家が汚すぎて妻と喧嘩したとんぼである、ごきげんよう。
まあ私がネガティブなことを言ったのが始まりではあるのだが、別に掃除を諦めたわけではない。
ただ正直きついのはあるよねぇ。
我が家の荒れ果てぶりは継続中
喧嘩の件は置いといて、我が家は相変わらず荒れている。
いやーでも荒れるよ。そら荒れる。4月から次男坊は保育園休みまくり、GWを挟んだ後も休んで、次は私が体調崩して、次男坊がまた体調崩して。
土日はまったく時間ないし、娘のショートステイも何度もキャンセルになったし、車のタイヤ交換やら娘やうさぎの病院受診やらで1日潰れることも多い。
今この時期に自宅を何とかしようとする状況ではないと判断した。妻もあまり文句を言わなくなってくれてた。仕方がないと。
今は最低限のことだけこなせばいいじゃないか。1日のうちどこかでキッチンだけは片付けて、うさぎの世話も最低限で、最低限の料理をして、最低限のゴミ出しや洗濯をして。
休める時に休もう。
とはいえ、やはり掃除をせねばまずいところは出てくる。次男坊が咳き込んでるのにエアコンがカビだらけだったんでクリーニングしたり。
風呂場のカビもとんでもないことになりつつあったのでカビキラーしたり。とっちらかった玄関片付けたり。
緊急性の高そうな最低限のことだけ優先的にやってみるものの、それでもやっぱり家は汚い。
そして掃除がねぇ……結局は掃除が継続できずに同じことを繰り返すのが割と気分が悪い。
例えば風呂場があまりにも汚いから優先して掃除して、そこからまた誰かがダウンして何もできない日々が続いて、やっと落ち着いたと思ったらまた優先的な風呂掃除が必要だ。
また風呂掃除??
風呂掃除からの風呂掃除で他のところを掃除できない。しかもそんなに元気があるわけでもない。
でまぁ家が全体的に汚いので今朝ケンカをして、その流れでがっつり掃除しました。
キッチンは昨晩から今朝にかけて娘の対応で触れず汚い状態のまま。
朝から娘とドライブに行ったので片付ける暇もなく、急いでデイ用の弁当作ってさらにごっちゃごちゃの汚いキッチン。
丁寧に丁寧に一つずつ片付けて40分ほどかかった。食洗機あってこれ。
続いてうさぎ部屋。もはや朝晩の散歩・食事・薬あげるだけで精一杯で遊ぶ暇もないのできったない部屋。
ここもある程度綺麗にしたが、 1時間以上かかってしまって。
……キッチンとウサギ部屋だけで2時間だ。2時間だよ2時間。こんなん最低限の掃除レベルのやつなんだよ。
すごくモチベーションが高かったわけじゃないとはいえ、黙々と2時間作業し続けて、キッチンとうさぎ部屋しか満足に掃除できていない。
特別汚かったから多少時間かかったのは間違いないし、毎日少しずつやれば時間短縮は可能ではある。
ただ今日もほぼ時間なく、日曜日は子供達の相手でもちろん動けず、月曜日も娘の病院で1日潰れる。火曜日は浄化槽の業者の方が来るはずだ。
それが終わればまた次男坊が熱を出したり、最近は発作が多い娘が倒れて早退の可能性も十分にある。
忙しさが落ち着いた頃にはまた汚くなってる。ウサギ部屋も風呂掃除もトイレ掃除も何もかも必要で、他のところにまで手が回らないだろう。
集中して2時間かけてここまでしかできないんだったら、家全体を綺麗にするなんて土台無理なんじゃないの?って思うわけだよ。庭の芝生なんて雑草ぼっさぼさだよ。
子供たちの体調が落ち着くまでは諦めた方が得策ではないのか。
それではいかんみたいなので
しかし妻は家が汚いことに相当我慢していたらしく、ストレスが爆発していた。
こんなに家族が体調崩してるんだから諦めろと言いたいところだが、まあ妻にとって清潔が一番大事なのは昔からそうだから。かなり我慢してくれてた方だろう。
正直いえば、あと半年ほど我慢してくれと言いたいところ。しかし半年経った頃にはもうカビやら何やらで家に後遺症が残る可能性もある。
うーん。まあでもあんなに苦しんでるのなら、どうにかして掃除をせんといかんよなぁと思って。それが私の仕事でもあるし。
ただ私も別に掃除をしないと決めたわけではなかった。むしろ疲れてる中でどうすれば荒れ果てた家問題を解決できるのかと考えていた。
汚すぎて気分が悪いのは私も同じなのだから。
その流れでこの本を読んでまして。
時間術の決定版的な本。
どんな人にも当てはまる万能な時間術は存在しない、という前提の上でどうやって時間の無さ、忙しさを解消していくかを教えてくれる。
この本を読んで、なぜ掃除が滞ってるのかを分析した結果、
私は掃除に対して無気力で悲観的すぎる、という結論が出た。
もともと家事や掃除がそこまで好きじゃないのもあり、何度やっても同じことを繰り返すし、なんかもうしんどいし、やってもやっても苦痛しか感じないもの。
それが掃除に対する私の印象なのだが、実際にやってみるとそこまで大変じゃない。それに掃除が終わればそれなりに満足感はある。
この認知の歪みを矯正するワークをが紹介されていたので、じゃあまずはこれをやってみようか!!と割と張り切っていたところだったのだが。
それなのに喧嘩になるからな。こちらはネガティブで怠惰に見えて解決策を模索しながら前に進もうとしてるのに、まったくコミュニケーションとは難しいものである。
神時間術も
他、私好みの本を多数出版されている、精神科医の樺沢紫苑氏の神時間術も読んだ。ちと古いかな。
この本では、1日の中での集中力の増減にあわせてスケジュールを組め!という、今ではよく見る手法が書かれている。
朝は集中力が必要な仕事をして、昼は単純作業しろ的な。
人によって集中力が高まる時間帯は違う、というのが(おそらく)現在の定説だと思われるのだが、まあ古い本なのでその辺は。
ただこの人の効率を求める考え方はモチベーションを刺激される。
集中力をうまく使って時間を余らせて自分を磨き、さらに作業効率をあげて余った時間で自分を磨き……と自分磨きをすることで多大な時間を生み出そうという発想。
ずっと今の生活が続くと考えるとつらいけれど、少しずつ生活が良くなっていくと考えたら頑張ってもいいかなと思える。長期投資的な考え方だね、これも。
結婚前の超効率厨だった頃を思い出した。懐かしい感覚である。子供たちに時間を取られすぎて諦めてしまった感覚。
本当は自分のことで色々とやりたいことがあるし、子供たちへの対応も考えないといけないし、お金やらストレスやら考えることは多いのだけど。
この余裕のなさ、忙しさ、時間に追われてる感覚を改善すれば、家も綺麗になって家族全体にいい影響は少なからずあると思う。
妻とも喧嘩してしまったし、とりあえず緊急として掃除問題を解決することにします。夫婦喧嘩は家族への悪影響も凄そうだしね。
と、熱のある次男坊を昼寝させてる間に隣で書きました。一緒に眠りたかったが仕方ない。多少の無理をせんと現状は打破できそうにないぞ。
ここまで読んでいただき感謝。
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