妻と仲直りしたとんぼである、ごきげんよう。
なんとなく、妻と喧嘩した時にだけ「私が何とかせねば」という焦燥感を感じる。
おそらくは普段、責任感が足りてないのかもしれない。もちろん私の。自分で何とかしなければならない感覚が薄いのかな。
この感覚の時だけはバリバリ動けるのだが、しばらくしたら消えてしまう感覚。意識改革が必要か。
さて、昨晩は長男とそこそこの雑談タイムがありまして。
ハリポタ飛ばし読み小僧
小5になる長男は日々少しずつハリーポッターを読み進めている。
自宅で読んだりばぁばんちで読んだりするため、本がその場にないことがあり。自宅に2巻がないからと3巻を読み始めたりしてた。同時並行で。
変な読み方するなとは思いつつも、本人が楽しいならそれでいかなと何も言わず。最近は2巻が佳境に入ったようで一気読みしてて。
そして2巻が終われば3巻に戻るのだが、中途半端に途中まで読んだ3巻の内容があまり思い出せないという。
さらに3巻はいまいちだから4巻を読んでみようかなという。
まぁ3巻は確かに地味だ。ヴォルデモートも出てこない。魔王が出てこないファンタジーなんて子供受け悪そう。
しかし3巻はディメンターも出てくるしエクスペクトパトローナムを学ぶし、ルーピン先生やシリウス・ブラック、ピーター・ペティグリューなど、かなりの重要人物が出てくる。
これは絶対飛ばさない方がいい。
ということで簡単に3巻のおすすめポイントを話した。今後につながる重要人物がたくさん出てくることや、守護霊の魔法の件など。
一応長男はハリポタ映画を数年前に全部見てるので、うっすら内容は覚えている。守護霊のことも覚えてた。それでも完全なるネタバレにはならないように気を使いつつ。
そしたらさ、
「(おすすめポイントはわかったから)じゃあもう4巻読んでもいいよね」
などと言ってくるからピキピキきてしまう。読んで欲しいからモチベートしてやってるのに、なんじゃこいつは。
まあ現実は「好きなように読んだらいいと思うよ(苦笑)」と食い気味に言って終わった。そんな少しイラッとした日常の話。
でもそういうこともある
私はハリーポッターが好きだ。
今まで読んだ物語の中で5本の指には入るかもしれない。特にスネイプ先生かな。マルフォイやドビー、フレッドとジョージも好きかも。
人生にそれなりの影響を与えた物語なので、長男にも順番に丁寧に読んで欲しいなと思ってしまった。
だってシリウスブラックの話をすっ飛ばして先に進めないでしょう。
映画うろ覚えの長男は「シリウスってヴォルデモートでしょ?」って言ってるんだよ。
そんなやつが炎のゴブレットに進んでいいわけないだろうが。
しかしよく考えてみると、本の読み方って一つじゃないんだよね。
世の中にはミステリをあえて最後から読む人もいるらしい。犯人も動機もトリックもすべて理解した上で、また最初から読むと。
理解しがたいが、そういう楽しみ方をされている方も実際にいる。
また私自身も、子供の頃にはよく漫画の飛ばし読みをしてた。
途中まで読んだけど続きがなくて、仕方なく数巻飛ばして読んでみたらそれはそれで面白くて、しかも先を読むことで飛ばした部分も何となく推察できる。
そうなるとむしろ前に戻るより先の方が読みたくなったりして。
……などなど、考えてみれば物語にはいろんな読み方・楽しみ方があるようだ。最終的に本人が満足してればいいのでしょうね。
というわけで読み方は長男に任せることとしたい。
さて、日曜日なんでおにぎり作って出かけてきます。では。
ここまで読んでいただき感謝。
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