何度考えても嫌な結論にしか辿り着かないとんぼである、ごきげんよう。
息子に勉強のやる気がないからストレスが溜まり、色々と説教もかましてきたわけだが……中学受験について調べていくとどうも違うらしい。
息子にやる気はなし
息子の気に入らないところの結構な大部分を占めるのが、中学受験をしたいと言いながら遊び優先なことである。
別に私が中学受験を望んでいるわけでもないのに、必死に中学受験を学んでサポートして金を出して、息子のモチベーションを高めて勉強に導くべきなのだろうか。
うちはエリート家庭でもないし、英才教育をするつもりもない。金もない。
息子に何が何でもやってやる!!という強い意志が見えるのなら話は別だけども、その様子もない。
まずは動いてみて悩みがあるから聞いてほしいとか、動きたいけど動けないからいい方法ないか悩んでるとか、そういう様子があればまだわかるんだけど。
なーんもない。ただ遊んでゲームして飯食っておやすみ。勉強の話なんてしない。
こんな状態で、親が率先して動くべきなのか?やる気のない息子のために、興味もなさそうな勉強のモチベーションを高めていかないといけないのか?
本当に意味がわからない。むしろ介入しないのが正解では??
とはいえ金も払っとるし何もしない息子を見てると夢に向かって努力してるとは言い難い。夢を応援したい気持ちはあるのでムカついて仕方がない。それが本音である。
理想の答えとそもそも論
ムカつくなーと思いながらも、相手は9歳の子供だ。一体こいつは何を考えているのかさっぱりわからないのでネットでポチポチと中学受験について調べていた。
するとわかったことがある。
子供はそもそも勉強したくないのだ。
中学受験したい、パイロットになりたいと遠い未来のことを口にはするが、まったく現実味はなくその過程で発生する努力にも想像が及んでいない。
遊びたいしゲームしたいしテレビがみたい。勉強なんてやりたくない!!
その一方で、中学受験で合格したいのは本気だし、パイロットになりたいのも本気なのだ。ただ勉強のやる気はないし合格までの戦略を考える気もないし興味もないだけ。
面白いね、はは。
つまり、やる気がないからムカついてるのはちょっとおかしいんだよね。やる気がないのは当たり前。口だけ野郎なのが子供なのである。(例外あり)
そこでわかったこと。中学受験を制すためには、やる気がなくても勉強ができる習慣を身につけることが重要なんじゃなかろうか。
めんどくせぇ、やりたくねぇ、遊びてぇと嫌な顔をしてても、とりあえず勉強してしまうくらいの強固な習慣を形成する。そのための環境も構築する。
そういう習慣づくりを親がサポートせえよってことなんでしょうね、きっと。このまま放置してても勉強することはないのだと深く理解した。
私がやるしかないのか
であれば息子の勉強をサポートする存在が必要である。勉強を教えるの段々と難しくなってくるとしても、復習の付き合いや問題の準備くらいならできるはず。
習慣形成を促すカレンダーを作ってみるとか?定期的に復習テストをやらせてみるとか?そういうのを誰かがやってくれたらなぁ。
……と考えていると、適任者が私しかいない。なぜなら妻も義母も勉強にほとんど興味がない。手伝ってはくれるが興味はない。
私もわかってるよ。私しかいないってわかってる。でもやりたくなかったの。
やる気がない口だけ野郎に何で私が率先して勉強のサポートせにゃならんのじゃ!!まずは自発的に動け!!話はそれからだろ??
って怒りがあって。で、上で書いた通り調べてみるとそもそも子供って勉強を自発的にやるような生き物じゃないよねと気付いてしまったのである。
であれば私の考え方も変えて、できるだけ毎日息子の勉強に付き合ってみた方がいいだろう。一緒に勉強するのがいいかな、どうせ付きっきりなら。
これでいい方向に進めばいいけれど。どうなるかなぁ。
余談
余談として、私と息子の関係はあまり良くない。悪くもないが、良くはない。なぜなら私と息子のコミュニケーションスタイルが合わないからである。
息子はベタベタコミュニケーションが好きだ。抱っこされたりくっついたり。
私は言葉でのコミュニケーションが好きでベタベタは嫌い、半径1メートル以内に近づいてほしくない。
それでも父ちゃんなんだから我慢して乗り越えてベタベタと愛情表現をすべきだ!!と罪悪感に苛まれたりもする。
これも少し考えてみると、違うのかもね。私には私の愛情表現があるのだから、得意な形で息子と関わればいいのではないか。
勉強につきあって毎日会話しながら共に学習する時間がとれるなら、別にベタベタせんでもよくないか?それが私にできる愛情表現だとするなら別にいいのでは??と。
だって「いつかは息子のベタベタコミュニケーションを克服する!!」って言いながら6年経過しちゃったよ。もう息子4年生だぜ。大人になっちゃう。
ベタベタは諦めて別の方法に切り替えるいい頃合いかも。中学受験を通じて尊敬を示すのを私の課題にしようか。合格するかどうかは息子に任せる。
ではでは。
ここまで読んでいただき感謝。
↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。