ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

息子がいない一週間、娘だけでも普通にきつかった話

何とか日曜日を乗り越えられそうなとんぼである、ごきげんよう。

 

妻の3回目のワクチン接種が昨日あり、副反応で熱が出ていた。それに娘もまだまだ好調とは言い難い。人生とは理想通りにいかないものである。

 

さて、今週きつかった話。

息子がいなかった1週間

娘が荒れているため、妻の実家にて息子を預かってもらってちょうど今日で1週間が経過した。

 

我々としては2~3日くらい預かってもらう感覚だったのだが、義母的には無期限でも構わないような言い方。息子をずっと預かることも覚悟してる感じ。

 

そんなに我が家がやばそうに見えたのだろうか。娘が落ち着くまで預かるよと何度も言われた。

 

夜に寝られた翌日には、じゃあ今夜は息子を呼び戻そう!という話に何度かなったのだが……妻も残業続きだし、娘の暴れっぷりは継続中。

 

ずるずる伸びて伸びて、1週間が経ってしまった。

 

娘はいいとして、息子の精神状態が気になるところ。見る限り、楽さ半分、寂しさ半分といったところか。

 

地域の感染者が少ないためにオンライン授業が終了し、息子は毎朝学校に行く。自宅から学校へは徒歩で30分かかるが、義母宅からだと5分でつく。

 

私がいないからテレビを自宅よりは自由に見られるし、叩いてくる娘もいないから自由に過ごせるし、よく口喧嘩する妻もいない。肉まんも食える。

 

総合的に見て、ばぁばと二人で過ごすのはとても楽だと思われる。

 

でもやっぱり寂しさはあったようで、私が海に出かけて帰ってこない夢を見て泣いていたそうな。何で私なのかはわからん。

 

窮屈な自宅だけども、息子にとってはこれが家族だからなぁ。何と言っていいやら。

息子がいない自宅は……

そんなわけで、1週間息子はお泊まりでずっといなかった。

 

息子がいないんだから、我が家は相当に楽になることを期待していたが……そんなことはなかった。

 

娘がずっと引っ張って叩いて押して引っ張ってくる。何度も何度も引っ張ってくる。絵本も何回も呼んで、何度も叩かれ蹴られて。

 

1日が終わったあとの疲労感がやばい。

 

えぇ?普段はこれに息子がプラスされてたわけか?よくもまぁ乗り越えてきたな、信じられない。

 

息子がいないことで精神的・物理的負担は減ったのだろうが、楽かと言われればそうではなかった。娘一人でかなりのもんであった。

 

いやはや、子育てってのは簡単ではないな。勉強になったよ。

娘に顔蹴られて笑って寝た

そんな1週間を経て、本日息子が帰ってきた。

 

娘が多少は落ち着いているから、夜も寝られるだろうと判断したもんで。

 

……まぁ夜から見た映画は娘だけほとんど集中できず、何度も私を引っ張って妻を攻撃していたし、寝る前には相変わらずの手足振り回しで顔を蹴られたし。

 

それでも息子が同じ部屋で寝てるから、ちょっと面白かったよ。

 

足振り回してる娘を見て、息子が言うんだ。

 

「パパ、これ"多少"落ち着いてないんじゃない?」

 

……私かな、多少は落ち着いたって言ったの、笑うわ。

 

いやでもこれこそが我が家だろ?寝ようとしてるのに足振り回されてぎゃーぎゃー言ってるのが我々家族だろう?楽しいだろ息子よ!

 

とか何とか冗談混じりにいってたら、妻が息子に言った。

 

「……おかえりなさい」

 

ホラーみたいでみんなでゲラゲラ笑って、就寝しました。

 

ホラーより怖いかもしれない我が家ではあるが、笑えるならまだまだいけるな。ではでは、寝ます。おやすみなさい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。

にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