ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

息子のYouTube・ゲーム時間に代わる遊びを提供したい話

お疲れとんぼである、ごきげんよう。

 

早起きしてきた娘をベッドに迎え入れたら蹴られまくり、最終的に後頭部を強打されて最高に気分が悪い。

 

スタートが悪いと何もかもどうでもよくなるわけですが、最近妻と話し合ったことを書いていく。

息子を自由にさせたいジレンマ

我が家ではYouTubeやゲームの時間を今も制限してる。毎日30分。

 

9歳の娘はそれで満足してる。7歳の息子も、今のところ大きな不満はない様子。突然の「今日はなし」はさすがに怒るが。

 

私はね、以前から子供たちの、特に息子のテレビに関してめちゃくちゃ厳しい。自分でも理由がわからない怒りが湧いてくる。絶対に自由に見せたくない。

 

異常とも言える怒りを内包してるため、私の精神を保つためにも時間制限は必要なのである。

 

でもこの怒りが、あまり重要ではないものだと自覚もしてる。

 

情けないので認めたくない事実だが、大部分は寂しさからくる怒りだよこれは。

 

YouTubeに熱中し、ゲームに熱中する息子は、挨拶もしなくなり、家族が帰ってきても無視。話しても無視。そらもう熱中するわけだ。

 

今みたいに、決まった時間を熱中するならまだいい。

 

過去のまだルールが決まってなかった頃は、早起きしてYouTubeに釘付けの息子をたまに目にした。ちらっとこちらを見てスルー。当然、挨拶も無視される。

 

気に入らない態度なのに、止める理由がない。娘も起きてない。自由な時間なのも確か。強制的に止めたら嫌な顔して、暇だ暇だ何していいかわからないと文句を言うのもわかってる。

 

特にやりたいこともないし、やるべきこともない息子は、暇があればYouTubeを見たいしか言わず、それ以外の選択肢も持っていなかった。

 

こういうのがめちゃくちゃ嫌で、嫌悪感が半端じゃなかった。今思い出しても不快になる。

 

でも、やっぱり私が寂しいから怒ってるだけ。自分がかまってもらえないから怒ってるなんて、息子がかわいそうじゃないか。もっと自由を謳歌させてあげようよ。

 

私が小学生の頃も、自由にゲームしまくりだった。YouTubeはなかったが、いつもゲームで遊びまくっていただろ。楽しかったじゃん。

 

もっと自由に、無制限にさせてあげてもいいんじゃないの。

 

いやいや、でも無制限にしたら色々と不都合が出てくる気がしてならない。昔と今は時代が違うのだ。

 

高いカセットを買わなきゃゲームができなかった時代ではない。YouTubeなんて一生終わらないし、依存するように作られてるんだぞ。

 

誘惑に弱い子供に自由に見せてみろ、ものすごい勢いで依存症になるぞ!

 

とまぁ、寂しいから制限してるのか、冷静な判断で制限してるのか、自分でも何が何やらわからず、ただただ息子に悪いことしてるなぁという罪悪感だけが膨れ上がっている。

答えなんてない

どうしたものかとモンモンとしながら調べてたら、面白い記事を見つけた。

息子の自主性を伸ばそうと、やることをやったらゲーム時間無制限ルールにしたら、とんでもない結果になった話。 - ほぼ日刊レトロゲームレイダース

 

ゲームは1日1時間ルールだったのを、やるべきことやったら無制限でやっていいルールに切り替えたお父さんの話。面白い。

 

お子さんはめちゃくちゃやる気をだして、宿題やら何やら最速で終わらせて、ゲームも楽しんで、心に余裕ができて幸せ家族になった……のは最初の1ヶ月だけ。

 

最終的には……以下引用。

息子の自主性を伸ばそうとやることをやったらゲーム時間無制限ルールにした結果、忘れ物は増えるわ、宿題は雑になるわ、勉強はちゃんとやらなくなるわ、寝る時間は遅くなるわ、親とのコミュニケーションはなくなるわ、約束は破るわ、ウソはつくわと、悪いことばかりが起きたという結果になりました。

 

とのこと。面白い記事なのでぜひ読んで欲しい。

 

……ゲームやYouTubeを自由にやらせたくない私にはバイアスがかかっているので、こういう記事がすごく腑に落ちるわけですが。

 

ゲームにメリットがないわけじゃないとは思うんよ。

 

流行りのオンラインゲーム(フォートナイトとか)では、自宅にいながらも友達とコミュニケーションがとれるという。

 

コロナ禍で、自宅でも友達と最高に楽しめる。ゲームで脳も発達する。モチベがすごいから学ぶことも多いだろう。

 

YouTubeだって、自分が好きなもの見て詳しくなって、自分でもやってみよう!とか。何かしら行動に繋がる事例も見かける。

 

それにねぇ、制限制限って、じゃあその制限いつまでやるんだ。

 

もう少し大きくなってスマホ持って、それも制限するのか?

 

あるドラマで、スマホを親に没収され、友達からのLineを既読スルーしてしまったことがきっかけでいじめられた子がいた。

 

ドラマの世界かと思いきや、既読スルーでいじめに発展することは普通にあるらしい。

 

正直言って、30年前とは子供たちの周りを取り巻くものがまったく違う。ここ10年で変わりすぎ。SNSに動画サイトにスマホにガチャにオンラインゲーム。

 

時代が変わりすぎて、どうやって付き合っていけばいいのか、明確な答えなんてないのではないか。

 

……えぇ、それを考えるのが親の仕事なのでしょう。子供の性格も家庭の環境も何もかも違うから、情報を集めて、我が家に適した対応を考えるしかない。

 

そんな当たり前の結論。

他の選択肢を提供しよう 

というわけで、ぐるぐる考えながら妻と話してみた結果、我が家では今のままの30分制限でとりあえず続けようとの結論になった。

 

今のところ、子供たちから大きな不満の声も出ていないし、わざわざ増やす必要はないかなと。

 

その代わり、少しはお金をかけて、何か新しい遊びの選択肢を提供していく作戦でいくことにする。

 

散歩や登山、サッカー・バドミントン、将棋・囲碁・オセロ、映画など、休日の遊びもマンネリ化してきてるもんでね。

 

キャッチボール用のグローブ買ってみるとか、釣り道具買ってみるとか、流行りのボードゲーム買ってみるとか。

 

地域の体育館レンタルするのもありだし、一緒に手品やなぞなぞを学ぶのもいい。

 

休日を楽しんでストレス解消して幸福感が高まれば成功さね。まぁとにかくやってみようか。ちょうど4連休も始まるし。

 

そんな、指針が決まって少しはすっきりした話。 土日くらいは、もう少しゲームさせてもいい気はするんだけどさ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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