妻の仕事を手伝うとんぼである、ごきげんよう。
大したことはしないが、資料内容をペライチにまとめるくらいならできる。お金の計算をしながら付き合いたい。
さて、最近感じる次男坊の自我の芽生え。
イヤイヤ期が怖い
1歳になる次男坊は決して大人しい幼児ではない。まあ一般的かな、家中をうろうろして引き出しをあけて中のものをポイポイする。
手に取ったものを投げてしまうのは少し気になるか。
投げるのが好きみたいで、さらに高いところから落とすのが好きみたいで、油断したらスマホをソファから投げられたりする。
あとは人の顔をパンパン叩いてケラケラ笑ったりしてる。かわいいではある。
それが段々と自我も芽生えてきて、嫌なものは嫌だと少しずつ主張するようになってきた。以前からあるにはあったが最近は結構強い。
特に感じたのは昨日。風邪も完全に治って暇そうだった次男坊を木のおもちゃで遊べる施設に連れて行った。
小さな滑り台もあって、次男坊は興奮して何度も登っては滑ってを繰り返してて。
そこそこに遊んだし他の子供も増えてきてたので、じゃあもう帰ろうかと声をかけて抱っこをしたら、
「う”ーーー!!!」
とまあ怒りとも悲しみとも取れる虫みたいな唸り声をあげて、抱っこから逃げ出そうとしてて。今まで感じたことがないほどに拒否感が強い。
仕方がないからもう少しだけ遊ばせたんだけども。
あぁ……こういうのが増えていくんだろうな、と少しだけ不安になった。
赤ちゃんの頃からこれまで、何かを終わる時はさっと抱っこしてその場を離れれば特に問題なかった。反発もほとんどない。
しかし「もっと遊びたい」「帰りたくない」といった自己主張が増えたらそれはもう大変ではないかと。
そういえばよくよく考えてみると、経験したことがないんだよね。いわゆるイヤイヤ期。
初めてのイヤイヤ期
私が娘と長男と一緒に住み始めた時、すでに二人のイヤイヤ期は過ぎ去っていた気がする。そりゃ拒否されることはあったが、イヤイヤ期というほどではない。
また既にある程度の言葉が通じたから、魔の2歳児的な育児の困難さを味わった記憶がない。
公園から帰りたくないとかあったっけ?
いやー見たことないな。私と住み始める前にすでに終わってたんだと思われる。
そうなると、次男坊でこれから初めてイヤイヤ期と相見えるわけだ。
少しだけイヤイヤする次男坊を見てわかったのは、これは親として進化するイベントの一つだということ。
何もできない赤ちゃんは親が何でもしないといけない。何でもかんでもやってきたもんだから、無意識にこちらの言うことは何でも受け入れてくれるもんだと刻まれている。
それが赤ちゃんが成長してできることも増えてくると、親の介入を嫌がるようになって。
親の無意識と子の意識、ここのズレが出てきて疲れるのがイヤイヤ期か。これを乗り越えるのは親が変わらないといけない、ある種の強制進化イベント。
そうかそうか、イヤイヤ期って親にとって重要だったんだなぁ。
てぃ先生面白い
そういえばたまに19時過ぎからEテレでやってる子育ての番組を娘と見てる。子供をパパ一人に面倒見させて困ったことをてぃ先生が解決してくれるやつ。
この辺りの育児の経験がないもんだから興味深いのだが、てぃ先生のやり方って幼児相手でも大人のような対応を推奨してる。
子供がやりたいことにはまず共感する、話はまず聞く、強制的にやめさせないとかそういうの。
言葉が少し理解できるようになってきたらこういう対応に切り替えるんだなーと。今はどうせ言葉もわからんやろと結構適当だから。
いや、そろそろ切り替えないといけない時期か。長男みたいな感じで次男坊にも話しかける?うーん、しんどい。
とは言え、イヤイヤ期でひーひー言うのは分かりきってるんで。早い内に意識を切り替えていこうか。
ここまで読んでいただき感謝。
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