朝シャンとんぼである、ごきげんよう。
朝洗顔がいいときいて朝シャンを5年ぶりに再開した。結婚前は毎朝入っていたなぁ、懐かしい。
結婚したら朝シャンする余裕はなくなって自然消滅した記憶。今なら普通に入れてしまう。すごいことだ。そして朝シャンし始めてから肌が荒れると言う。
さて、そんな朝にちょっとしたいざこざがありまして。
息子、怒る
息子は7時に学校に歩いて行くし、娘は8時前までゆっくり寝てくれる。妻がいない朝なので、一人ずつ対応できるのは非常に助かる。
が、先日は雨が降りそうな天気。歩いていけないこともなさそうだったが、息子は車で行きたいとのこと。
土砂降りになる可能性もあるから了承して、8時前まで息子とダラダラ。そんで娘を起こして食事介助をしていたところ、息子が怒り出した。
「また姉がオレのところにゴミおいてる!!姉!!ここは姉のゴミ箱じゃないよ!!何回言えばわかるの!?」
我が家には子供たちのカバン置き場があり、二人それぞれ専用の収納棚となっている。
そこに、娘が絵を描いたあとの紙を入れるのだ。しかも自分のところじゃなく、息子のところに。これが気に入らない息子は怒る怒る。
何で娘専用の場所があるのにそこにいれないのか、オレのところにゴミをいれて嫌がらせしてるんじゃないのか、なぜ何度注意してもきかないのか。
そう、これが初めてではない。何度となく注意して、それでも聞かないから怒り、それでも聞かないからまた怒り、そしてこの日の朝もまた怒っていた。
さらに今回は朝っぱらからヒートアップしてしまってねぇ。
「もういい!!姉がこっちにおいてるやつ全部捨てるよ!!」
ぶちぎれお母さんみたいなことを言い出して、本当に紙を捨てようとし始めた。
これ思い出したわ。懐かしい。
うーん。確かに絵を描いたあとの紙だし、保管するほどのものではない。ゴミっちゃあゴミだ。
ただ対応方法が気になるじゃないか。ムカつくからって相手のものを了承も得ずに全部捨てて、まるっと解決!!とはならんだろう。
ここまではスルーを決め込んでいたが、息子が紙をがっさがっさ集め出して本気で捨てるモードだったので止めにはいった。
ちょっと待てと。本当にそれでいいのかと。
もっといい方法があるんじゃないかと話をしたところで娘がぶちぎれ。自分の物が捨てられると何となく察したらしく、息子を引っ掻き出したので速攻で止めた。
やめろやめろ、今は絶対に攻撃するな。ただでさえ怒ってるんだ、めちゃくちゃややこしくなるじゃねーか。
目的を考えろ
これが平日の朝の8時だよ。学校始まっちゃうよ。何やってんだよ。
とりあえず時間がやばいので話は切り上げて車に乗せて。そこから息子に少し話をした。
怒るのはわかる。気に入らんのもわかる。何で何度言っても聞かないのかと憤りを感じるのも理解する。
しかしよく考えてほしい。何回怒っても聞いてくれないってことは、効果がないってことだ。今後も何度怒っても聞いてくれない可能性が高い。
なにせ息子の棚だけじゃなくて、重要書類置いている棚にも娘のお絵描き紙が散乱してる。大事な紙にまで書き出すんだよ。
私も何度も言ってるが聞いてくれない。なら別の方法を考えるしかないじゃないか。
そして解決策として、紙を全部捨てようとしてたけども……それで何かが変わるのか。今後も娘は君の棚に紙を置き続ける。その度に君が怒って紙を捨てるのか。
それはつまり、君が娘のゴミ捨て係になるだけじゃないのか。しかも捨てるの見つかったら娘が怒って攻撃してくる。
ゴミ捨て係になって攻撃されるのが本当に望んだゴールなのか。
違うでしょう?自分の棚に紙を置かれないのがゴールなはず。ならもっと別の方法があるはずだ。
棚の位置を交換するとか、娘がわかりやすいような目印を作るとか。そういうの考えようよ。
……といった話を車でやったものの、あまり納得してはいないようではあった。ただ”自分が紙を捨てるのは、自分がゴミ捨て係になるだけ"というのはちょっと引っかかった様子。
息子の場合、勝手に捨てることは鬱憤を晴らす以外のメリットがない。いや、娘が嫌がることをして鬱憤を晴らすことそのものが目的だったんかな。
わからんでもないが、何も解決せんな。
ちなみに私は何も言わずにゴミ捨て係やってます。
家族会議が必要か
朝からどっと疲れてどうしたもんかと考えたところ、定期的な家族会議が必要なのかもしれないとふと思った。
以前にも思った気がする。いまだにやったことない。
子供たちはまだ何かしらの改善案を出すような習慣が身に付いていない。
問題点を探し、アイデアを出し、実行して解決する。このプロセスができないと、ひたすら同じストレスと付き合い続けることになる。
そういう意味で、家族全員で問題点を出し合って、解決策を探って行くような時間はあってもいいのかもしれない。息子も話についていけるような年齢になっているはずだ。
子供だけでは解決できない問題もあれば、子供自身が解決する問題もある。責任が誰にあるのか意識することもできるかも。
まぁまずは暇な時間に一度やってみようか。娘が紙をいろんなところに捨てる問題について話し合うとかね、面白そうではあるな。腰が重い。
ここまで読んでいただき感謝。
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