ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

勇気をだして苦手な息子と向き合います話

メンタルやられてるとんぼである、ごきげんよう。

 

娘との二人暮らし、しんどい感じするでしょう?出産前後の妻(+赤ちゃん)のために始めた別居生活であるが、私にもメリットもある。

 

それは息子がいないことである。

 

◆家族の紹介

とにかく嫌悪感がすごい

娘から蹴られたり叩かれたり、今日も靴や靴下を投げつけられている。

 

障がい児とはいえ、ほとんどの人が経験したことのない子供からの暴力は心身に激しい痛みを伴う。

 

んだけど、私にとっては暴力的な娘よりも息子が苦手である。私が苦手とする要素がぎゅーっと詰まったのが息子。

 

出産を控えた妻のお腹を守るための別居ではあったが、息子と離れられるのは私にとって大きなメリットがあった。離れられるなら離れたい。対応がつらい。

 

さらに悪いことに、距離をおいたもんだから嫌悪感が悪化。もはや会うのがつらいレベルになってる。逃げるとよくないね。

 

勘違いしてほしくないが、娘との二人暮らしは必要なことだったんだよ。家族のことを考えたら結果的にこうなったというだけ。

 

それに息子と顔を合わせば話も聞くし勉強もみる。普通に対応はしてる。

 

……だけどねぇ。

 

近々、妻も赤ちゃんも息子もまとめて家に帰ってくることになった。

 

そうだ、帰ってくるのだ。

 

しかも日曜日の今日は雨が降っていて、息子も一緒に遊ぶというスケジュール。

 

自分でも面白いくらいにテンションが下がってね、会いたくないし喋りたくないし、いやほんともうやめてくれという感じ。

 

いやだいやだいやだ!!と拒絶反応が出るが、子供と向き合うことについて最近母親と口論してる。ブログでも色々と偉そうなこと書いてる。

 

勇気が必要だと息巻く私がびびって逃げるわけにはいかん。

 

何より家族の幸せを考えれば、息子への苦手意識を克服しなければならない。長年ずっと逃げ回ってきたけれど、そろそろ戦わなければならない。

 

やるしかないのだ。戦おう。私はやるぞ。

自分の怒りの理由すらわからない

とは言え、激しい嫌悪感を抱きながら息子とまともに話せるわけもない。一緒にいたら抱っこしてほしいオーラを出してくるのが本当に嫌で、息が苦しくなる。

 

何度書いても伝わらないと思う。ベタベタするコミュニケーションが生理的に無理ってレベルで無理なんだ。受け付けないんだよ。

 

息子が愛情を欲してるのがわかる。こちらから抱っこしておんぶして遊べば輝く笑顔になるだろう。同性だからか息子が考えていることも何となくわかる。

 

わかるからこそ余計に会いたくない。期待に応えられる自信がない。顔も見たくないのに抱っこできるわけないでしょう?

 

このままでは無理だ。苦しすぎてどうしようもない。

 

仕方がないので考察した通りに、認知行動療法をがっつり再開した。まずは軽く筆記開示から。溢れる怒りを紙に言語化する。

 

それが面白いもんで、怒りの理由がまったくわからん。

 

謝罪しろクソ野郎的な思いはあるのに、一体何の謝罪なのか自分でもわからない。息子の何が気に入らず、何に対して怒っているのかわからない。

 

書けども書けども出てくるのは激しい怒りばかり。

 

これじゃあ息子も困るだろうし、そもそも私が困る。なぜかわかりませんが怒っていますし許しませんではどうしようもない。

 

思考の癖を修正するつもりが、我慢しすぎた結果ぐちゃぐちゃで怒りの理由もわからず修正する段階ではなかった。

 

おそらく二日三日としつこく筆記開示していけば理由も判明するだろう。

 

……大体予想はつくが、本命は愛の復讐かな。何でお前が愛情を示さないのに私から歩み寄るんだよ抱っこするわけないだろバーカ!!って言いたいんじゃないかな。

 

親になりきれないねぇ。

割といい攻略ルートかも

今回、幸か不幸か娘と二人きりで過ごしてじっくり対応を練る時間があり、娘を誰よりも知っているレベルにまで到達した。4~5ヶ月娘と二人きりだからな。

 

また今までは料理や掃除、お金関係やらと他の不安要素も多くてなかなか息子対策に集中できなかったが、それらもほぼすべて攻略済み。

 

これなら余計なことに振り回されずに息子に集中できるだろう。

 

ということで、夕方は勇気をだして息子を抱っこしたよ。座って30分くらい抱っこしてたかな、もう重すぎて抱っこって年齢でもないのだが愛を求めているようだ。

 

結果、息子にパワーを使いすぎて娘の対応が適当になり、寝る前にベッドで蹴られまくるという結果に終わった。

 

世界は面白いようにできているな。

 

1ヶ月後には息子がかわいいと書いている予定である。私の勇気を世界に見せつけてやりたい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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