寝袋とんぼである、ごきげんよう。
色々あって一人で寝始めたところ、孤独を感じる。世のお父さん達は、育児の孤独を乗り越えてきているのかもしれない。
一人で寝る
娘が夜に必ず起きて、私と妻の寝室にやってくるようになった。それに合わせて、息子も妻のところにやってくることが増えた。
不安・寂しさ・恐怖など、子供達にも何かしら理由がある。
血の繋がりがあったとしても、子供はパパよりママが好きなもんだ。昼間はパパパパしてる息子も、夜になったらママにくっつく。
子供たちが夜にやってきたらベッドが狭くなり、優先順位的に私がベッドから移動する。
これが嫌すぎたため、最初から一人で、妻とは別々に寝ることにした。
固い床で寝てたら体が痛いもんで、義母から寝袋をいただき、ほくほく。キャンプで使っていたらしい、ほぼ新品。ありがたい。
また我が家には一つ余っている部屋があり、そこに近々エアコンを入れる予定。それまでは、リビングで雑魚寝スタイル。
気は楽だよ。
一人だし、邪魔されないし、トイレに行くのも誰にも気を使わない。隣の妻にも気を使わずに寝返りを打てるし、転がってもベッドから落ちない。
それは妻も同じようだ。なんだかんだで、お互いにぐっすり寝られているはず。
睡眠の質的には、一人の方がいいのは確か。問題は仲間外れ感かな。
寂しいとんぼ
先日の日曜日、私だけ早く起きた。寝室と違って窓から差し込む光量が多く、自然に目が覚める。
誰も起きてこない。
おそらく娘は、妻と同じベッドで寝ているのだろう。夜に起きた音を聞いた。
息子は起きてきた感じがしなかった。子供部屋で一人で寝ているはず。
そう勝手に思い込んでいたが……実際は違ってね。
妻と娘と息子は、3人とも同じベッドで寝てた。
太文字にするくらいには、心にダメージを受けた。1対1対2で寝ていると思ってたら、実は1対3で寝てた。
私だけリビングで寝てた。
さ、寂しい……っ!!!
自分で選んだ道とは言え、どちらにせよベッドから追い出されていた身とはいえ、自分の知らぬところで3人が一緒に寝てた。除け者にされた気分だ。
仲のいい友達4人グループなのに、自分以外の3人だけで遊びに行ってたみたいな。私には声もかけなかったみたいな、そんな感じだよ。
いや、正確に例えるなら、「オレは1人が楽しい。4人では遊びに行きたくない」とか強がって言っちゃったんだな、私は。そら誘われない。
しっかし、自分で一人で寝るって決めたんだから、他の家族がどういう形で寝ようが何ら関係はないはずなのに。わかっていたはずなのに。
それでも寂しいのが、人間なんですよねぇ。
父も孤独を感じる
まだ私が幼なかった頃、家族全員で同じ部屋で寝ていた。それがある時期から、父だけソファで寝るようになったのを思い出す。当たり前のように。
朝が早いし、我々は遅くまで起きてたから、それしか選択肢がなかったとは思う。それでも、当時の父は孤独を感じていたかもしれない。寂しかったのかもしれない。
父だから大丈夫とか男だから問題なしとか、そういうことはなくて、孤独感は人にダメージを与えるものなのだ。
ロボットに無視されても孤独を感じるというし、孤独を解消するだけで寿命も伸びるというから。バカにできない感情である。
まーでも、子供たちがママ大好きなのは自然なことだし、赤ちゃんの頃から一緒にいるママの方が大好きなのも自然なこと。
寝られない子供達を追い払うのも違う。妻の睡眠の質も最大限高めたい。私も寝られて元気になったら、妻のフォローもできる。
これが最善であって、寂しさを感じる必要性なし。
という感じで、捉え方を変えていこう。私の孤独感以外は順調そのものだからな。
ここまで読んでいただき感謝。
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