ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

"私にもこころがあるから"と、娘が胸をとんとんしてた話

感動話を書きたかったとんぼである、ごきげんよう。

 

タイトルがド直球な感じするでしょう。でも、私にはそんなお涙ちょうだいなブログは書けないのさ。

娘にも心があるんだよ

ここ最近、やたらと元気になった娘。夜は寝ないこともあるが、日中によく喋るようになったのが特徴だ。

 

昨夜も、テレビを見ながらすっごい喋るから驚いてしまって。料理中の私に、大きい声で訴えてくるのである。

 

一回ダンスしたら、しようね!わかった!?

 

ひとつ準備したら、かきかきしたら、まねっこしたりー、ダンスしたりー

 

などと、普段あまり言葉を発さない娘が色々話してくれる。声は大きすぎるが、悪いこっちゃない。伝えたいことを言葉にできるなら、こんなに喜ばしいことはない。

 

顔の高さと目線をあわせて、うんうんと頷きながら、娘の言葉をおうむ返しにしながら聞いていく。

 

そんな中、娘が自分の胸をとんとんして、いった。

 

「私にもー、こころがあるからねー」

 

お、おお、そうか。君にも心があるか。そうかそうか、わかっているから大丈夫だぞ。

 

健常児だろうが障がい児だろうが心がある。寝たきりでも認知症になっても心がある。嫌なことは嫌だし、嬉しいことは嬉しい。

 

"こころ"が何か言葉にはできないが、そりゃ君にも心があるんだろう。それを疑ったことはない。

 

と、娘の突然のアピールに少しだけ感動して、うんうんとうなずいていた。

娘、喋る

デイから帰宅した18時ごろから、こんなふうに色々喋ってくれた娘。微笑ましいから、すべてに相槌を打っていた。

 

それが1時間経っても話は終わらない。食事を配膳しても、喋るのに夢中で食べようとしない。

 

言葉が出るのが嬉しいのかな?とまだまだ微笑ましい。

 

しかし20時をすぎ、いつもの就寝時間になっても喋っている。ベッドに入っても喋っている。

 

22時になっても喋っている。

 

……ちょっとおかしくない?

 

喋るのはいいが、声がでかい。18時に元気いっぱいだなーと感じたのと同じ声量とテンションで22時にも喋っている。

 

隣で添い寝する妻が声かけしたり、話聞いたり、なだめたりと色々やってくれるが、寝ない。とにかく喋り続ける。ベッドの上でまだダンスの話をしてる。

 

睡眠導入剤も精神安定剤も飲んでるのに、さすがにこれは……と一旦起こしてリビングで様子を見ると、目がすわっていて怖い。それでも喋るのが止まらない娘。

 

仕方がないので、先日学んだ通りに不眠時の座薬を挿入。すると、10分ほどで落ち着いて、爆睡。朝まで起きることはなかった。

娘、すべてを口に出す

ぐっすり寝たのか、娘は7時に自分で起きてきた。起きた数分間は少し眠そうだったものの、すぐに復活。

 

ダンスもおわったしーこれもおわったしーこれもあけてからーおわろうね!

 

ゴリラみたーい!真似っこしたみたーい!!

 

ホームページ見てねーばいばーい!!

 

……なんだかよくわからないが、きっと頭の中に出てきたものや言葉・イメージをすべて口に出しているのだろう。

 

何度も書くが、別に悪かない。むしろ発語を苦手とする娘が、ここまで言葉を喋ることはとても嬉しい。どんどん喋ってほしい。

 

ただ、朝だから。朝の7時だから。

 

私はまだ元気もあったので、すべてに相槌をうって、できる限り話を聞くようにしていた。

 

一応、声は小さくしてねとはいいながらも、止めることはしない。どう見ても異常な状態ではあるが、せっかく喋りたいならその気持ちは汲み取ってやりたい。

 

が、息子はやっぱり寝起きでうるさくてイライラしたらしい。息子がベッドでぐずぐずしてると娘がやってきて耳元で叫ぶのだ。

 

朝だよー起きるじかんですよーだめですよー!!

 

手裏剣にんじゃ!!にんにん!!……おかあさんといっしょのまねっこしたりー

 

朝にはふさわしくない大声で喋る喋る。さすがに息子は怒ってしまった。

 

まぁ……それで止まるわけもない。朝からでかい声がずーっと続くのはなかなか、辛いものがある。

爆発しかける

その後もずっと娘は喋り続け、家事をする私についてまわって、そして大声で喋ってた。

 

朝のうさぎの散歩中に転がった糞をちりとりで拾っている間も、後ろでずっと娘が大声で喋ってる。喋ってるから無視をせず、相槌打ちながら掃除する。

 

すると朝食終わりに暇を持て余した息子までやってきた。わざわざせまい空間で、忙しく掃除してる私の隣で風船遊びを始め、私の頭上で風船をぽんぽん叩いて遊んでた。

 

その間もずっと娘は喋っている。

 

……………

 

 

 

 

うがああああああああああああああああ!!!!

 

と、さすがに頭がおかしくなりそうなストレスに見舞われたが、何とか回避。

 

息子には別の部屋で遊んできてと伝えて、落ち着いた後に、「状況を見て行動して欲しい」と伝えると謝っていた。

 

ふぅ。やばかった。よく処理できたな。

 

といったように、ただの愚痴になったけれども、娘が喋るってのは喜ばしいことですといいたいだけの記事。

 

ただ、決して絶好調というわけじゃないので、少し様子を見ていきたい。どうなっていくんだろう。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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