ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

妻と息子と別居することになり、娘と二人暮らしの話

二人暮らしとんぼである、ごきげんよう。

 

人生には様々なライフステージがあるというが、まさか娘と二人で暮らすステージがあるとは思わなかった。

 

完全別居ってわけじゃ……いや、どうだろう。

 

◆家族の紹介

妻と娘の現状

最近書いていた通り、妻が妊娠して早5ヶ月以上経過。お腹は大きくなってきて、赤子が内部からお腹を蹴ってくるようだ。

 

しかし妻は10歳の娘に外部からも蹴られるという、なかなか聞いたことない超レアな人生を送っている。

 

ストレス半端ないだろう。

 

娘が荒れてるってんで息子は先週からすでに妻の実家にお泊まり中、落ち着くまでは泊まっている予定だったが状況が変わった。

 

妻のお腹が攻撃されるリスクが半端じゃないのだ。

 

もともと、言いたくはないが妻は声かけがあまり上手くはない。というかすぐに感情を表に出してしまうために、火に油を注いでしまう。

 

仕事のストレスももちろんあり、さらに今は妊婦。休みたいが娘も荒れてて休めない。以前よりもイライラは増し、娘が少しスムーズにいかないだけで妻は怒ってしまう。

 

怒ると逆効果になる。余計に荒れて娘も爆発して、にっちもさっちもいかなくなる。感情が爆発してる人には何言っても無駄なのは、障がいの有無は関係ないのだ。

 

日常的に殴られるリスクも高まり、たとえ落ち着いててても一緒に寝ないといけない。一緒に寝ると、娘は夜中に蹴ってくる。

 

これが無意識なのかよくわからない。隣にいるのを確認するためか、動いたのが気に入らないのか、とにかく蹴ってくる。

 

妻が隣にいてほしいこだわりがあるから妻が隣にいるが、毎晩蹴られている。お腹にマットを抱きながら寝て、なんとか耐えている。

 

先日は背中を蹴られてた。

 

……これどうすんの?

 

夜寝られないのが胎児にとても悪影響だと義母はいう。そもそも妻の心身にダメージがきて、交通事故にでも合いそうなレベル。ストレスもやばい。

 

こんな状態で一緒に寝るって自殺行為としか思えない。

 

娘の環境を色々工夫して妻と離す努力はしたものの、結局こだわりが強過ぎて余計に暴れて、余計にお腹が危険にさらされる。叩かれて蹴られまくる。

 

苦渋の決断ではあるが、もはやこの二人は一緒にいるべきではない。

 

そう結論づけたのである。

妻も実家に帰る

熟考した結果、赤ちゃんが生まれるまでの5ヶ月間、妻(と息子も)は実家で寝泊まりすることになった。夕食も実家で、朝もそのまま仕事へ。

 

夜は一度娘の顔を見にくるけれど、数十分程度。お話するなりなんなりして、仕事に行くと娘には伝えて実家に帰って終わり。

 

私が娘の風呂・食事・服薬に寝かしつけまで一人でやり、朝も私と二人きり。ほぼ二人暮らしと言っても差し支えない。

 

妻のお腹を最優先にしようということで、これ以外選択肢が今はない。

 

気になるのは、娘の寂しさが爆発して精神に多大なダメージを受けること。それは困る。できるだけ娘のダメージを最小限に抑えたい。

 

これがまた結構大変でね。

一日目

妻が泊まる一日目、娘に「仕事に行こうね」と言って妻が夜から出かけた。

 

最初は特に何ともなかったが、寝る前になって「ママー!ママー!」と呼び続け、玄関にいって外に出ようとする。

 

寂しそうに玄関の外を見つめて、一緒に40分くらい座っていた。

 

それでも暗闇の外に出て行こうとするもんだから「暗くて鬼がいるよ」と言ったら諦めてくれて、そのまま寝た。

 

夜間は何度か蹴られた。

二日目

二日目も妻が「仕事に行ってくる」と声をかけたら、もーすっごいギャン泣きというか、暴れ回って妻に攻撃しまくり。

 

すごい勢いでダッシュして近づいてぶん殴る。ダッシュで近づいてぶん殴る。恐ろしい。

 

とにかく追いかけて追いかけて攻撃しようとするので強制的に止めて、その間に妻は出かけた。明らかに失敗である。

 

一応その後、寂しさを受け入れる声かけを続けた結果、5分後にはニヤニヤ笑いながらテレビを見ていたが……

 

夜になるとやはり玄関に行って、寂しそうに座っていた。しかもこの日は「鬼がいるよ」も聞かず、一人で外に出て行った。

 

21時ごろかな。「ママー!!」と大声を出しながら外に出たもんだから、さすがにやばいと迎えに行って。

 

駐車場に妻の車がないことを確認し、雨も降っていたことで諦めたようだ。そのまま家に戻ってすっとベッドに入って寝た。

 

かわいそうだった。

三日目

三日目になり、別れ方が悪いのでは??との話になった。

 

早朝、妻が仕事に行く時、娘は無視する。たまにいってらっしゃいということもあるが、ほとんどスルー。何も思わないらしい。

 

もしかしたら「仕事に行く」と言ってる妻が普段着だから、おかしいと思ってるのかも。

 

ということで、三日目の昨晩は妻に制服に着替えてもらって、仕事に行くと告げてもらった。

 

すると予想通り、娘は「あ、そう」といった感じ。むしろ早くいけという表情で、ここに座るなと妻をプッシュしてた。

 

夜間も玄関に行くこともなく、妻を呼ぶこともなく、私と共に絵本を読んでその他諸々の準備をして、ニコニコで寝た。超スムーズだ。

 

うん、非常にいい作戦だなこれは。

 

いつまで続くかはわからんし、私がどこまで寂しさの穴を埋められるかが課題か。

息子の勉強も

などと妻のお腹問題だけでもかなりしんどいところだが、息子の勉強問題も浮上している。学校の勉強についていけてないそうだ。

 

復習してないからだ。それなのに四月から英語塾にいきたいとか言い出す。

 

算数も国語も社会も理科もついていけてないやつが、新しいものに手を出して抱え切れるとはとても思えない。

 

こちらも会議した結果、私が息子用の復習プリントを作れば、妻や義母が勉強を見てくれるそう。実家なら娘にも邪魔されないし。

 

で、その結果を見て私が次のプリントを作って……という形でやっていくことになった。

 

別居状態では週末くらいしか息子に会えないので、プリントを作ることで多少は繋がっている感覚があるなら……と、面倒ながらとりあえずやってはみるけれど。

 

あークリスマスもあるし、頭がごちゃごちゃしてきたな。やばいやばい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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