ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

「次何したらいいんですか?」の質問が多すぎるオンライン授業の話

息子のオンライン授業を見守りつつ、娘を見守るとんぼである、ごきげんよう。

 

コロナ禍でイレギュラー対応となっている我が家、娘の睡眠も荒れているしかなりきつい。普通に追い詰められている。

 

まぁ最低限のことはできているので良しとしつつ、オンライン授業で気になることを記す。

何したらいいんですか?

息子は小学校2年生で、今まさにがっつりオンライン授業してる。

 

課題のプリントに沿って先生がリモートで授業してくれるんだけど、たまにあるじゃあないか。各々で問題を解いたり、自分で考えたりする時間が。

 

そんな時間になったら、ほぼ必ず誰かから質問が出てくる。

 

「これ終わったら何したらいいんですか?」

 

出された課題が簡単すぎたのか、あっという間に終わる子も多いようだ。

 

何したらいいかと聞かれた先生は冷静で、じゃあこれ終わった人は◯◯やってくださいねーと指示をする。

 

でもそれもあっという間に終わるわけだ。

 

「これも終わったら何したらいいんですか?」

 

……

 

ほとんどの授業でこの質問が飛ぶもんで、先生も足並み揃わない子供達に授業すんの大変だなーと見守っている。

 

図工の時間で、プリントに描かれた絵に色を塗る時間がありまして。

 

みんながまだ塗っている段階で、息子が挙手ボタンを押して先生に質問した。

 

「これ終わったら、何したらいいんですか?」

 

先生は少し驚いた様子。

 

「え、もう色塗り終わったの?」

 

それに対する息子の返答がこれだ。

 

「まだ終わってないですけど、これ終わったら何したらいいんですか?」

 

聞いてて苦笑いしか出ない。いいから黙って色塗っておけよとしか思えない。

 

先生も苦笑いで、終わってから考えましょうとか、もっと丁寧に塗ってくださいとか言って、息子は渋々色を塗っていた。

 

本当に何していいかわからない時と、今の課題が面倒で集中できずに質問してる時がある。こりゃ大変だわ。

自主性を求めるのは難しいのか

我が家では、最近の休日や暇な時、こちらが無理してまで息子に楽しい時間を提供しないようにし始めた。

 

暇なら暇で、何をするか自分で考えて。暇な時間を過ごすもよし、何か楽しいことを探すもよし、とにかく自分で考える機会を増やそうと試みてる。

 

もし手が空いてて協力できるなら協力(一緒に遊んだり)するよ……という感じ。

 

でもやっぱり、「何するの?」と聞いてくることは目立つ。「何したらいいの?」と聞いてきてた以前よりはマシになった気がするが、自主性はまだまだ育っていない。

 

授業もね。暇なら苦手なところを復習するとか、苦手じゃなくても頭に刻み込むように復習してみるとか、先に予習してみるとか。

 

自分で考えて学習する姿勢は、今後の世界で必要不可欠な要素だと思うのだが。

 

情報が溢れているため、自分で学習する対象を決めて、自分で環境を整えて、集中力を維持できる人が強い時代なんじゃないのか。受け身では生き残れないのではないか。

 

学校教育はどう変わってくのかね。家庭学習で自習のやり方を教える必要がありそうだ。授業で余った時間、本当に暇そうだし。

 

……私に元気があったらね。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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