ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

重い十字架を背負って生まれてくる赤ちゃんが不憫な話

あと2ヶ月で赤ちゃんがうまれるとんぼである、ごきげんよう。

 

順調そのものってことで赤ちゃんの健康状態は問題なさそう。ただちょっと、申し訳ないことになりそうで考えている。

 

まいったね。

 

◆家族の紹介

六代目爆誕 

少し前にちらっと書いた通り、私の母が生まれてくる赤ちゃんを六代目と呼んだ。

 

特に深く考えていなかったのだが、将来のことを妻と義母と話し合ってみて気づく。私の家系の六代目は、あまりに重たい十字架だった。

 

私は次男坊なので死んだら新しい墓を作ることになる。娘は結婚が難しいし、息子は長男だ。血のつながりはないけれど、同じ墓に入るだろう。(多分)

 

ただ3月に生まれてくる赤ちゃんは違う。兄や姉の子供に男の子が一人もいないために、この赤ちゃんが実家の墓を継ぐことになるらしい。

 

今の家族4人は同じ墓に入るのに、赤ちゃんだけは別の墓。六代目だから。

 

これが今も普通かね??田舎だからかな。しかし母が六代目と突然言い出したってことはつまり、そういうことなんでしょう。

 

いや別に実家が嫌いじゃないが、この赤ちゃんが今後、実家の墓を管理していくと考えたらかわいそうじゃないか。

 

そもそも六代目の前には五代目もいるわけでしょう?

 

五代目って、長年ひきこもり生活をしている兄だ。兄を否定はしないが、母が亡くなったあとの兄は我々と会話をしてくれるだろうか。

 

窓口としての母がいなくなれば、実家は残ってたとしても疎遠になるのは目に見えている。

 

赤ちゃんから見れば、会ったこともないおじさんが住んでる父の実家と、愛着がない人間が眠るお墓。

 

それを引き継いで管理して、死んだらその墓に入れと言われるのだ。

 

不憫でならない。

どげんかせんといかん

墓じまいといって、管理できない墓を処分できるそうな。六代目なんてふざけんなと実家も墓も処分するのが選択肢の一つではあるな。

 

ただ私の両親も入る墓のため、負担なく管理ができるならやってほしいところではある。処分して欲しいわけではない。

 

それはまぁ赤ちゃんが大きくなってから本人に決めてもらうとして……できるだけ墓を管理してもいいと思えるようにやれることをやっておきたい。

 

まず五代目の兄がまともに家と墓を継承してくれるのがベスト。何とか働いて前に進めないものか、母以外の家族との関係性が改善できないものか改めて検討してみたい。

 

兄との関係性が改善されるなら、母が亡き後も兄弟としての関係性を続けられる。そうすれば今後も実家に顔が出せる。

 

また血の繋がらない子供たちとは壁があった母も、私の血を引く赤ちゃんにはまた対応が違ってくる可能性がある。もちろん姉たちも。

 

赤ちゃんは定期的に顔を出させた方がいいかもしれん。

 

実家の母や姉と深い関係性を築いていれば、おばあちゃんのおうちやお墓を大事にしたい思いも芽生えるかも。

 

あとはとにかく、管理してもいいと思えるくらいに我が実家を繁栄させる必要がある。

 

私の代で実家の家系図は〆で、呪われた末代が私たちだと思っていたくらいだから。誰が好き好んで継承するんだ。

 

だが赤ちゃんが継ぐとなったら話は別だ。今の実家は継ぐに値しない。五代目が改善する気がないのなら、私が五代目代理として相応の振る舞いをせんといかん。

 

できる限り味方は多い方がいいから、姉や兄や母はもちろん、縁の切れかけた親戚のおじさんおばさんたちとも上手に付き合えた方がいい。

 

親戚付き合いとかこの世で一番嫌いなやつ。くそすぎるが仕方がない。赤ちゃんが大人になった時に、やりやすい環境を作るためにできることをやろう。

んー??

とか書きつつ、そんなに実家を継ぐのが重要かね??と思ってしまうな。私には重要でも、赤ちゃんに関係ないから継ぐ必要なし。そのまま処分して終わりでは??と。

 

うーん。

 

"私が"劇的なハッピーエンドを望んでいるのも問題だね。

 

実家の家族の問題をすべて解決し、我々家族と今後も良好な関係を築いていれば円満に六代目になれるじゃないか。

 

親の墓を維持できたら私も嬉しいし、実家が活性化したら最高だし、赤ちゃんも相続をありがたいものと捉えてくれたらみんなハッピーじゃないか。

 

……とかね、期待が重たいわ。重すぎ。私が十字架になってる。

 

私が責任を持って墓じまいして、後世には残さないという選択肢も考えたいが……そんな権利はない。このままいけば姉も入りそうなお墓だし、姉には娘がいるのだ。

 

第三子が女の子だったらこんなことにはならなかったのだが……地味に親戚のおじさんおばさんの強い期待が注がれている赤ん坊だったみたい。参ったな。

 

はーとりあえず、どう転んでもいいようにやれることをやろう。父として強制的にレベルアップせんといかんイベントで嬉しいよ。

 

学費さえ儲けてりゃいいんだろと調子こいてた私に冷や水をぶっかけてくれてありがとう、新しい息子よ。

 

生まれる前から勉強になるよ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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