安眠できないとんぼである、ごきげんよう。
昨晩は色々あって最悪だったのだが、明け方が一番やばいよね。
急所を守る
昨晩は娘がてんかんを連発して絶不調だったために妻も帰ってきて、3人でベッドで寝た。
娘・私・妻の順番。ただあまりに狭かったのか、妻は深夜に部屋を移動して気づいたらいなくなっていた。
5時ごろになって少し覚醒した娘は、妻がいないことに気づいたのか、もしくは他のことが気に入らなかったのか。
原因はわからないが、ものすごい勢いでお腹をキックされた。
うう!!!
驚いて少し距離を取る。
しかし娘の追撃は止まらない。距離をとっても足が届いてしまう。届く限りは蹴り続けると決めたようで。
キックキックキックとベッドの端までお腹を蹴り続けられた。
き……きつい。
足が届かないベッドの端で、布団にくるまって寝ることにしたらさらに追撃。起き上がってきて顔を狙ってバシバシ叩いて、キックして、引っ掻いてくる。
寝ぼけてて頭が回らないから我慢してたけど、さすがにちょっと待てと。落ち着いてくれと声をかけ、何とか布団にいれてもう一度寝た。
でもさ、もう怖いの。
明け方の眠りが浅い娘は、少し目を覚ますと肘打ちやキックしてくるから、いつ何が飛んでくるかわからない恐怖がある。
怖いなぁーと思いながら寝てたら、気づいたら私の体勢が急所を守るポーズだったので笑ってしまった。
両腕で頭を包み込んで、顔面とこめかみをガード。さらに膝も折りたたんで、腹部周りもガード。正面からの攻撃には弱いので、横向きに寝る。
このポーズで横になって寝てる感じよ。
だんごむしのポーズだって。36歳のおっさんがこのポーズで寝てるんだぜ。
……
これで寝られる人いる?
妻も無理だった
昨晩の寝かしつけ時、娘がすっごく調子が悪かったのもあり、娘が希望したのもあって久しぶりに妊婦の妻が娘の隣で寝てみた。
娘は叩く元気もなさそうだったので一緒に寝られそうな雰囲気。
……だったのだが、いつ蹴られるかわからない恐怖はどうしてもあり。
妻は1時間以上眠れず、最終的に緊張でお腹がすっごい張って腹痛まで始まって、私と交代した。
もはや娘が荒れていようが落ち着いていようが、妻が隣で寝るのは難しい。実際のところあのまま寝ていたらやばかったかもしれないし。
というわけで、攻撃されたらやばいところを無意識に守っていたら、それらが人体の急所だったという面白話。人間の本能的なものなのかもしれない。
いや、今まで攻撃されて痛かったところを学習しただけかも。
だって寝てる時に、いきなり耳の裏を殴られたりみぞおちキックされる衝撃とんでもないもの。
ね、わかるでしょう?
ここまで読んでいただき感謝。
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