ほぼ平熱のとんぼである、ごきげんよう。
岡田斗司夫氏をご存知だろうか。私はいつだったかのスキャンダルで初めて知った影響で今日までスルーしてきた。
兄が好きだったから避けてたのもある。が少し調べてみると意外といいおじさんで話も面白くて、中でも性格診断はなかなかに考えさせられるものだった。
この話は有名っぽいが、せっかくなんで紹介したい。
岡田斗司夫の性格診断
以下のサイトがもっともわかりやすいので、こちらから引用しつつ紹介する。
FREEex: 4-types Determination Test(Japanese)
岡田斗司夫氏の提唱する性格の4タイプはこう分かれる。
縦軸は、例えば何かしらの結果を得た時に他人と比べるか(外交的)、もしくは自分の中の価値観と比べるか(内向的)。
皆から好かれる自分でいたいか、自分が好きな自分でいたいかなど。
横軸は物事をどう考えるか。物事を数値化して考えるか(具体的)、哲学的な思想・概念などで捉えるか(抽象的)
といった二つの軸で分かれた四つのタイプをすべて引用しておく。ご自身がどれに当てはまるか考えてみても面白いかもしれない。
まず注目型。
注目型の人は、情熱、すなわち自分の熱意が何より大事なタイプ。人から注目されたい、認められたい、 頼られたいという欲求が基本的に強い人が分類されます。このため目立ちたがりの甘えん坊、 人情もろくておせっかいな人が多いです。
無視やないがしろにされる事を最も苦痛と感じるため、自分がのけ者となることや、 かげ口を言われると腹をたててしまいます。 ムードメーカで、そこにいるだけで、場が華やぐ人が多いのもこのタイプの傾向です。面倒見がよく、 つきあい上手ですが、身近に不機嫌な人がいると、落ち着きません。 会話が途切れないように気を使うことが多く、パーティなどでも参加者が楽しめているかついつい気になってしまいます。
また、認められたいと思うあまり、成功の可能性の低い依頼を断り切れずに引き受けて、評価を下げることも多いです。
注目型の有名人:明石家さんま、マイケル・ジャクソン
ざっとまとめるとみんな仲良く楽しくがモットーです、ってイメージかな。その場の空気をよくすることを目標とするような。
幹事やら企画の主催を行うタイプに多そう。
続いて司令型。
司令型の基本的な欲求は、勝負にこだわる点です。 努力家で、常識人のしっかり者。だからこそ上司部下や目上、目下などの上下関係に敏感で礼儀正しく、 部下や後輩が生意気だと腹をたててしまいます。
能力の差はもちろんのこと、社会的地位や序列を一番気にします。 仕事だけでなく、恋愛も家庭もすべてが対決の場と考えてしまいます。 その勝敗の判定ルールも、はっきりと合理的で理性的です。 他人への好き嫌いを表に出さず、誰とでもつきあいができます。 そのうえ向上心あふれ、よく働く努力家になるので、有能な人が多いのが司令型の特徴です。
また、「冷たく気が許せない」という評価がある人も多く、孤独に耐える強さや自分に対する厳しさも備えています。
司令型の有名人:勝間和代
ホリエモン&メンタリストDaiGo&中田敦彦氏辺りもこの辺なんだと。
メリットデメリット、損得感情で動くシビアな人というイメージ。インフルエンサーになるならきっとこのタイプがベストだと思われる。
次は法則型。
物事のしくみ・法則を自分なりに理解したり、発見したり、推測したり、仮説を立てたりすることに喜びを感じるタイプです。
自主性が強く、何をするにも理由が分からない場合苦痛を感じてしまいます。 成功しても、なぜ成功したのかわからない場合は、落ち着かなくなります。 逆に失敗しても、失敗の原因がわかれば結果に嘆いたりしません。 常に一歩引いているニヒリスト。 本当のことだからと、言わないほうがいいことも、つい口にして嫌われることもありますが、 現実をシビアに判断できる参謀タイプとして活躍する人です。
行動パターンが決まっている傾向が散見され、いつも行く店が決まっている場合が多いです。 せっかく計画したことが他人のわがままで無駄になったときに腹をたてますが、感情的になっても立ち直りが早いです。
法則型の有名人:池上彰
他、ひろゆき氏も法則型らしい。
