ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

娘のありがた迷惑な行為に注意しないようにしたい話

娘の様子がおかしくて困ってるとんぼである、ごきげんよう。

 

日本周りで立て続けに台風が発生した影響か、娘がおかしくなってきた。あんなに調子がよかったのに。

 

ただ注意も良し悪しあるよなぁ。

 

◆家族の紹介

娘のありがた迷惑な行動

ここ1ヶ月の娘はてんかん発作もほぼゼロ、調子が良すぎると思ったら、急激に荒れ始めた。

 

夜にやたらハイテンションで大声で喋り始めたり、朝も早起きして大声出しながら家中を歩き回ったり、妊婦の妻の胸を殴る、テープを投げる……などなど、ちょっとおかしな行動が目立ち始めてる。

 

他色々と今までにやらなかった動きをするから、注意してたんだけど。どうなんだろうね。

 

例えば今朝は、汚れ物カゴに入っているものをまとめて洗濯機に突っ込んでいた。

 

明らかに量が多すぎて洗濯機が作動しない量だ。色物と白物の選別はさすがにわからないようで、とにかく突っ込む。

 

またお風呂後に体を拭く時、タオルを渡すと自分ではなく私の体を拭いてくる。自分の体を拭いてねと言ったら、今度はステンレスの蛇口を吹き始めた。

 

体を拭く前にタオルがびっちゃびちゃだ。困る。

 

洗面所のシンク周りが少し濡れているのが気になったようで、風呂用のタオルを2枚使って拭き始めたり。拭くにしてもそのタオルじゃないし、使い方ももったいない。

 

などなど、単純に迷惑な行為が目立つ。無駄に洗濯物を増やされてるのも嫌だし、洗濯機からまた取り出して振り分けるのも二度手間だ。

 

やめて。

これやらなくていいよ。

これはちがうよ。

まちがってるよ。

 

などと何も考えずに注意してたのだが、ちょっと考えを改めようと思いまして。

テレビで見た女性

ちょっと前にNHKの番組で、障がいのある女性画家のドキュメンタリーをやっていた。かわいい女の子のキャラクターの絵をメインで描いてるようだ。

 

興味深い番組だったのだが、一つ気になったことがある。

 

この女性は絵を描きながらも、子供の頃に言われて嫌だった言葉がフラッシュバックするようなのだ。

 

絵の隣に色々と文字が書かれていてね。

 

うろ覚えだが、"やめなさい"とか、"これはやってはいけない"とか、そういった否定の言葉がいくつか目に入った。

 

それ見て、私の娘対応がまさにこればっかりだと罪悪感を抱く。

 

これはやるな、あれもするな、今じゃない、こうじゃない、そう注意されて強制的に止められることが、後にフラッシュバックするくらい嫌なのか。

 

きっと娘にとっても、相当ストレスなんだと思われる。

 

強めに注意しないと伝わらないことももちろんあるし、何もかも自由に好きなようにやっていいかと言えばそうじゃないんだけども。

 

それが本当にやっちゃダメなことなのか、やめろと言うほどのことなのかは、吟味する必要があるなと感じたわけです。

せめて

だからせめて、今回のようなありがた迷惑行為に関しては言い方を変えていきたい。

 

決して完璧な行為ではない。今やらなくてもいいことだし、他にいい方法があるし、私がやった方が早く綺麗に無駄なく終わるし。

 

それでも娘からすれば、手伝いたいとか、いつも親がやっていることを自分がやってみようとか……何と言うか別に悪気がないんだよね。

 

なので、注意して止めるのではなく……感謝の気持ちを述べるような、批判せずにより良い形を教えられる声かけにしたいもんだ。

 

あぁ、洗濯物入れてくれたんだ、ありがとう。あれ、ちょっと多いね、少しわけようね!

 

蛇口濡れてるから拭いてくれたの!?ありがとう。タオル濡れてないかな??自分の体から先に拭いた方がいいかもしれないね!

 

……とか。

 

何と言うか、すごく初歩的な話を書いている気がする。普段の声かけのやばさがわかるな。

 

気合い入れ直して、娘への声かけを改善していきたい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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