ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

スキルを高める遊び(趣味)が、独学力を高める近道になる話

独学を考えるとんぼである、ごきげんよう。

 

息子の勉強を見る機会が増えて、勉強のやり方、段取りの重要性を改めて思い知らされている。

 

まだまだ私の勉強方法も改善が必要なようで、そのために遊びも役に立ちそう。

 

◆家族の紹介

スキルを高める遊びってよいよね

一時私と息子の間で熱狂的なブームとなったルービックキューブ。今では下火となり息子だけが暇な時にカチャカチャやっている。

 

ルービックキューブで遊んでいる暇はないし、成長が止まってやる気も激減したのがやめた理由である。

 

今では6面も揃えられない状況なのだが、最近なんとなく触ってみてなぜルービックキューブの成長が止まったかを理解する。

 

局所的な練習をしていなかったのだ。

 

全体的な動きを暗記するのにパワーを使い、指が動きを完全に覚える前に次の過程へ。また完全に覚える前に次の過程へと、とにかく新しい動きの暗記に必死だった。

 

それで全体的に覚えはしたものの、とにかくおっそい。思い出すのに時間がかかり、動き出すのも時間がかかる。

 

今思えば、部分的な動きが指に完全に馴染むまで練習した方がよかった。要は中途半端な状態で次に進んでるのが問題だったんだろう。

息子の暗記でわかる

今までは、間隔をあけて何度も思い出すのが暗記のベストだと信じてた。とにかく何度も思い出しさえすればいいと。

 

しかし、それだけではダメなようだ。

 

息子の暗記の手伝いをするとわかる。覚える範囲が広すぎると明らかに効率が下がるのだ。

 

例えば47都道府県を一気に覚えさせるとびっくりするほど進まない。数が多すぎて短期記憶にすら入らんし、数が多すぎることが心理的なハードルにもなってる。

 

そこで、まずは東北地方がスラスラ言えるほど完璧(ここが重要だ)に覚え、次は関東へ。

 

関東を覚えたら東北を再確認し、次は中部地方。それも覚えたら東北と関東を再確認して……といった形で、範囲を狭めると非常に効率的だった。

 

一度に大量に記憶するのは脳の負担が大きく、効率も悪いし心理的なハードルも高い。

 

いいことがないのだと、息子の勉強を見て気づいた。

独学の練習になる

ここからが本題である。

 

ルービックキューブやバスケなどのスポーツは、スキルを高めるために練習する。練習してもスキルが高まらないのであればやめてしまうだろう。意味がないからだ。

 

いずれは壁にぶち当たることもあるかもだが、明らかに成長が止まったのなら練習方法の改善を考えなければならない。

 

その練習の効果に本当に効果があるのか?また練習メニューの配分にも気を配るべきだし、スケジューリングに問題があるのかもしれない。

 

既にできている得意部分ばかりやっていても効果が薄いし、かといって難易度が高すぎると投げてしまう。

 

今乗り越えるべき課題で、そのために何をすべきか自分で考え、段取りを組む。

 

うーむ、これって独学そのものだ。

 

理解した単元ばかり復習したり、覚えてもいないのに次に進んだり、復習しなさすぎて何も覚えていなかったり。

 

遊びでスキル練習をする中で、独学のなんたるかを学べる。決して無駄な時間ではなかったと結論づける。

がむしゃらの良し悪し

ルービックキューブやバスケの遊びも練習で成長すれば楽しい時間に変わり、何よりメンタルにもいいという。

 

ぼちぼち再開したいところ。

 

ちなみに最近の息子がやたらとタイピングゲームをしてる。学校から持ってきたノートブックでひたすら。かなり速くなってる。

 

全体的に把握できてるのなら、あとはがむしゃらに練習するのも悪くはない。が、いずれ壁にぶち当たるだろう。苦手キーの克服など、分析が必要になる。

 

自分で考えて改善していく力は今後重要になるはず……だが、子供にはなかなか難しい話かもしれん。

 

なかなかね。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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