夫婦で討論するとんぼである、ごきげんよう。
社会から認めてもらわなければ、利用できない制度があるじゃないか。3月には赤ちゃんが生まれるってんで、色々と頭を悩ませている。
ここで話す制度は、地域特有のものなのでぼかして書く。
制度を利用するには
妻が来年出産するため、色々と国や都道府県の制度を調べている。保育園なんかも。
中には共働きにとって非常に素敵な制度があったりする。
ただうちは妻が会社員、私が(自称)個人事業主のため、こういった制度を利用する時が非常に微妙なのだ。
問題は私の収入が少なすぎること。実態がないと捉えられるだろう。
……うーむ。
何というか、我が家は特殊というか、私の歩んでいる人生が特殊である。
子供たちと血がつながっておらず、娘は重度の障がい持ち。
娘に叩かれ物を投げられながらも、大黒柱の妻のサポートをメインとして主夫的な動きをしつつ働こうという私は日本の男性の中では異端児だろう。
一般的には共働きが普通。特に男は働くのが常識と言ってもいい。だからこそうちはお前何やってんだ感がすごい。被害妄想かもしれないが、収入が少ないのも事実。
おそらく私の生き方は、世間様から決して認められるものではない。
障がい児がいるったって、一緒にいるのは朝と夕方以降だけ。そもそも家族だし何がそんなに大変なのと思われるでしょう。せっせと働けよと。
妻は頑張って働いてる。平日頑張って働いて、週末も子供たちの相手をしたりする。旦那のお前は何やってんだ、お金を稼げよと思われるでしょう。
わかる。すっごくわかる。
ただ世間様が言ってくる理想を、何もかも実現するのは今の私には無理だ。最近は娘と二人暮らしでまた体が動かなくなってきてる。
うん、大したことしてないよ。何もしてないと言ってもいい。
つまり何もしていない私は、普通の人たちが利用できる制度を利用できないのである。
甘えだろう
本音をいえば、認められたかったの。こんだけ頑張ってるんだから理解してくれてもいいじゃないかって思ってしまった。
認めて欲しい。この頑張りを。頑張ってますよ!!必死で頑張ってます!!
……でも皆がこの苦労を理解してくれることはない。もちろん制度も利用できません。
あぁ、国は私を認めてくれないんだなぁと凄く嫌な気分になりまして。
ぐるぐる考えて、きづく。
私みたいな人間を、他人が無条件で認めてくれるって考えがそもそも間違いじゃないのか?
一般的とは言い難い道を歩もうと自分で決めたくせに、当たり前のようにみんなから共感を得て、普通の人と同じ制度を利用して、普通の人と同じように生きられるわけないじゃないか。
うーむ。なんか違うんだよな。
多分、何もせずに理解してもらえるって考えがおかしいんだ。
普通じゃない人生を送っているのなら、客観的な事実をもってこの生活の厳しさを証明しなければならない。
何もせずに理解してもらえないと嘆いていては、本当に理解してもらえないぞ。
心療内科へGO
正直申しまして病院に行く気はゼロだったし、今でも薬を飲む気はない。死にたい気持ちもない。
ただ体が動かないし、気分の落ち込みが激しくなってきた。
私の状態を客観的に証明するには、心療内科の診断書ほど有効なものはないだろう。他人に認めさせるための絶好のアイテムである。
薬を飲む気がないから行っても無駄かなと思ってたが、近所に認知行動療法をメインとする良さげな心療内科がありまして。
デイケアもやってるそうで、とても面白そうじゃないか。
薬はいらないけれど、もしかしたらカウンセラーと話すのも面白いかもしれない。妻や友人以外に本音を話したこともないから。
子供たちへの怒りを他人に吐き出してみると、もしかしたら何かが変わるかもしれん。
というわけで、前向きに心療内科に特攻してみよう。年明けくらいかな?
海外では気楽に心療内科に行ったり夫婦でカウンセリングするって聞くけどさ、日本だとちょっとね。心療内科通いのレッテルはかなり重めだろう。
まー仕方がないか。他者に証明しなければこの先生き残れないぞ。
ここまで読んでいただき感謝。
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