納得できたら何でもやるし、納得できないなら拒絶が強い。
納得できる理由さえ提示すれば大抵のお願いを快く引き受けるものの、泣き落としはドン引きするんだと。
最後が理想型。
理想型は自分の考えている通りに物事をやり遂げることにこだわる。 つまり、結果よりプロセス、目的より手段を重要視するタイプです。 客観的な成功や完成ではなく、他人の目から見ても分からない、確固たる基準や理想像が自分の中にあって、 それに近づくことが喜びとなります。
逆にいくら努力しても理想像に近づけないことが悲しみや怒りになります。 正義感が強く、頑固なこだわり派が多く、人間としてちゃんとしていたい、立派でありたいという欲求が強いです。 お金や権力に惑わされない、自由で自分らしい生き方を好む人が多いので、 客に媚びない職人や本物の芸術家はこのタイプです。
また、頑固過ぎて世間から浮いてしまうこともあります。個人的なこだわりが強い分、 自分の理解者を一生かかっても捜し求めることとなるでしょう。
理想型の有名人:松本人志
自分の中に絶対的な正解を持っているタイプ。ジブリの宮崎駿監督やエヴァの庵野秀明監督もこのタイプだそうな。天才に多いタイプなのはなんかわかる。
以上四つ。
ざっと読んで自分がどれかなーとざっくり決めてもいいらしい。一応3分程度で終わる診断テストもあるので興味があるならこちらの方がいいかな。
FREEex: 4-types Determination Test(Japanese)
ちなみに4タイプにはこういった相性もあるそうな。
また隣同士でもポジティブ評価とネガティブ評価に別れる。
といった感じ。より詳しくは上のWebサイトをぜひ見てくだされ。紹介終わり。
私はどれか
ちなみにこれ、1000人規模で何度も実験した上でそれなりの信憑性があるとのこと。鵜呑みにはすべきではないけど。
ただこういう大雑把な秤をいくつか持っておくのは面白いと思いまして。自分と他人を知るための物差しは多い方がいい。
というわけで、私とんぼも調べてみた結果、
理想型寄りの法則型
であると判明した。
どちらかといえば、理想型に強く憧れる法則型とも言えそうな。
理想に向かってまっすぐ進んでいく人には涙をボロボロ流して感動する。おそらく私にはないものだからだろう。でも私利私欲を優先してると知ると一瞬で冷める。
一時期は司令型の生き方こそが成功の道だと真似をしようとしたことがあったが、無理だった。勝ち負け・損得の判断では自分が動けないことを知った。
また注目型のような周りから愛されたい・認められたい欲は強いのだが、優先順位はそんなに高くない。
私が人と関わることを極力避けているのは必要性を感じないからであって……などと書く時点で注目型じゃないんだろうけど。Xもまったく馴染めないし。
まあ性格診断だからね。現実はもっと複雑だ。
今朝なんて病み上がりも病み上がりの早朝から娘とドライブいって、頭もぼっさぼさ服もよれよれの、地元民とはいえあまりに酷い格好でスーパーに行ったぞ。
こんな私が不必要に他人と積極的にコミュニケーションをとりたいと思うわけないだろう。それはもはや性格とかそういう問題じゃないのである。
家族はどうだろう
そういえば数ヶ月前に、人によって愛の伝え方が違う話を書いた。これもおすすめ。
今回の性格診断も同じだ。
例えば何か頼み事をするにしても、自分では納得できるからといって他人が同じように納得して動いてくれるわけではない。
それなのに夫婦だから、親子だから、一緒に住んでるからといって、自分の性格に合わせた声かけをしてしまいがち。
だからざっと家族の性格もこれで掴んでおくのもいいなーと。
性格なんてほぼ遺伝で変えられないというので、相手が気持ち良く受け入れられるコミュニケーション方法を探るのはいいことでしょう。
ちなみに少し考えてみると……妻は注目か理想の色が濃いような。長男は私に近いか、絶対に許さないこだわりを私より持ってる気がする。
そんな二人はよく似てるので、二人とも理想型かなー多分。
あとでテストさせてみよう。ではでは。
ここまで読んでいただき感謝。
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