本日は動物病院へと出向いたとんぼである、ごきげんよう。
週末から忙しくて体が悲鳴をあげているのがわかる。とはいえ休める日と休んではいけない日があるもんで、体を休息させてやることができない。
しんどい予定は土日から遠ざける必要があるな。
さて、あまり書いてこなかった長男の夜尿症の話。
長男の夜尿症
簡単に調べた上でタイトルに夜尿症と書いたが、わかりやすく書くとおねしょのことである。
現在10歳になる長男のトイレの自立は早く、おむつはイヤだとの本人の声もあって3歳にはパンツで寝るようになった。
嫌なのはいいが、定期的におねしょをする。その度に妻がオムツを勧めても装着することはなかった。パンツと違ってオムツは履き心地が悪いらしい。
そして今や小学5年生になった現在でも長男のおねしょは続いてる。
大量のおねしょは年に1〜2回と少ないではある。ただ少量はほぼ毎日だ。本人曰く「少しちびった」とのこと。
パンツの濡れ具合をわざわざ確認したことはないが、敷布団にまで被害が及ばない程度のものらしい。
寝起きの私は必ずシャワーを浴びる。風呂場のドアを開けると大抵は長男のズボンとパンツが無造作に置かれてる。
おしっこで濡れたまま洗濯カゴに放り込まないように、まず手洗いするから風呂場に置くように、と確かに言ったのだが。
ほぼ毎朝置かれてるから最初は少しイラッとしつつ、あまりに頻度が高いので今ではほとんど気にならなくなった。
そしてそれが解決すべき問題だという認識もなかった。
おそらくは妻と、その弟の話があるからだろう。
妻の弟は、中学生になるまでおねしょがたまーにあったらしい。だから修学旅行などのお泊まりにおいて絶対に寝なかったんだと。
おねしょが心配すぎて、お泊まり系の行事が相当大変だったそうな。妻も小学校高学年頃までおねしょが時折あった的な話をしてたんで。
遺伝かなと思いつつも、実際にそういうケースはあるわけだから。長男も次第に落ち着いていくものなのだろうと気にも留めていなかった。
ちびったと表現できる程度のものなら"おねしょ"と呼ぶには微妙な気がするし。
それにおねしょをしたところで防水シーツも敷いてる。少し洗濯物が増えるだけだし、怒ったり注意して改善するものでもないから。
「あー、漏らしたの?おけ、シーツ洗うからそこ置いといて」
程度のリアクションにしてた。できるだけプライドを傷つけないように、一切のネガティブなニュアンスが含まれないように。
一応年頃なんで、それなりに気を遣っている。
宿泊学習がやってくる
ここ最近、「ちびった」とは言い難いおねしょが数回あった。おねしょをしたことに本人も気づかないらしく、朝になったら乾いて異臭を放っている。
妻が見る限りでは疲れている日に発生するらしい。
そして7月、長男にとって最大の難関となりそうな宿泊学習がやってくる。これがまた厳しい2泊3日のお泊まりである。
私の時代では一泊だったんだけどなぁ。地域や学校によって違うそうな。
一泊なら寝ずに起きておく作戦もありっちゃありなのだが、2泊だとかなりきつい。おそらく二日目が相当疲れてるだろうし、おねしょのリスクはかなり高いと思われる。
30年前と今では子供たちの多様性に対する理解も跳ね上がってて、おねしょしても大丈夫なんかな?
私の時代なら一生おねしょ野郎の烙印を押されかねなかったと思う。どうだろうね。
といった心配をする親御さんも実は多いのか、また学校でも過去に類例が多くあるのか、夜間の睡眠に関して不安がある場合は個別に対応してくれるようだ。
実際、妻が担任の先生と直接話もした。夜間のおねしょが原因で寝られない可能性、また実際に漏らしてしまう可能性など。
すると担任側から提案あり、就寝前に担任の部屋に移動しオムツに着替えるのはどうか?とのこと。
それなら周りにもバレないし、おねしょのリスクもなくなる。他にもそういう子がいるから恥ずかしいことでもないと。
……悪くない提案ではある。
でまぁそのことを妻が長男に話すんだけど、長男はしぶってね。色々と理由をつけてはいたが、とにかく嫌だそうだ。
それもわからなくはない。
長男の中ではおねしょは最悪。だがそれと同じくらいにオムツ装着してることがバレることも耐え難いのだと思う。
結局、長男の拒否は強くてこの話を呑むことはなかった。
このままではノーガードでいくことになりそうだが……それはちょっとまずいな。
これからの話
ネットで調べてみたら同様の心配をしてる親御さんは多数いらっしゃって、学校によっては夜間のおねしょ対応にそれなりに力を入れてくれているようだ。
今回いただいた先生の部屋で着替える作戦や、また夜間に何度か起こしてもらうという作戦も有効らしい。漏らす前に起こしてトイレに誘導するというやつ。
これなら長男も受け入れやすいかもしれない。オムツが絶対に嫌なら先生に頼んでみるのもありか。
そして調べた結果、10歳にもなると膀胱の成長云々の話じゃなくて、夜尿症と呼ばれる病気……というか症状のようだ。
ざっとググると薬物療法や尿を感知してアラームで起こす療法もあるらしい。つまり病院受診で早々に改善する可能性はある。
妻の弟のように夜尿症が自然に治るかは未知数だし、本人が望むなら一度病院に連れて行ってみるのもありかもしれないね。
これからもお泊まり系の行事はあるから、この機会に本人も含めて一度話してみたい。
ここまで読んでいただき感謝。
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