ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

暇そうな息子にイチロー作文を紹介して努力の必要性を伝える話

休日とんぼである、ごきげんよう。

 

本日娘はデイ、息子は妻が見てくれるとのこと。9時から来てる業者対応さえ終われば、夕方までフリー。

 

子供たちは朝食済んだら早々に出ていったので、業者が帰るまでブログを書く。休み感はあまりないな。

暇そうな息子を考える

子供たちと生活していると、あまり好きになれない瞬間がいくつかある。

 

たいした食事を作らなかった時に「今日のご飯は何?」と期待を込めて聞かれるのも嫌だし、特に休日や時間を持て余した時に「たいくつー」とアピールされるのはもっと嫌。

 

うちはテレビやゲームの時間を制限しているから、遠回しのテレビを見せろアピールに聞こえる。

 

……実際そうなんだろう。暇すぎて、それくらいしかやりたいことがないんだろう。

 

ただ何度冷静に考えてみても、テレビの制限が間違いだとは思えないのだ。

 

長時間テレビを見てる時の惰性感。何も考えなくても時間がすぎる思考停止感。テレビで時間を浪費したあとの虚無感。

 

長いことテレビを見た後には、息子も娘もイライラしている。

 

だらだらと終わりも決めずにテレビを見て、何かいいことがあるんだろうか。

 

むしろ、1日30分!とかっちり決めているからこそ、最大限テレビというストレス解消ツールを活用できているのではないか。

 

そんな結論に至るわけだが、息子は今朝もどこか暇そうだし、買い物にも付き合いたくないアピールするから。

 

じゃあ一体どうしたらいいんだろう。テレビ以外の解決方法はないのだろうかと、朝から回らない頭で考えてみた。

なぜやりたいことをやらないの?

一つ気になったのは、もし元気で気力も余っているのに退屈な時間があるとすれば、私ならテレビなんて見ないってことだ。

 

YouTube見るよりも、やりたいことがある。例えば本を読んで知識を仕入れようだとか、運動とか、ブログもそうか。

 

何かしら目標があるから、その目標を達成するための時間にする。日々の努力なしに、目標は達成できないのだ。

 

ならば、なぜ息子はテレビ以外に時間の使い道がないのだろうか。息子には目指すべき目標がないのか?

 

そんなことはない。息子はいつも言っている。

 

「オレ、足速くなりたい」

 

足も速くなりたいし、年に一回、学校である持久走大会でも上位に入りたいらしい。

 

ほとんどの低学年の子供の中では、足が速い=かっこいいなのかもしれないが、それでも息子の足が速くなりたい願望が強い。

 

だからこそ、今年度から週に1回、陸上クラブに通うことにもなった。夕方から1時間ほど、走り続けているらしい。

 

これが息子の目標へと向かう努力なのでしょう。

 

でもさ、週に1回、陸上クラブに通うだけで、本当に目標が達成できるのか?

 

そもそも足が速くなりたいの目標が曖昧だ。一体何がどうなったら足が速くなったことになるんだ?

 

息子に聞いてみたら、学校で一番になりたいとか、宇宙で一番になりたいなどというから。まぁ‥‥ゴールの明確化の第一歩としては及第点をあげよう。

 

で、上にいくためにはもっともっと練習が必要なんだという話をするために、イチローの作文を持ち出すことにした。

 

有名ではあるが、一部引用しておく。

 

イチローの子供の頃書いた作文がIT業界で話題。「目標をイメージできる力が実現力になる。」 (2012年1月30日) - エキサイトニュースより

『ぼくの夢』
愛知県西春日井郡 とよなり小学校
6年2組      鈴木一郎

ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるためには練習が必要です。ぼくは、3歳のときから練習を始めています。3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが3年生の時から今では、365日中360日は激しい練習をやってます。だから1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。

 

何を伝えたかったかというと、世界中から絶賛されるようなヒーローってのは、ほとんど毎日のように努力してるからヒーローになれたんだよ。

 

天才だって言われる人たちも、最初からすごかったわけじゃないんだよ。めちゃくちゃ努力してるんだよ。誰よりも足が速くなりたいなら、練習が必要なんだよ。

 

退屈なら、走る練習をした方がいいんじゃないか?別に陸上クラブに行かなくても、友達がいなくとも、走るなんていつでもできるでしょ?

 

持久走大会で上位のやつらは、毎日のように走っているから上位に入っているんだぞ。

 

と、寝起きで超絶テンションの低い私の言葉とは思えないほどに、超絶ポジティブなメッセージを伝えてみたわけであります。

 

……ポジティブかな??微妙だな。

走る息子と今後を考える

何かしらのきっかけになってくれたらいいなぁと話してみたイチロー話であったが、少なからず息子のやる気に火がついたようだ。

 

朝から私以外の3人は、車で妻の実家へ行く流れ。なんと息子だけは「走っていく!」と言い出して、本当に走っていった。やる気があるな。

 

しっかし、見切り発車でイチロー話したもんだから、これが続くか微妙である。

 

今後を考えると、何かしらのフォローやサポートが必要かもしれない。

 

おそらく、毎日走るなんてハードルが高くて続かない。今日はやる気があっても、明日はやる気があるとは限らない。

 

一緒に走ってみるとか、練習に付き合うのがベストか。また目標を一緒に考えて、練習メニューとか組むのも面白いかもしれない。

 

ゴールの明確化、やることの明確化、価値観に当てはまるかどうか、ステップバイステップでゴールを細かく作るとか。

 

あれ、なんだ、わくわくしてきたな。なんだろうこの気持ち。ときめいている。

 

あれかも。私は目標を持って、努力してる人が大好きなんだ。逆に言えば、今の息子は目標に向かって努力をしていないと思っているのかもしれない。

 

学校や学童で頑張ってるのにね。休みで時間がたっぷりある時に、退屈退屈言ってるのが相当にネガティブなイメージ与えてるのかもしれん。

 

とりあえず、今後は息子の足が速くなりたい気持ちを底あげすることに尽力してみよう。休日だからって、遊び遊びじゃ限界がある。

 

目標の達成の方法を教えてやろう。私も達成できてないけどさ。

 

……とか。こんなに書いたのに、まさかの業者が全然終わらんという。休日が潰れるじゃん。ショック。

 

ではでは、また明日。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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