大仕事を乗りこえたとんぼである、ごきげんよう。
疲れた。どっと疲れた。精神的な負担が大きすぎて無理だろうと思われた案件を二つ乗り越えたので、なんとなく紹介していく。
豆腐メンタルは大変なんだよ。自分のことばかりでね。
娘の面談にいく
数日前に、特別支援学校4年生になる娘の面談があった。コロナ禍のため、家庭訪問の代わりといった感じ。
4月は学校行事が多くて、全部に妻が行ってたら大変なことになる。そのため、いくつか私も引き受けまして。
その一つが娘の面談だった。
娘は五体満足とはいえ重度の発達障害だと診断されているし、てんかんもあれば手も出るから、そりゃもうがっつり先生と話すわけだ。毎年毎年、家庭訪問では1時間以上話してる。
だから今回もそうなるのが想定内。いやだなぁいやだなぁと、稲川淳二ばりの恐怖が襲ってきて、そりゃもう行きたくなさすぎて仕方がない。
でも引き受けちゃったから、いくしかない。
何が怖いかといえば、私が傷つくのが怖いだけ。どうでもいい恐怖を一人で増大させて押しつぶされそうになっているだけ。
うーむ、どうしたものか……と考えた結果、優先順位を切り替えることにした。
私が傷つかないことは、娘の面談の趣旨とまったく違う。誰もおっさんの話になんて興味がない。
面談の目的はただ一つ、娘の今後の人生を豊かにするためだ。……少し違う気がするけど、でもきっとそんな感じ。
なので、娘の自立に少しでも役に立てるような話し合いにしようと切り替えて、いってきました、面談に。
1時間半ほど、がっつり担任の先生と話して。娘の状態や、家での話、また今後の課題や、学校で力をいれてほしいことなど、考えていることをすべて話してきた。
先生はやはり専門家だなぁと思わせるほどに、対応がしっかりしていて、勉強になり、家でも試してみたいと思える情報を色々得られた。
面白かった。
ちなみに「お父さんすごいですね」と感嘆の声をいただき、褒められてしまって、そしてそれをブログで自慢したい自分が生まれたので、やめてほしかった。
今後何かミスをして、すごいお父さんじゃないと思われたらどうしようと不安になって何もできなくなってしまう。そんなしょぼいマインドセットだから。
とかなんとか、建設的に娘の話ができたので、素晴らしい時間になった。目的は達成したな。
親戚対応する
面談も終わって落ち着く暇もなく、本日は親戚の重鎮であるおばさま方が我が家にやってくることに。
これがまた嫌で嫌でたまらない。何を言われるんだろうと怖すぎる。会いたくない!来ないでくれ!!
そう思っていたわけですが、これもまた自分が傷つかないことを優先にしていたので、優先順位を切り替えてみる。
おばさん達は一体、何を見たいんだろう。何を見たら安心するんだろう。
私が日頃どうしてるかとか、どういった活動をしてるかに興味があるんだろうか。
いや、そんなことはない。きっと、子供たちと親の関係性を見たいはず。なにせ私は、子供たちと血が繋がっていないのだ。
小さい頃からかわいがってきた女の子(妻)が、発達障害の娘とやんちゃ坊主の息子を連れて再婚して、どんな家庭を築いているかを見たいのではないか。
コロナ禍で親戚の集まりに顔を出せなくなっているし。
というわけで、おばさんたちがいる間、いつも通りひたすら子供たちと遊ぶことにした。妻が娘の相手をして、私が息子の相手。
2時間以上いただろうか、テレビもつけず、息子とボードゲームを遊んだり、作ってみたりとはしゃぎまくって、楽しい時間を過ごした。
おばさんも「こんなによくしてくれてありがとうねぇ」と笑顔で言ってくれた。
うむ。褒められるのはあれだけど、感謝されるのは悪くない。安心したんじゃなかろうか。こちらも目的を達成したと言える。
人生の主語を変えよう
めちゃくちゃ緊張したし、面談やおばさんたちが来る前は不安に押しつぶされそうだったが、終わってみればあっという間。やれることは全部やった。
まー幼少時代から人の顔色ばかり伺ってきたし、人に嫌われたり馬鹿にされることで、自分という存在が否定されたと感じ、苦しんできた。
それもね、”私”ばかりに囚われているからこんなことになる。
そりゃ苦しいこともあるし、自己嫌悪で死にたくなることもあるけれども、重要なのはそこではない。
私は大事だけども、私よりも大事なことがある。
とか、かっこよさげなことを書いてみるけれども、また来週は別の親戚が来るというから。普通に傷つきやしないかと苦しむわけです。
とりあえず少しずつ少しずつ、心の闇を開放していきたい。
明日はGW前の最後の平日。やれることをやっておこう。はーつかれた。
おやすみなさい。
ここまで読んでいただき感謝。
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