ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

自分の大事な価値観を意識することが重要だとオセロから学ぶ話

ストレスに弱いとんぼである、ごきげんよう。

 

死に物狂いで頑張ることを美徳としている節があり、自分が頑張れない時に頑張っている人を見るとつらくなる。

 

今まで読めてた他のブログも読めなくなったりする。苦しい。

 

そんな苦しみを解放する策として、色々と考えていたところ……オセロから着想を得る。

オセロを知って世界が変わる

少し前に、息子にオセロでボロ負けしてムカついた話を書いた。 

◆息子にオセロでボロ負けして煽られたとんぼ、ぶちぎれて猛勉強の話

 

それからオセロの基礎を学んで、息子を叩き潰したことも書いた。 

◆子供とのオセロで完膚なきまでに叩き潰す簡単な方法を教えます話

 

この経験を経て、一つ感じたことがある。

 

最初息子とオセロをやっていた時は、何枚もひっくり返されるとイラっとした。

 

盤面に相手の石の数が多くなってくると負けているように感じて、嫌な気分になって、むかついていた。

 

それが、オセロを学んだことでガラッと変わる。

 

オセロは、途中の石の多さと勝敗は何ら関係がない。むしろ、序盤は多く取らないことの方が重要なのだ。

 

それを知ってからは、途中の石の多さはまったく目に入らなくなった。

 

息子はニヤニヤしながら、こんなに返せたよのドヤ顔をしてくる。が、何枚ひっくり返されてもなにも感じない。

 

もはや、石の多さに重きをおいていないのだ。どうでもいいことなのである。

 

気づいたらこちらの石が盤面に一つになってたりして、笑ってしまう。息子は違う意味で笑っていた。

 

オセロを勉強して新たな道標を得たことで、オセロというゲームが、世界が大きく変貌を遂げたのである。

人生にも当てはまる

このオセロの気づきは、人生にも当てはまる。

 

重要ではない物に注目して、落ち込んだりイライラすることは多い。私にとっての筆頭は承認欲求かな。

 

他者から愛されたい。求められたい。嫌われたくない。認めてほしい。

 

これって、(私にとっては)そんなに重要な価値観ではない。

 

いや、無意識に承認欲求は爆発してはいるものの、冷静に考えたらなくてもいい。親になった今は、普通に足を引っ張られている。邪魔だ。

 

それなのに日常を過ごしていると、気付かぬうちに承認欲求の優先度が跳ね上がってしまう。認められる・愛されるための言動や行動をとってしまったりする。

 

冒頭で書いた、頑張っている人を見るのがつらいのも、同じようなものじゃないか。

 

私は頑張れないのに、頑張れている他者がうらやましい。成功してる人がうらやましい。私はできていないのに、悔しい。

 

そんな感情が無意識に湧いてくるから、苦しい。ネットの海を軽くさまよっただけで、ボコボコに殴られて帰ってくる。

 

掘り下げていけば、他人との競争に勝つことでしか自分の価値を認められない私がいるわけさね。

 

相手に勝って、心の中でマウントとって、それでこそ私は私に認められ、周りから認められるわけさね。

 

何とも苦しい人生ではないか。勝ち続けることなんて不可能だ。それよりも重要視すべき価値観があるのではないか。

 

オセロを勉強することが大きな変化をもたらしたように、自分を知ることで私の世界も変わるのではないか。

 

パラダイムシフトってやつ。リフレーミングといってもいい。皆横文字好きだよね。

価値観を意識せよ

自分を知るなら、まずは価値観でしょ!と、久しぶりに自分の価値観を掘り下げてみたところ。まぁ色々出てくる。

 

他の人にとってはどうでもいい価値観かもしれないが、私にとってはもうほんっとうに、人生を賭けてもいいと感じる価値観がいくつかあるわけさね。

 

成長を続けられる健康な心身、大切な人を守れる人であること……etc

 

これらを道標とすべきなのに、承認欲求に全振りだから病んでるんだよ。

 

過去にも価値観を洗い出したことがあったが、日々の慌ただしさで大事なことを忘れてしまう。 普通の毎日こそが戦いなのだ。

 

重要ではない物に精神を削られていられない。

 

ちゃんと覚えてさえいれば、あのオセロのような、どうでもいいことで心が揺らぐことはなくなるはずなのだから。

 

そんなオセロから学んだ話。

 

具体的な行動としては、朝晩のルーティンに価値観を読み返す習慣を作るのがベストかな。必要だよね。

 

一応、自分の大事な価値観探る方法はこちらの本に。

ここまで読んでいただき感謝。

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