだ1日も、休息に休息を重ねた日も、娘が風呂で暴れたらすべてがおじゃんになる。

 

一対一でやろうってのが、そもそも甘かったんだよ。2対1でちょうどいい。むしろ少ないくらいだ。

 

そんな感じで、しばらく3人体制でやっていこう。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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