ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

赤ちゃんの世話がしたいのに娘の相手ばかりしてる話

赤ちゃんがかわいいとんぼである、ごきげんよう。

 

赤ちゃんが産まれたばかりの私は、そらもう赤ちゃんと一緒にいたい気持ちが強い。

 

一緒にいるだけでいいんだよ。いいんだけど、

 

おむつ交換もしたいし抱っこもしたいし沐浴もしたい!おっぱいさえあれば私がミルクを上げるのに!!!

 

と叫びたいくらいにずっと私がお世話したい。こっそりこまめにオムツは変えてはいるが、まだまだ足りない。うんちも変えさせてくれ。

 

ただそもそも一緒にいる時間が短いわけだよ。日曜日だからってのもあると思うんだけど。

娘の相手すごい

今日は日曜日、他の家族は妻の実家でお泊まりしてるので、朝は娘と二人きりだ。

 

絵本読んで絵描いて遊んで、お昼まで食べてから家族と合流。それから赤ちゃんは義母に見てもらって、子供たちと少しお出かけ。

 

昼過ぎになってようやく赤ちゃんに会える!!と興奮してね。

 

息子は遊びに行っていないし、娘だけならまぁ多少赤ちゃんにコミュニケーションとっても大丈夫だろうと判断。

 

デレデレのハイテンションで赤ちゃんに声かけながらちょっかいを出しまくっていた。た、たのしすぎる。かわいいぞ赤ちゃんよ。

 

この間ほんの1~2分だったのだが、娘がキレた。

 

久々にバコバコ殴られて蹴られまくった。特に怒らせることもしていないのに。

 

……まぁ原因は一つである。赤ちゃんにかまうなと、自分のことをもっと見ろと言っているのだろう。いわゆる嫉妬。

 

君とは午前中ずっと一緒にいたじゃないか!!赤ちゃんともっと遊ばせろ!!

 

と言いたい気持ちはあるが、こんなこと娘に言っても仕方がない。嫉妬は嫉妬なのである。

 

ここ最近は見たことがないくらいに表情が険しくなってしまってねぇ。素の表情が明らかに怒った顔してるから、これはこれでケアをしないととんでもないことになる。

 

ということでひたすら娘と遊ぶことに。赤ちゃんにはなるべく意識を向けないようにしながら、絵を描いたりゲームしたり絵本読んだり。

 

何時間遊んだかわからん。夕方までは赤ちゃんに指一本触れずに、ずっと娘のケアしてた。私が娘の気を引いてる間に、妻が対応する形。

 

その後、妻が娘を散歩に連れていってくれてね。

 

やっと赤ちゃんを抱っこできるぞ!!と至福の時を過ごしていたところ……ニコニコで散歩にいったはずの娘が、帰ってくるとまた顔が怖くなっていた。

 

何があったんだ。もうやめてくれ。

 

私にしか気分を上げられないと妻と義母が言い出して(嬉しくない)、ひたすら絵本を読んでテンション上げてご機嫌をとる。

 

笑顔も増えてきた娘は妻と風呂に入って……その間に赤ちゃんと遊ぼうかとも思ったが、息子も帰ってきてそれどころじゃなく。

 

すぐに娘も風呂から出てきて、次は大きめの鉛筆削りをもってうろうろしだした。

 

こんなん少し対応間違えてぶんなげたら終わりだろう。赤ちゃんの頭に当たったらとんでもないことだ。

 

警戒しながら寝てる赤ちゃんの前に座ってガードしつつ、次はボールペンを持った娘を警戒しながらガードしつつ、夕食を食べる娘がお皿を投げないかと警戒しつつ……

 

といった感じで、もう1日が終わり。

 

夜は私と娘だけは自宅に戻るのだ。明日は学校。娘は12時間寝ないと調子が落ちてしまうようなので、20時には寝かせないといけない。

 

サザエさんが始まった頃には娘を連れて帰り、娘のうんこを洗って寝たよ。赤ちゃんのうんこ洗わせろ。

 

今日は娘としか喋ってない気がする。疲れた。

現実を知る

言いたいことは三つ。

 

まず思った以上に現実がきつかった。赤ちゃんが産まれたからといって赤ちゃんのお世話だけしてりゃいいわけではなく、今まで以上に娘と息子のケアが必要である。

 

特に嫉妬はやばいな。対応は本当に気をつけないといけない。妻がもう少し回復すれば多少はマシになるかも。

 

ただ今日は日曜日だから。平日、子供達がいない時に赤ちゃんとめいいっぱい遊べばいいのだ。寂しいけどさ。

 

次に、赤ちゃんがいると頑張れるという噂が真実だと知ったこと。

 

仕事から帰ってきて赤ちゃんの寝顔だけ見たら明日も頑張れるとかいうじゃんね。バカ言ってんじゃないないよと思ったら、ほんとだった。

 

私も今日ずーっと娘の相手してて本当にしんどかったのだが、妻が送ってくれた赤ちゃんの写真を見たら何もかも吹き飛ぶ。

 

思い出しただけでも顔が溶ける。本能すごい。

 

最後に、私の欲よりも大事なことがあること。

 

私が赤ちゃんと遊びたいとかお世話をしたいとか、それはまあ二の次じゃないか。一番大事なのは、赤ちゃんが……というより子供たち、家族全体が幸せなことである。

 

皆が健康で笑顔であればそれでいいのだ。ゴールを履き違えてはいけない。家族の秩序を乱してまで赤ちゃんに固執してはいけない。

 

欲を満たそうとせず、ゴールを見誤らないように気をつけねばならない。

 

はーつかれた。ではね。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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