ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

もっと勉強できる中学に行きたいと言い出した小2の息子の話

子供の進路を考えるとんぼである、ごきげんよう。

 

なんか知らんが、息子が突如近くの中学校には行きたくないと言い出した。どうした急に、何があったんだお前に。

 

そんな小2の息子の未来を考える話。

パイロットになりたい息子

息子はいつからか、将来の夢はパイロットだと言うようになった。

 

いわゆるお子様の夢ですね、と微笑ましくスルーしてたのに、最近になって少し本気感を出してきてる。

 

「オレ、(地元の)○○中学に行きたくない。だってもっと勉強しないとパイロットになれないんでしょ?」

 

うーん、どうかな。そもそもパイロットになるルートを親の私たちが全然理解してないから、なんとも言い難い。中学までは地元の公立でもいい気もする。

 

その前に、君は勉強がしたいのか?勉強は好きじゃないと思っていたんだが。

 

「オレ、パイロットになるなら勉強するよ」

 

……はぁ、そうですか。これまで一緒に過ごしてきて、こやつが勉強が好きだとか、自分から勉強しようとか、そんな話聞いたことない。

 

それに以前に塾がどういうもんか説明してたら、ムリムリムリー絶対に塾は行かない、友達と遊びたいと塾を鼻で笑ってたやつが、パイロットのためなら勉強するって?

 

いやいや、普段の勉強こそがパイロットに繋がる勉強だろ。今勉強を率先してやらないやつは数年後もやらん。数年後の自分は今の自分の延長線上にあるんだよ。

 

中学になった自分が別人のようにバリバリ勉強してるとでも思ってんのか。本当にやる気があるなら、今すでに勉強やってるぞ。

 

とか、すっごい批判的な空気を出しちゃった。あはは、ドリームキラーやってますね。

 

なんでだろうね、一般的には親の方が子供に勉強させたがるもんだから、嬉しい話のはず。

 

おそらくこれまでの言動・行動と一致してなさすぎて、受け入れられないんだろう。友達と遊びたい!勉強したくない!ばかりだったくせに急に何言っちゃってんのって思ってる。

 

それでも本人がやる気を出したなら悪いこっちゃない。

 

だから真剣に考えて息子に色々と質問するんだけど、思った以上の熱量の返事が出てこない。

 

公立中学以外を検討するなら中学受験とかそういう話になってくる結構大きな話なのに、息子は話を聞いてるのかと疑いたくなるレベルでリアクションが薄い。

 

近くの学校じゃないなら送迎問題もある。寮に入るかもしれん。

 

様々なテーマで質問を飛ばすが、何を言っても響かない壁に話しかけているような感覚。ぼけーっとしてる。

 

どこまで本気なんだ?何て言えばいい?

こだわる気は無いが

どちらかといえば好きなように生きなさい派の父ちゃんなので、今まで勉強をするように勧めたことはあまりない。宿題はやったら?程度。

 

いい大学に行けとか、大企業に就職せえとか考えたこともない。死ぬときに納得して逝くならいいじゃないか。

 

……しかし、息子がパイロットに本気でなりたいというなら話は変わってくる。目標とする学校が生まれ、目標とする就職先も決まるだろう。

 

それらゴールへの道のりを手伝ってほしいというなら、そりゃ手伝うよ。本人の意思なら最大限汲み取ってサポートするさ。それが私の納得できる人生だから。

 

というわけで、息子の本気度合いはわからんけども、まだ8歳だから親の介入が必要になってくる。

 

そもそもパイロットという目標だけあっても、何すればいいかわからんじゃないか。

 

色々息子に聞いても何も返ってこないのは、具体的なプロセスがまったくわからんからだ。

 

勉強が必要なのか、どれくらい必要なのか、塾に行く必要があるのか、休みはあるのか、部活はできるのか、いつから勉強を始めるのか、どこの学校に行くのか、じゃあ結局今の自分は何をすればいいのか。

 

何もかもわからない情報を、親が集めてわかりやすくまとめて、息子に提示して。で、おそらくこんなルートを辿ることになるが、どうする?やりたい?と聞いてみる。

 

少なからずつらい道を歩むことを前提に、それでもやりたいならサポートするし、嫌ならやめてもいい。

 

せめてそれらを判断できる材料は集めてからの話だな。ふわふわーっとした知識だけであーだこーだ話してもまったく話が進まんかった。反省。

金を用意せえ

というわけで、さきほど家族でパイロットになる方法を調べて、大体把握した。息子もそれでも行きたいらしい。

 

その後もざっと調べたところ、高専を経て航空大学校に行くのがおそらく知識・技術的にも就職的にも、親の金銭的にも万全の布陣っぽい感じ。

 

ただ航空大学校の倍率がおよそ8倍。8人に1人しか受からない学校ってまぁおっそろしい。生半可な覚悟じゃ入れない。

 

息子が18歳の頃にはそれなりの資金を用意できるように今すでに調整してるけれども、実際どうなるかわからんなぁ。

 

パイロットになるにせよ、他の仕事につくにせよ、やっぱりお金は必要ですね。お金お金いうの嫌いなんだけど、家族の夢のためにお金を稼ぐのはまったく嫌悪感なし。

 

むしろ自分のためよりやる気は出る。今のうちに頑張って多くのお金を稼いでいきたい。何があってもいいように。

余談

さきほど寝る前の息子に、パイロットになるなら今から塾行く必要があるかもしれないと話したら、テンション下がって何も言わなくなってた。

 

塾行きたくねーんじゃねーかw

 

まぁ焦る必要はないから自分で判断してくれ。

 

ただね、夢を叶えるために何かを諦めなきゃいけないことは現実にある。多少の苦痛を受け入れて夢に向かうもよし、夢を持たず娯楽に人生を見出すもよし。

 

どんな人生を歩もうとも、サポートはするつもりだから。悩みなさい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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