ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

母の乳がん手術、無事に終わって元気そうな話

一安心とんぼである、ごきげんよう。

 

母の乳がん発覚から半年もたたず、手術も終わってすでに退院した。実家に頻繁に顔を出すわけではないので、あっさり終わったなーという感想なのだが。

 

母としてはどうだったんだろう。

 

◆家族の紹介

乳がんの母

ホルモン療法で様子を見ていた母の腫瘍はだんだんと小さくなり、予定通り手術をすることになった。部分摘出か全摘出か最後まで悩んで、全摘を選択。

 

手術直前の検査ではガンの転移も見られず、入院するその日にすぐ手術の流れ。

 

コロナ禍のため家族の誰も付き添いできず、手術後も面会謝絶。手術が始まる予定時刻だけは知ってて、終了時に連絡が来るという。

 

がんの手術だってのに、家族の付き添いもできない時代になってるんだね、つらい話だ。

 

自宅にてまったく実感がないまま母の手術の時間がきて、連絡が来るまでははらはらしてた。

 

14時半から手術開始なのに、19時ごろまで連絡がこないもんだから何かあったんではないかと。

 

実際は無事に終わり、転移もなし。何の問題もないとのこと。夜には目を覚まして話せる状態になり、翌日には歩いて公衆電話まで行って、姉に電話をしてきてた。

 

ご飯も食べるし、いつも通りの母だったとのこと。

 

入院三日目には私にも電話が来て、それはもうマシンガントークだった。公衆電話でこんなに喋り続ける人いるのかってくらい、300円分の通話が終わるまでずっと母は喋り続けていた。

 

電話代もったいないから早めに切った方がいいのでは?と頭をよぎったが、やめておいた。誰でもいいから話がしたい感が伝わってきて、かわいそうだった。暇なんだろう。

 

元気で歩けるのに、手術跡から血が止まらずにしばらく入院が続く。暇で暇でどうしようもない……といった感じで、わざわざ公衆電話で金払って話すまでもないようなことをひたすら話していた。元気だ。

 

1週間ほど入院して、昨日かな。無事に退院。退院おめでとうの電話をしたら、それはそれは元気そうであった。

 

入院中は大部屋で、他の入院患者の人間観察をしていたっぽい。

 

みんながスマホ持って電話してるから、その会話が聞こえてくるのが面白かったとか。母の話を聞きたかったのに、同じ部屋の患者の話ばかり聞かせてくれた。

 

わからんでもないが。

これからどうなるか

腫瘍部分も含めてまとめて摘出済み、一応は今後5年間はホルモン療法を続けるとのこと。とりあえずは完治ってことになるんだろうか。

 

大事な体の一部がなくなったことで精神的に少なからずダメージを受けていると思われるので、退院祝いでも持っていってあげようか。誕生日も近いし、敬老の日もあったし。

 

病院が付き添い禁止で面会謝絶だからか、正直言って母が大手術をしたという実感がほとんどない。何となくあっさりすぎて違和感がある。一緒に住んでないのもあるのかね。

 

決して簡単な手術ではなかったはずなのだが。

 

とにかく無事に終わってくれてよかった。近々顔見てこよう。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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