ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

長男(小5)とあまり顔を合わせたくない理由に迫る話

妻と長男がまた喧嘩してるのを見て苦笑いのとんぼである、ごきげんよう。

 

私が娘の対応をすることが多いとブログ書いている、ということはつまり長男の対応は妻が担っているのである。

 

娘がいなければ喧嘩もしないかなと思いきや、そんなこともない。

 

◆家族の紹介

あまり会いたくない理由

今日のお昼、ばぁばんちに顔を出したらすでに妻と長男は喧嘩してた。妻も怒っているが長男も怒ってて「うそつき!」「うるさい!」と言ってた。

 

喧嘩を見て笑い飛ばすほどの元気もないので、我関せずでスルーして次男坊の相手をして……喧嘩は気づいたら終わっていた。

 

妻は疲れてるからイライラすると言う。

 

確かにそうだ。妻の4月の忙しさがとんでもなかった。長男のバスケの大会に付き添って、その後にプロバスケの試合を見にいくとか。

 

バスケ部大会やら練習試合やらも多いし、私も熱出すし次男坊も熱出すし娘も荒れてるし、次男坊が鼻水ずーずーで夜間の睡眠がぐずぐずだから妻の睡眠もぐずぐずである。

 

これではイライラするのも仕方がない。

 

そんな感じの妻は、もう長男の顔も見たくないと怒っていた。

 

……妻ほどじゃないが、なんと私も同じ気持ちなんだよな。なんでだろう?

理由は二つ?

回らない頭でなんとなく考えてみると、長男とあまり顔を合わせたくないなーと感じる理由は主に二つ。

 

一つ目は日常で長男と顔を合わせる機会が激減してること。

 

娘の対応をメインでしてるもんで長男と過ごす時間がとてもとても短い。朝の数分しか一緒にいない日も多い。

 

その朝に挨拶してもシカトされたりする。眠いんだろうが、唯一交わす挨拶をスルーされる頻度が高くて結構嫌な気分になる。

 

まあほとんど会わなくても私は娘の対応してるから……と自分に言い聞かせつつ、あまりに距離が空きすぎるとどこか気まずいというか。

 

何を話していいかわからなくなったりする。そう。気まずいんだよな。娘の面倒を見てるとは言え、父親としての役割を果たせていない罪悪感があるんだと思う。

 

まあでも一緒にいても特に何か話をするわけでもないので考えすぎかもしれない。10歳だし。

 

そんで二つ目の理由が、妻と同じで疲労かな。

 

長男の前では父親として振る舞うようにしてる。父親として……というか、それなりに行動や発言に気をつける感じ。

 

要はギアを一個か二個あげて父親をやってる。

 

だから疲れている時には会いたくないのでしょう。しんどいのにだらだらもできないし、長男の話にもそれなりのリアクションをせねばならない。

 

そうだね。疲れてるね。

 

今日も妻と長男が喧嘩してて……長男のフォローした方がいいんだろうなと思いつつも完全スルーした。妻の方もフォローせんかった。

 

怒りオーラが溢れ出ている人をなぐさめるほどの元気はなかった。

 

そういうことやね。

メンタルお化け

長男のバスケ部のコーチ(保護者の方)が、うちの長男のことをメンタルお化けと言っていたそうな。体力ばかとかそういう感じのニュアンス。

 

バスケ部の子たちはコーチが試合中にああせえこうせえ言うと、素直にいうことを聞いてくれるらしい。まあ普通の反応だ。

 

しかし長男は何を言っても無視するか、「あぁ……」とか「わかってるよ」といった様子で素直に聞き入れようとはしないらしい。

 

そのくせ休憩中には「優勝したら焼肉連れてって!」と言ってくるそうな。

 

そんなメンタルお化け、それが長男だとコーチはいう。

 

我が強いというか、我が強すぎる。自分の中での考え(思い込みとも言う)があって、それだけは絶対に譲らない節がある。

 

コーチや先生の意見にも素直に従わない。でも丁寧にわかりやすく長男の気持ちを汲みながら話したら理解して行動を変えてくれたりする。

 

うん、この子と話すの疲れるよ。

 

体育会系的に上からドーンと言われたことを素直に受け入れる子ではない。悪いこっちゃないんだけど、明らかに長男の思い込みにしがみつかれると疲れる。

 

バスケだって、コーチの客観的な意見を無視するほどの哲学や知識があるわけではないのだ。

 

それでも素直に指示に従って動くことができない。誰もが長男のために一から丁寧に説明してくれるわけでもないというのに。

 

なかなか難しい性格してるよなと思う。

 

そしてそんな長男に対して、妻は上からドーンといくからそりゃ喧嘩になる。長男への対応方法を間違えているんだから当たり前の話。

 

まあこうなったのも教育の賜物かもしれないが、3歳の時にはすでにこんな感じだった気もする。性格かな。

 

……はぁ、私も相当疲れている。

 

4連休の初日でこれか。生き残れるかな。さて、娘を風呂にいれなければ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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