ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

娘に自分で歯を磨いてもらう作戦の話

娘に歯磨きさせたいとんぼである、ごきげんよう。

 

先日書いた通り、一旦は諦めたのだが。

www.rabbitonbo.com

 

一つ妙案があってね。

 

◆家族の紹介

自分でやってもらうのはどうか

娘が逃げまわるのは仕上げ磨きの時。親が歯ブラシを持って、娘の歯を丁寧に磨いていくやつを延々と逃げ回る。

 

自分でちゃんと磨けてるならいいよ。仕上げ磨きなんていらない。しかし娘は歯ブラシを噛むだけなのだ。

 

カミカミカミカミ。

 

まったく磨けてないし歯にカスがついてるし、親としては磨きたくてたまらない。

 

でもまぁ嫌がるってんだから仕上げ磨きは諦めざるをえない。もう仕上げ歯磨きをすることはないだろう。歯周病まっしぐらだ。

 

……と諦めかけた時、ふと思う。

 

自分で歯磨きさせてみたらどうだろう??

自分で磨けるか?

思えば、娘はお昼の学校では歯を磨いているという。なんと自分で。

 

先日面談もあって話を聞いたところ、やはりクラスメイトがみんなやっていることは自分もやりたいとなる様子。歯みがきも皆がやるなら娘もやる。

 

そ、そうか。

 

今までは娘だけ歯磨きさせてたからダメだったのか!!

 

娘の歯磨き対応をする時、我々は手ぶらで声をかけていた。

 

そうじゃなくて、我々も一緒に歯を磨いたらいいのだ。一緒に歯を磨くことで娘が自発的に歯を磨いてくれるのではないか。

 

ということでやってみました。

 

まずは実験として、スマホのテレビ電話を使った。画面越しの妻に歯磨きをしてもらって、娘に一緒に歯を磨こうと声をかけてもらうスタイル。

 

すると娘が歯ブラシを持って、自分の歯を磨き始めたのである。

 

まじかよ。こやつが自分で歯を磨く姿を見るのはいつぶりだ。学校で磨いてるなんてウソだろと思ってたから、驚いてしまった。

 

工夫すれば自分で磨くのなら話は早い。我々が戦々恐々としながら仕上げ磨きをするよりずっといい。今後のためにもこれがいい。

 

で、次の日は私と一緒に歯磨きした。

 

歯磨きの絵本を読み聞かせながら、ゴシゴシゴシゴシといった擬音を交えながら、私も一緒に大袈裟に歯を磨く。

 

これも想定通り、娘は笑って自分で磨いてくれた。

 

…‥

 

なんだよ、磨けるじゃないか。知らんかったわ。

最低限できてるなら

これはいいぞ。素晴らしい!!

 

……でも毎日成功するわけじゃないのよね、さすがにね。今日は磨いてくれなかったよ。

 

ネットで得た情報では、歯磨きが苦手でも一日に一回はしっかり磨いた方がいいとあった。最低限ってことだろう。

 

娘は学校で磨いてるんだから、一応はクリアってことにして夜はあまり気張らずにやっていきたいね。

 

一緒に磨こうと声をかけるだけなら拒否がない。磨くにしても磨かないにしても、娘のストレスにもならんだろう。

 

やる日もあればやらない日もある。たまに自分で磨いてくれたらOK。

 

この辺りが落とし所じゃないでしょうか。

 

おやすみ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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