リアルに精神状態が限界に達したとんぼである、ごきげんよう。
ちょっともう無理かな。ここまでメンタルやばいのはいつぶりかわからん。
妻と息子のケンカでも結構なダメージがある気がしてる。
妻と息子のケンカ
私はあまり息子とケンカはしない。理解を示しながら対応するように切り替えたので、だいぶケンカが減った。
ただこちらの我慢の限界がきて、一時的に注意する頻度が増えるくらい。それでも大声で怒鳴ることはまずない。この5年で数えるくらいしかない。
逆に妻は結構な頻度でケンカする。頑張ってケンカにならないように努めているのはわかるが、それでもケンカは多い。
最近のやつ、二つ紹介しようか。
上着の話
休日の朝、出かける前に子供たちに着替えるように言った。
息子は家用のよれよれシャツ＋ぴちぴちトレーナーを着てたもんで、妻が指示したわけだよ。
「上（うえ）、着替えてね」
妻の中では、シャツもトレーナーもまとめて着替えろって意味だった。しかし息子は、中のよれよれシャツはそのままにトレーナーだけ着替えた。
……書いてて全然大したことじゃないが。
現実は、かなりの大喧嘩になった。
妻ターン。
「私が上っていったら全部着替えてってこと！！」
「家用の汚いシャツは、出かけるには着替えろって前にも言ったよね！？」
息子ターン。
「ママが言う上は、全部着替えろってことなの！？」
「上ではわからない！！」
「下以外ぜんぶ着替えてって言って」
二人して、朝から大声で怒鳴りあっていた。この時の妻はヒステリーと言ってもいいかもしれない。ぶちぎれという言葉では言い表せない恐怖を感じた。
妻が怒れば怒るほどに、それに対抗しようと息子も大声を出す。
何でこんなことでケンカになるのかわからん。皆10時間くらい寝た後だったのに、何かが妻の逆鱗に触れたんだろう。
何でこんなにこじれるかね。
ディスペンサーの話
これは昨夜の話。
息子がトイレから出た直後に、妻がトイレに。しばらくして、息子はトイレに呼び出された。
ディスペンサーから出てきた泡が、ディスペンサーにべったりついていると。汚いし、正しい使い方しないと壊れてしまう。
次からはこうやって使うように……との注意。
確かに、電池式のディスペンサーは水にめちゃくちゃ強くはない。私としても、壊さないような使い方は知っておいてほしいところだ。
……などと遠巻きに話を聞いてたら、息子の反発がすごい。
「オレじゃない！」
「オレはやってない！」
「なんでオレがやったって決めつけるの！？」
……今トイレから出てきたばかりなのが息子で、1時間以上息子以外トイレに入っていなかった。息子以外に誰がやったというのか。
でも息子は認めず怒りだしたもんで、妻も怒り出した。
「もういいから次からこうやってちょうだい！！」
それも聞かないよね。
「だからオレはやってないってば！！」
「なんでママはオレの話聞かないの！？」
……
相変わらずくだらないことでケンカしてるなぁと段々イライラしてきて、二人まとめて注意してしまった。
まず妻。息子がやってない可能性もある。わからなかった可能性もある。間違った可能性もあるし、気づかなかった可能性もある。
まずはそこを認めた上で、次からどうしようと話した方がいい。息子が犯人でおかしくて間違っているから次から注意しろってのは、納得できないだろう。
息子も息子だ。自分が絶対にやってないとは言い切れないだろう。トイレに入ったばかりなのは息子だし、それまで1時間以上は誰もトイレ利用していない。
自分がディスペンサーを汚した可能性くらい認めてもいいのではないか。でもわざとじゃないし、気づかなかったし、悪気もない。それでいいだろ。
誰が悪いとか自分は悪くないとかお前が悪いとか、ほんとどうでもいい。悪者決めて反省して謝ったら世界が変わるのか？
いい加減にしてくれ。
客観的に見ると
妻と息子は基本的に仲はいいし一緒に笑ってるんだけど、何かしら妻が指示したり注意するとこういったケンカになることが多い。
何でケンカになるのか、隣で見てるととてもわかりやすい。
まず、妻は見て・感じたことをそのまま口に出して注意してる。
息子が汚すところを見たり、ルールを破ったり、ほぼ確実に息子のよくない行為があったと妻が確信した上で注意してる。そして息子が悪いと確信してる。
息子は自分がよくない行為をしたと自覚はあるものの、自分がよくないことをしたと決めつけられているのが気に入らない。
わざとじゃないし、自分じゃないかもしれない。最初から悪者扱いされてるのが納得いかない。だから非論理的でも屁理屈こねてでも反論する。
この反論が妻は気に入らない。親には従えとまでは思ってないだろうが、自分は真っ当な指摘をしてるはずなのだ。
非を認めて次から直してくれたらいいだけなのに強い反発がくるから、妻も力づくで主張を通そうと非論理的なことを言い始め、大声になる。
妻が大声出すから息子も大声に。しかし息子の反論に妻は聞く耳を持たず、それがまた息子を怒らせる。
妻
「私の言う通りにしろ！まず謝れ！」
息子
「何でママはオレの言うこと聞かないフリするの！？」
最終的に、このパターンに落ち着く。全然噛み合ってないのに、どのケンカも結末はこれ。
じゃあどうやったら不毛なケンカにならずに、お互いに気持ちよく過ごせるかって話だよ。
見る限り、妻が注意する導入部を変えればかなり上手く回る気がしてる。
今の妻の思考パターンは、息子の行動で何か悪影響があったら即座に息子が悪いとしてる。味噌汁こぼしたくらいで怒るのもその典型。
こぼしたのは息子が悪いからと思ってる。
それは確かにそうなんだけど、そういうことじゃなくて……
悪気はなかった。たまたまやっちゃった。間違えた。知らなかった。気づかなかった。疲れてた。忘れてた。意思の疎通ができてなかった。
さまざまな可能性を考慮した上で、次からこうした方がこぼれないよと話し、あとは信頼する姿勢が必要だろう。
お前が悪いんだから反省しろ！次からやるなよ！
確かにわかりやすくて直球で合理的な言い方だとすら思う。
でもそれで人間が納得するわけではないんだよ。むしろ逆効果なんだよ。息子見てたらわかるでしょう？
私も似たようなもん
くだらないことでケンカすんな！と書いている私が、妻と息子のやりとりに怒り爆発してるんだから自己矛盾の極みやね。
それになんとなく10月の記事読んだら、私も同じように息子に怒ってた。謝れ、反省しろ！！と怒ってた。たった4ヶ月前。
今では私とのケンカはほぼなくなった。スキーマ療法で解決したんだっけ。効果すごいな。
さて、生産的な策として、妻と息子のケンカをフォローすべきか、はたまたスルーを決め込むべきか。悩むところだ。
とにかく疲れたなぁ。
ここまで読んでいただき感謝。
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