ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

朝っぱらから承認欲求爆発の息子、しんどくて対応に苦慮する話

庭仕事を終えたとんぼである、ごきげんよう。

 

2時間半ほどやったか。めちゃくちゃパワーを使うので、これが限界である。休憩がてらブログを書く。

 

今日の娘は割と調子がよくて、そして息子も絶好調でねぇ。起き抜けは対応に困ります。

お手伝い息子

先日の夜、突然息子に質問された。

 

「うさぎのおうちの掃除ってどうやっているの?」

 

ほぉ。毎朝私がやっているうさぎ周りのお世話。ご飯、掃除、運動……などなど。別に大したことはやっていないのだが……

 

息子はおそらく、手伝いがしたいのだろうと察する。わかりやすい。

 

まぁ興味があるんだったらと、掃除の手順を詳細に伝えることにした。

 

それから数日経った今日、息子が6時15分ころから起き始めまして。がちゃがちゃとリビングから学校の準備をする音が聞こえてきた。

 

娘がぐっすり寝てて起きなかったのが幸いで。

 

あいつはなんでこんな早い時間から活動してるんだよと。7時半にしか家出ないんだから、やることないだろと、娘が起きたらどうすんだとイライラ。

 

客観的に見れば、子供が頑張っているのだから微笑ましいのかもしれない。未熟な私は普通にイライラしてしまった。

 

何でもいいから、限界まで寝かせてほしいのである。

 

しばらくして妻も起きて、続けて私も起きたら、息子が見当たらない。

 

息子が今、部屋でうさぎのお世話をやってくれているよと妻が笑って教えてくれた。

 

あぁ、こないだ教えたやつか、早起きしてやりたかったのか。

 

そうか。

 

めんどくさいことになったなぁ……

 

これが、無意識に流れる本音であった。

承認欲求爆発息子

台所で作業をしていたところ、うさぎのお世話が終わった息子が部屋から出てまいりまして。

 

まぁ書かなくても、様子は大体想像がつくでしょう。7歳児が今までやったことないお手伝いを早起きしててやったら、どういう表情をしているか。

 

そりゃもうとびきり嬉しそうな顔で出てきまして、テンションも高いわけだ。

 

「掃除終わったよ!」

「オレ、このために早く起きたんだよ!」

 

ううううううう。わかる。わかるよ。君の気持ちは痛いくらいにわかっている。

 

役に立ちたいと思ってくれたんだろう。何か手伝いをしたいと思ったんだろう。わかるよ、こちらも笑顔でありがとうと言いたいよ。

 

「え?やってくれたの!?マジで!?うわぁ、助かる。ありがとう!!」

 

これよ。これが理想の私。こんな最高のリアクションができたらよかったんだけど、こっちは起きて数分だから。黙々と作業したい気分だから。

 

起き抜けに褒めてくれオーラを出されてもつらい。テンションにもついていけない。ハグしてだっこしてポーズされても対応できない。

 

何より、こちらは睡眠を邪魔されてイライラしている。息子が頑張ったために、逆に時間も持て余してしまって、余った時間は相手をせにゃならん。朝からしんどい。

 

素直な気持ちを言えば、助かっていない。いつも通りにやってほしい。君たちにはゆっくり起きて、学校の準備をして、ご飯を食べててほしかった。

 

その間に、一人でうさぎのお世話をして癒されたかった。

 

今朝の気持ちを掘り返してみると、こんな感じ。我ながら、腐っている。

 

でも、子供にこんな本音をぶちまけるわけにはいかない。息子の役に立ちたいという思いと努力をへし折るわけにはいかない。

 

結局私にできるのは、うすーい笑いを浮かべながら「あ、やってくれたんだ、ありがとう」と言うことだけだった。

 

リアクションが薄いなぁと思ったろうな。あれが限界だよ、すまんね。

根本的な問題がある

冷静にあの状況を分析してみれば、ありがたいことなのだろう。

 

おそらく、親が朝にパタパタと忙しくして余裕がなさそうに見えたから、何かしらで役に立ちたいと考えた結果だ。

 

素直にありがとうと言ってもいい場面である。現実として、いつもやっている作業が一つ減っているのだ。

 

結局は、私の考え方に問題があるんだよねぇ。朝っぱらから子供たちの相手なんてしたくないと思っているんだ。

 

……いや、相手したいんだよ。でもしたくないの。わかりますか?この感じ。

 

働きたいけど働きたくない、ひきこもりみたいな感じだといえばわかるでしょうか。

  

えぇ、勇気が足りていない、ということで、今後も精進していきたいと思います。

余談

朝からテンション爆上げの息子に急かされ、いつもより早く学校まで送迎したところ‥‥息子が水筒を忘れてまして。

 

水筒がないと学校にいけないと言うから、また自宅に戻って。

 

結局いつも通りに時間に登校していきました。

 

この流れに嫌な顔せず穏やかに対応してるんだから、意外と頑張っている方かもしれないな。ではでは。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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