ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

この先生き残るためコーピングレパートリーを作る話

なんとか復活したとんぼである、ごきげんよう。

 

昨日はやばかった。私もどんより、妻もどんより。お互いがお互いのせいにして、最悪の空気だった。

 

しかし復活して、今朝は笑顔で始まった。コーピングの重要性を知った話。

音楽で復活とんぼ

昨夜は完全に意気消沈していて、何かに立ち向かおうなんて微塵も思わなかった。

 

また前を向いて歩いていくために生産的な活動をしようとも思えない。夜に寝ようとも思えない。右肩下がりで悪くなっていく。

 

仕事から帰ってきた妻の表情も最悪で、夫婦間の空気も最悪。

 

何とかせんといけないが、じゃあこれでスマホ閉じ込めてて無理矢理眠れば回復するか?と言われれば……微妙でしょう。

 

そもそも寝たくないもの。寝てどうすんの。明日になったらどうすんの。明日になってほしくないんだから、寝るわけないじゃないか。

 

クソみたいな人生だ。かと言って逃げるわけにもいかん。

 

うーんうーん。どうしたら前を向けるのか……と考えた結果、音楽を聞いてみることにした。

 

いつもスマホで現実逃避をする時は、お笑い番組とアニメしか見ない。車以外で率先して音楽を聴くことはない。

 

でも音楽は好きなんだ。カラオケも好きだし、楽器も好きだ。

 

コロナ禍でカラオケは無理でも、好きな音楽を聞けば何か気分が変わるかもしれない。

 

やる気もいらない。イヤホンつけるだけ。まぁ何も変わらんだろうと期待もせず、音楽聴きながら夕食を作り始めたわけだよ。

 

そしたらどうだ。

 

鼻歌まじりに踊りながら料理を作っている私がいた。

 

……いやすごくないですか?30分くらいでテンション爆上がり。音楽すげぇ。

 

メロディに癒され、歌詞に癒され。励まされまくって、折れた心が30分で回復した。

 

昨朝にはまともに顔も見れなかった息子にも、帰ってきたらハグができて。ベターっとくっついても大丈夫。妻にも謝った。

 

そうか。もう一度戦ってみようと思えたなら、こんなに世界は明るくなるのか。

 

そういえば、ひきこもりから社会復帰した時、たった4時間のバイトが苦痛で苦痛で、死にたいくらいに嫌だった。

 

あの時も、音楽で何度も立ち直っていた記憶。音楽に助けられてますね。

コーピングレパートリーの重要性を知る

さて本題はここから。

 

私は基本的に自分が好きなストレス対策をがっつりやっていくタイプの人。

 

筆記開示のような認知行動療法、瞑想、食事睡眠運動とか、気に入ったものを習慣として毎日続けていくことで健康な精神を保つことを目的としてた。

 

しかし今回のように、色々と悪条件が重なるとそうもいかないんだ。

 

年末からイベント尽くしで子供たちと過ごす時間も多く、娘が最高に荒れて、しまいにゃコロナ禍でオンライン授業+休日も家族でべったり。気付いたら2月だ。

 

私も限界で妻も限界。

 

ここまで負荷がかかり息付く暇もないほどに追い詰められた場合は、今までの習慣程度では乗り越えられない。習慣を続ける時間もパワーも削り取られる。

 

じゃあ精神的ダメージがたまって押し潰されそうになった時、一体何をどうすればいいんだろう?何をすればまた戦おうと勇気を振り絞れるんだろう?

 

今回は音楽に助けられたが、毎回音楽が効くわけじゃない。癒されない時もあるし、もういいよって時も確かにある。

 

考えた結果、コーピングレパートリーを作った方がいいのではないかと結論づける。

 

コーピングとは、ストレスへの対処のこと。レパートリーは料理のレパートリーとかと同じ意味。

 

つまり、ストレスへの対処法のレパートリーを作りましょってことだ。

 

ストレス関係の書籍でよく紹介されているもので、最低でも100個以上ストレス対策を何かに書き出して、持ち歩いて、ストレスを感じたら適宜レパートリーから使用する。

 

ストレス対策を書き出すだけでも、自分にはこんなに解決策があるんだと安心感を得られる。もし効果がなくても別のものが試せる安心感もある。

 

その時思いついた策を試して効果なしでもうダメだ〜じゃなくて、100を超えるストレス対策が紙にびっちり書き出してあれば……また違ってくるのではないか。

 

音楽がダメでも、他のストレス対策を試していけばどれかは効くはずだ。なんせ100個以上あるのだから。

 

何より、どうしようもない時に頭で考えてあれやってみよう!とかはなかなか思えない。事前にレパートリーを作ることが今後の助けになるはずだ。

結構重要なんだけど

コーピングレパートリーの存在は数年前から知っていて、一度作ったこともあった。

 

ただ使えなかった。

 

スマホに書き出したはいいものの、ストレスを感じた時にそれを開くのが面倒で。結局一度も見ていない。

 

なので、今回は紙に書き出してみたい。

 

最近は毎日手帳とノートをつけて、自分の行動や考えを記録するようにしてる。だいぶアナログの良さがわかってきたのもあるからいけそう。

 

ノートは毎日使うから、A4紙にストレス対策がーっと書いてラミネートしてノートに挟んでおこう。そうすればすぐに見られる。

 

ちなみにコーピングレパートリーは以下のような箇条書きのイメージ。

 

音楽聴く

庭に出る

深呼吸をする

腕立てをする

うさぎをさわる

歯磨きをする

爪を切る

コーヒーを飲む

ハーブティー飲む

お風呂に入る

猫の写真を見る

動物の動画を見る

……etc

 

細かくわけてもいいし、簡単すぎるものでいいので100個以上、多ければ多いほどいいそう。使ったら対策は、効果の有無も記録するとさらに効果あり。

 

……というわけで、2時間かけて作ってみた。個人情報なのでぼかしたが、285個しか出なかった。1000は欲しいな。

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皆さんもぜひ元気なうちに作ってみてはいかがでしょうか。ストレスに押し潰された時に、こんなん作ってられないですよ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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