ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

自転車を許可した途端に爆走する息子の危険運転の話

だるーんと月曜日のとんぼである、ごきげんよう。

 

子供に自転車のルールを教えるのは、思った以上に難しい。色々と想定外の出来事があったので記していく。

爆走する息子

昨日の午後、妻は不在。私は娘とテレビ見たり海に行ったりして、その間の息子は友達と遊びにいった。

 

午前中には、息子の自転車の特訓を徹底的にやりまして。

 

完璧でない一時停止や再スタートの訓練や、危ない道の対処法など、いつも遊びまわっている道の危ないところを教えながらぐるぐる回った。

 

これ以上一緒にやってもあまり得るものがないレベルまで到達。あとは実戦で何とかできそうなとこまできた。

 

危ないとこは手前で止まるし、難しそうと感じたところは降りて押して進む。ここまでできたら十分だ。

 

あとは信頼するしかない。息子には最後に自転車の危険性を強く注意して、午後から自転車で遊びに行ってもいいよと伝えた。

 

で、妻もいないし娘の相手もせにゃならんので、息子の様子をチェックすることができず。普通に信用してたのもあり、娘と遊んで夕方になった。

 

遊び終わりにばぁばの家で待機してるはずの息子を迎えに行ったところ……ばぁばがぶちぎれていた。

 

話を聞けば、こうだ。

 

・自転車デビューの息子が心配だから見ていたら、危険運転してる

・見通しの悪い十字路も止まらずに何度も爆走してる

・歩道を走らず、車道をぐるぐるまわってる

・止まれないくらいのスピードをだし、はしゃいで周りを見ていない

・危なすぎてご近所からクレームが来るレベル

・ルールが守れないなら自転車没収も考えた方がいい

 

……そ、そうですか、と苦笑いするしかない。

 

私が迎えに来る直前まで、ばぁばが強く注意してくれたようだった。心労かけてすみません。出てきた息子はしょんぼりしてた。

 

うーむ。初めて自転車で遊びに出かけて楽しかったかな?と感想聞くの楽しみにしてたのに。まさかこんなことになるとは思わんかった。自分で思った以上に信頼してた。

 

ばぁばも怒ってるし、私も怒るのもあれだが……息子の命に関わる。他の人も傷つけなかねないことだ。

 

話を聞く限り、事故にあわずに誰かを怪我させていないのは運が良かっただけ。

 

厳し目にいった方が良い場面かと判断し、そこそこの説教。

 

心配だけど、君がルールを守れると信用したからOKしてるんだよ。遊びたい遊びたいいうから、土日も自転車の練習に付き合って、何度もルールを教えてる。

 

午前中に一緒に練習したときは、危ない道は止まっていたはずだろ。親がいなければルール無視でOKか?見通しの悪い道も止まらずに走り抜けるのか?

 

そもそも歩道を走れっつってんのに、何で車道を走ってんだ、こんなんなら自転車乗せられないよ……的な。

 

説教も板についてきたな。

免停は回避しつつも

その後、妻も予定より早く帰宅。皆で自転車のことを考えた。

 

特に、私や妻も車でよく通っている小さな十字路。右も左も見通し悪く、見通しが悪いのに一時停止せずに突っ込んでくる車もある。

 

あの道を止まらずに走るのは、死にに行くようなもんだ。

 

息子は走りながらも「ちゃんと見てた」と言い訳してたが……

 

道路に飛び出してから見るんじゃなくて、止まって安全を確認してから進むんだよ。当たり前だろ!!

 

とイライラがないわけでもないが、今回の話を聞く限り、危険なことを知らなかった、理解が足りなかったことが危険運転の原因のようだ。

 

一度びしっと言ったし、怒りを引きずるのもあれなので、紙に絵を描いてあーだこーだと議論する形をとった。

 

話せば話すほどに認識が甘すぎることがわかってねぇ。

 

息子が今元気なのは、たまたま運が良かっただけ。偶然事故にあわなかっただけ。運が悪かったらこの世にいないよと。

 

今後も我々は、息子を遊びに送り出したあとに「運良く事故にあいませんように」って、ずっと心配して待っているわけか?

 

運頼みで運転してるやつに自転車は許可できない。

 

などと色々と話して、今度の休みにまた歩きながら危険な道の通り方を教えることになった。

 

妻と義母は、一時的でも自転車を取り上げてもいいのではと考えていた様子。

 

でも知らなかったことに罰を与えるのもあれなんで、もう1日やって、それでも次守れなかったら即座に禁止にすると約束した。

 

次遊びに行かせるときは、遠目からチェック。次ルールやぶったら即没収。

 

この辺が落とし所でしょう。

反省している様子だが

自転車一つでここまでの面倒になるかと、ため息ひとつ。

 

私が子供の頃は、よほど適当だったんだなと。爆走して何度か死にかけた記憶もあるし、注意されたこともない。

 

それはそうと、一応義母に怒られた後の息子は風呂場でしくしく泣いていたとか。

 

また説教後の私は引きずらずにヘラヘラしてたのだが、息子が改めて謝ってきてた。

 

「パパ……ごめんね、せっかく午前中いっぱい、自転車の練習に付き合ってくれたのにルール守れなくて……ごめんね」

 

そう泣きながら。

 

父の信頼を裏切ったことが心苦しかったのかもしれん。最近の関係性が良好なことの表れだと受け取ることにする。

 

ちなみに今朝、息子と話し合ったことをばぁばに報告したところ……

 

「あの子は、泣くのは上手だけどね!!泣けばいいと思ってるのかね!!」

 

相変わらずご立腹だった。実際に爆走してる息子を見てるのはばぁばだけなので、相当にハラハラしてたはずだ。すみません。

 

とりあえず次、改めて危険性と乗り方を教える。定期的にチェックし、それでも危険運転するなら没収。友達と遊んでる中で守れるかどうかだね。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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