何をどうすべきか思案するとんぼである、ごきげんよう。
まあ何も決まっていない好奇心レベルの話ではあるのだが、長男が中学から寮生活になるという道が急に浮上した。
本当に何も情報を知らない段階だけど。そう言われると色々と考えるよね。
判定が良かったそうな
今回の塾の月例テストにて成績が大幅向上した長男。急に1.5倍くらいに点数が伸びてた。
そして今回のテストからは志望校の判定を出してくれるらしい。長男が受けるといっていた学校だけでなく、他の学校も。
でまぁ成績的にはだいぶ良かったようで、志望校はA判定。また他の学校にもA判定のものがあった。
そうなると出てくる長男の好奇心。
「(志望校とはまったく別の)あの学校に行ってみたい」
……うーん。
問題は、長男が良さそうという学校すべて遠方だ。送迎は現実的に無理なので寮生活になるだろう。
寮生活?
寮生活かぁ。
金の問題はあるが、私立でないなら何とかなるかもしれない。
本人がやりたいことはできるだけやらせてあげたい気持ちがあるし、これまでそうやってきたが。寮生活はどうなんだろう。
以前の私ならどんどんやってくれと言ったろう。一人で過ごして学ぶことは山ほどあるし、失敗して学んでいってくれと。
でも今はちょっと厳しいというか、時期尚早な気がしてならない。
痛い目みて
私が痛い目を見て失敗して自分で学べといっていたのは、失敗して学べる土台がある前提の話である。
痛い目を見ること自体も重要だとは思うんだ。痛みを伴う経験があって初めて改善しようと思うわけで。常に長男の転ばぬ先の杖となる気はない。
ただ長男の場合は、忘れ物や失くし物、スケジュール管理、ゲームテレビへの過度の集中など、何度痛い目を見ても本人の力だけでは改善が難しそうなものが散見される。
一緒に事前対策を考えたり外圧によって何とかなりはするのだが、今のところ自浄作用はなさそうに見える。
もし寮に入れば、寮のルールもあるし寮母さんの存在もあるとか。同居人の有無も大きく影響するから、ずっと一人というわけでもないだろうが。
他に寮仲間との関係性は大きくメンタルに影響しそう。息が休まる暇もない他者との共同生活にて、長男のストレスはどうなるんだろう。
まあ寮の詳しい状況は未知な部分が多く、学校によって差異が大きいだろうから判断できない。
そういえば妻はなんやかんやで長男の話を毎晩1時間近く聞いてる。日中はうるさい妻も、寝室では喧嘩もせず長男の長話に耳を傾けているのだ。
あと腰が痛い、足が痛いと訴えがあるとマッサージまでして寝かしつけしてるという。
この時間も長男にとっては重要な気もする。逆に親から離れた方がメンタル回復する可能性もなくはないが。
いやぁ、いけるもんか?
経験者は語るが
と軽く調べてみると、中学で寮生活をする子が書いている記事が出てきた。
悩んだりホームシックになりながらも何とか最高の寮生活を楽しめてる、という寮生活を肯定する記事だったのだが。
親はみんな心配するらしい。うちの子は朝起きられないとか、自分で準備もできないとか、寮生活ではやっていけないかもとか、まだ早いと。
じゃあいつだったら早すぎないの?
とこの記事で書かれている。
私も一般的な親と同様の反応をしているなーと感じつつも、これは十把一絡げで捉えていい問題ではない。
子供によって抱える課題もその大きさも違う。乗り越えられる子もいれば乗り越えられない子もいる。あと環境もそれぞれ全然違う。
実際にメンタル病んで退学する人もいるのも事実。
高校生ならまだしも、中学生の長男にはまだ早すぎるのではないか?
中学校からの寮生活はちと準備不足感が強い気がする。親元から巣立つほどの愛情も知識も十分に与えられてない感じもする。
何か教えたい
まあこれはたまたま今回成績が良かった長男が、たまたま好奇心で他の学校に行きたいと何も考えずに言ってるだけだ。
今後学習が進めば志望校のA判定もどうなるかわからない。中学受験のプレッシャーで病む子もいるというくらい。思いつきで志望校を変えられるほど甘い世界ではない。
そもそもお金の関係で普通に寮生活が無理かもしれない。何もかも不透明である。
だからただの妄想記事なんだけど。
長男が寮に行くことを想定した時に一つ感じたのは、今のうちに教えたいことがたくさんあるということ。
勉強じゃなくて、今後の人生に役立ちそうな考え方を教えたい。
10歳になった今なら理解力も考える力もあるだろう。そしてまだ親と遊びたいと言ってくれるぐらいだから話くらいは聞いてくれる。
最初、週末に遊ぶ前に授業スタイルで教えてみようかと思ったが抵抗ありそうなんで。
夜にたまに寝室へ出向いて、冗談を交えたりアニメキャラを例えに用いながら色々話してみたいと思う。
以前はよく話を聞かせたものだが。今はほぼ娘専用の父親となって話す機会が減ったからね。
昨晩は、宇宙飛行士で偉業を達成したはずの野口さんがメンタル病んだ話をしてみたらそこそこ好評であった。他人軸で生きることのリスクについて。
こういうのを話していきたいところだ。
スティーブジョブズが自分の子供にはiPhoneを持たせなかった話とか、梅原大吾がなぜ世界一の格ゲープレイヤーとして長年君臨できたのか、とか。
あとは長男の日常のケアかな。
これはまた別途書きたい。日曜日、稀に見る地獄だったんでこれにて。
では。
ここまで読んでいただき感謝。
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