家事終わりとんぼである、ごきげんよう。
気合の入った食事を毎日は作らないけれど、たまには作るじゃないか。週に1~2回ならちょっと頑張ってみようかなって。
それなのに甲斐がなかった小話二つ。
甲斐がない夕食
スコップイタリアンハンバーグ
昨日はそこそこに材料費もかかったこの料理、スコップイタリアンハンバーグ。
トマト+ブロッコリー+パプリカ&チーズ。底には大量のひき肉+玉ねぎがしきつめられている。あまり映えてないな。
でもこんなん誕生日とかにしか出さないやつじゃないか。平日の夜にこんな料理出るわけない類のやつじゃないか。
だから皆が喜ぶかなーと思っていたのに、帰ってきた息子は怒っていた。
理由は割愛するが、とにかく怒って不満をぶつける息子と、それに合わせて怒りだした妻がちょっとした口論になった。息子は泣いてしまった。
「もういいから、私は先に食べるよ!!」
息子を見限った妻は、何のリアクションもなく夕食を食べ始めた。普通のトーンで「おいしい」と言っていた。娘はノーリアクション。
息子はしばらくして一人で席について、何も言わずに黙々と食べていた。
……お、おまえたち。さすがに甲斐がなさすぎるのではないか?
カルボナーラトースト
本日の夕食はカルボナーラトーストがメインディッシュ。
生クリーム+ベーコン&チーズに、温泉卵をのっけたシンプル料理。でも結構めんどうくさいし材料費もそこそこにする。
もともとは、アプリを見て妻が作りたいと言った料理。材料は買ったものの、忙しい妻が作れないままにパンの消費期限が到来。
仕方なく私が作り……味見をしたが上出来。温泉卵の出来もいい感じ。
家族に提供すると子供たちはバクバク食べてくれた。
しかし妻だけが不満そう。
「なんか思ってたのと違う」
「おいしくない。生クリームのせいかな?」
「牛乳が強い気がする」
「これはちょっと失敗したなー」
「この料理選ばなければよかったね」
「まずいね」
……
そこまで言っていいのは作ったやつだけだろ!!!
しかもなぜか何度も謝ってくるのだ。
「ごめんね、おいしくなくて」
……いや、妻が選んだレシピなのは確かなんだけど、おかしいなと思って。
さも自分がすべて作ったかのような言い方をしてくるが、君は料理の画像を見て決めただけだろう?
材料買ったのも、作ったのも、味調整したのも全部私。
紛れもなく、これは私の料理だよ。
などと文句を言われて不満である旨をそのまま妻に話したら、恥ずかしそうに高笑いしてた。まぁいいか。
あとあと聞けば、妻はカルボナーラ嫌いなんだって。何でこれ選んだ。
味見したらめちゃくちゃ美味しかったぞ。
期待を裏切られることも多い
今はアプリ頼みで料理を全部作っている。上の二つもそう。
以前より料理はかなりやりやすくなったとはいえ、たまにストレスを感じる時はどうしてもある。
美味しそうだなーと思って大量に作ったのに、子供たちから大不評だったとか。これは喜ぶだろうなーと思ったらノーリアクションだとか。
まぁそんなことまでアプリは面倒見てくれないよね。私の心の問題でもある。
実際のところ、アプリ使ってなかったらこんな料理絶対に作らない。総合的に見て、大きくプラスなのは間違いなし。
私が子供だったら、上みたいなの出てきたらめちゃくちゃ喜んでたはずだけどなー。
ここまで読んでいただき感謝。
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