野次馬根性丸出しのとんぼである、ごきげんよう。
息子の仲の良い友人二人の間で、また微妙ないざこざがあるらしい。色々と思うところもあるので、私見を交えつつ紹介していく。
友人のいざこざ
息子がよく遊ぶ友人が二人いる。イメージしやすいように、この二人をガチャピンとムックとする。
先日は息子とガチャピンムックの三人で、ガチャピン家のガレージで遊んでいたそうな。
追いかけっこやら何やらしてはしゃいでいところ、調子に乗ったムックが折り畳みテーブルの上に飛び乗ったとか。
キャンプ用のテーブルだったそうで、ムックの重さに耐えきれず修復不可能なレベルでぶっ壊れたんだと。
ムックはごめんごめんと謝りはしたものの、ガチャピンは真っ青。怒ると怖いお父さんが愛用してるテーブルだったもんだから、こりゃまずいと焦りまくり。
おそらく1万円以上するテーブルだ。笑ってすませるはずもなく、ガチャピンは弁償を求めたとか。
自然な流れだね。人のもの壊したら、責任とらないといけないね。
……それが、ここからこじれ始めた。
ムックはムックで、友達の物を壊したと親には絶対に言いたくないというのだ。
息子が一緒に言いに行こうかとムックの家の前まで行ったのに、ムックに止められたんだって。言いたくないって。怖いって。
ガチャピンはとにかく弁償さえしてくれたら何でもいいのだが、ムックが親に言う気がないから参ってしまって。
一応は、ムックを信じてその日は解散したそうな。
当日の夜にこの話を聞いて、さすがにムックは親に言うだろうねーと話してた。翌日には、ガチャピンの家に親子で謝りにいくんじゃない??とか。
でもそんなことはなかった。
ムック、絶対に言わない
ムックがテーブルを壊したのが日曜日の話で、火曜日になった今日まで親に言ってないそう。絶対に言わないと心に決めたようだ。
さすがにそれは……と痺れを切らしたガチャピンは、今日ムックの家に行くと決めたんだって。親に直接弁償をお願いするって。
めちゃくちゃこじれてんじゃねーか。
ムックが自分で言わなくても、どうせガチャピンから報告がある。人の大切なものを壊したのだ。それ相応の責任が生ずる。
どちらにせよ怒られるのだから、自分から親に言った方がまだ傷は浅いはずだが……このままでは、親の信用も友達の信用も失いかねん。
ムックの親がよっぽど怖いのか、失敗にめちゃくちゃ厳しいのかわからんが……
実は、話を聞く限りムックよりガチャピンの父親の方がかなり厳しいと聞いている。
そう考えると、ガチャピンの方がかわいそうだ。弁償してくれないと、べらぼうに怒られるから必死なんだろう。別に壊したのガチャピンじゃないのに。
どうなるんだろう、この二人。もともと馬が合わない二人だったが、今回の事件で縁が切れたかも……と息子が心配してた。
親子の信頼関係があれば
野次馬根性丸出しの話を書いてきたが、本題はここではない。
ムックが親に言えないのはなぜなのか?どうすれば親に言えたのか?
それが気になっている。何で言えないんだろうって。
よその家のことはよく知らないが、親子の信頼関係がしっかり築けていれば報告できたのかな?普段からよっぽど叱りまくっているとか?
頭ごなしに怒るのではなく、子供の話をちゃんと聞く姿勢があれば言ってくれるのか。かといって失敗に甘々でも問題か。
おかしなものはおかしいと、次からどうするか一緒に考えられるような、親子一緒に解決策を考えていけるような関係を築けるといいのかね。
ムックの話を聞いてると、子供がしんどいよ。ガチャピンとは今後も仲良くしたいはずなのに、怒られるのが怖すぎて筋も通せない。苦しいだろう。
親が悪いとも言わんけどさ。難しいところだ。
どちらにせよ、大失敗したことを親に報告するのは怖くて気が重いもの。少しでも話しやすい関係性を普段から築いていきたいね。
あとはしっかり保険に入っておけばまぁいいでしょう。わざとではないとしても、突然弁償だと言われたら頭抱えるわ。
では、今日はおしまい。
ここまで読んでいただき感謝。
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