ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

親が変わろうとすると、どこまでいけるか子供が試してくる話

ネタがないとんぼである、ごきげんよう。

 

いや、書けることは多くある。娘がてんかん発作連発して早退してるし、めちゃくちゃ強い発作があった。ネタというか、事件だ。心配だ。

 

が、娘の記事はポジティブなこと書けそうにないので心のうちに秘めつつ、変化を試してくる息子の話。

とんぼ、進化中

今の私は、進化の途中。ポケモンが進化する時のように、Bボタンを押せば進化をキャンセルできるような、そんな状態。

 

どのような進化かといえば、子供たちを受け入れようというもの。

 

今までのように理想を押し付けることなく、命に関わらなければ積極的に受け入れていく。信頼し、私にできることはやりつつも、子供が決めたことは受け入れる。

 

子供たちの人生だ。親が背負いすぎるのはよろしくない。信頼もしてないし、ただ支配したいだけ。これでは自立とは程遠い。

 

これ受け入れられないなーと感じることは日常にごろっごろ転がってる。

 

それに気づいたら、まずは自分の感情を受け入れて、眺めて。何事もなかったかのように振る舞う。

 

これの繰り返し。

 

少し引きずることもあるが、ほとんどは自然にネガティブな感情は消えていく。第三者から見れば、何も感じてないかのように映ってるはず。

 

今までぶーぶー文句いってたのが消えた。怒りを滲ませていた説教も、やわらかい”お願い”に変わってる。

 

まぁまぁ付き合いやすい父親になったんじゃないかなと。

 

許容量をオーバーして溢れ出すこともあるけどさ。

息子、父を試す

変化を感じ取ったのか、息子がじゃれてくる機会が増えた。周りをうろちょろし、色々話しかけてくる。何かしら関わろうとしてくる。

 

完全に許容できているときは、ベタベタにも嫌悪感はないことに驚く。普通にスキンシップがとれるから、受容の精神の重要性がわかる。

 

こうなってくると、子供心にも何かしら変化が出てくるのだろう。

 

これまでだったら絶対にしないことを、あえて見せつけてくる。特に息子ね。

 

夕食後、シンクを片付けていた時、息子がキッチンの向こう側から身を乗り出してきた。椅子に登って、カウンターごしに話しかけてくる。

 

いつもの光景だが、この日は違った。

 

うちのシンクはハンドル(?)を上下させると水量を調整できるタイプの水洗でね。

 

息子は水が出るか出ないかギリギリのところまでハンドルを上げる遊びをやりだした。水が少しでも出たら失敗、という遊びらしい。

 

徐々にハンドルを上げながら、水がちょびっと出たら戻したりしてた。

 

これ、ちょっと前なら最高にムカついている。水で遊ばないでもらっていい?と嫌悪感丸出しで物申すやつ。

 

でも今の私は進化途中。途中なもんで、これにどう対応していいか悩むわけだよ。

 

んんん?

 

水を出す遊び。これってもったいなくない?

 

世界にゃ水が飲めなくて苦しんでるやつもいるんだぞ。これで遊ぶってどうなの?

 

いやでも、一般的に水遊びすることはある。プールだって水使ってる。水風船や水鉄砲なんて水の無駄なのに許容されている事実がある

 

ならこの遊びも許容範囲内なのか?何かいうべきなのか??怒らないまでも、一言言っておくべきか??

 

………

 

息子がちらちらこちらの様子を伺ってるのがわかる。今の父は、この遊びにどう反応するのか。注意するのか、無視するのか、試しているようだ。

 

で、結局いまいち頭もまわらず、結論も出ず、完全スルーして終わり。特に何もなかった。そんなよくわからない話。

進化キャンセル寸前

息子のこのような親を試す行為は、水だけじゃなく他にもあった。

 

普通に進化途中でキャンセルされそう。まだ完全受け入れ体制は整っていないのに波状攻撃されたらやばい。

 

おそらくこれまでも、私が変わろうと頑張り始めたら息子も変わり始めて、対応が追いつかずに元に戻ってしまうことがあったように思う。

 

寛容になっただけなのに急にベタベタしてくるから、その変化に対応できなくて撃沈する。

 

まー慣れが大きいかなー。意識が強い間に慣れておきたいところだが……

 

ちなみに水道の遊びに関しては、なんて言えばよかったんだろう。

 

水がもったいないよ?

 

うーん。水鉄砲で遊んでたらもったいないなんて言わんしなぁ。

 

などと深く考えてみたが、水洗で遊びだしたのなんてこの一度だけ。

 

本人も水を無駄遣いすべきではないと知ってる。今はまだしも、5年10年後に水洗で遊ぶこともないだろう。

 

とりあえず変に注目せずに、スルーするのが正解ってことにしておこう。あーだこーだ言わなくてもいい場面もあることを学習するときだ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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