ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

就寝前に本を読みたがる長男(小5)にぶちぎれる話

今日は忙しいとんぼである、ごきげんよう。

 

ほぼ1日中ずっと子供たちの相手となった。

 

朝は娘(特別支援学校/中1)の隣でブログを書いたらめちゃくちゃ蹴られたりして。最近手足が出るのがまた増えてきてる気がする。

 

さて、昨晩に長男にぶちぎれた話。静かに怒るやつ。

 

◆家族の紹介

就寝前に本を読みたがる長男(小5)

昨晩は諸事情あって時間が押しまくった結果、妻たちの帰りが20時半になろうとしていた。20時半は我が家の就寝時間である。

 

いつもなら15~20分ほど家族で本を読む時間を作っているのだがそれも厳しい。次男坊もすでに寝てるとの報告あり。

 

仕方がないので就寝前の家族で過ごす時間はカットすることに。寝る前の挨拶だけして寝ることを優先しようと。

 

娘と二人で電気を消して待っていたら皆帰ってきまして。

 

長男が片手にハリーポッターを持ってた。ばぁばの家からわざわざ持ってきたらしい。自宅で読むつもりだったのだろう。

 

「もう電気消すの?」

 

そう不満顔で聞いてくる長男。もう寝る時間だよと促すとおやすみとも言わず嫌な感じを出していた。

 

「何で本読めないんだよ」

 

無言の長男からそんなメッセージを受け取る。

 

……

 

私も少しイライラしつつ、娘を寝かしつけながら考える。

 

長男はどうしても本が読みたかったようだ。本を読む時間を楽しみに帰ってきてたのだから怒ったのも仕方がない?

 

ただ娘の状況は毎晩違うし、次男坊の対応も結構大変で。毎晩まったく同じスケジュールは厳しい。寝る前の読書時間を確保する確約はできない。

 

ならば……娘はもう家族が帰ってくる前に寝かせてしまった方がいいのだろうか。娘がすでに寝てるならば、多少リビングで本を読んでくれても何の問題もない。

 

しかし睡眠時間の確保も重要だ。朝の様子を見る限りみんなきつそうだから。

 

これは私が何かしら生活スケジュールを変えていかなければ。

 

そう考えながらもイライラが止まらない。

 

なんでこんなにイライラするんだろうか。おそらくは、なぜ私が考えなければならないのか、ということだろう。

 

そもそもだ。

 

長男は夕方からずっとばぁばんちにいた。そこにハリーポッターはもちろんあって、20時過ぎて帰るまでに暇な時間がかなりあったはずだ。

 

そんなに読みたいならその時に読んでこいとまず言いたい。お前はその時間に一体何をやっていたんだと。

 

さらに今週は塾の夏期講習も休み、部活もなかったはず。

 

ばぁばんちでYouTubeでも見てんじゃねーかとみまもりSwitchをチェックしてみると、この日は1時間半見てた。

 

我が家では毎日YouTube30分までルールがある。それを1時間もオーバーしてる。

 

夏休みに入ってルールを守れていない傾向はあった。35分、40分、45分、と明らかにオーバーしてる日が続く。

 

それでもまあ夏休みだし、いつも頑張ってるわけで。夏休みに入る前は時間がなくてYouTube見られない日もあったから、夏休みまで細かいこと言わない方がいいなとスルーしてた。

 

過去、あれだけYouTubeでぶちぎれてた私が大目に見てたんだよ、これはとんでもなくすごいことなんだよ。

 

それが今日は1時間もオーバーしといて、夜まで長いこと自由時間があって、十分に娯楽を楽しんだくせに帰ったら「オレが本を読む時間がない」と怒ってるわけですか?

 

はっきり言って、

 

それはお前のせいだろうが!

 

そんなに読みたいならばぁばんちで読んでこいやクソが。どうせずっとテレビ見てたんだろ、話にならん出直してこい。

直接文句を言う

と、思い出したら昨晩の怒りがふつふつと戻ってきてしまった。

 

この怒り状態で何かアクションを起こすのはどうだろう?とは思ったが、でも言いたいことを今回は言ってみることにした。

 

娘を寝かしつけたあとに子供部屋に顔を出し、

 

「君に文句を言いにきたよ」

 

と、つらつらと気に入らないと思ったことを話した。

 

まあでも言いたいことは一つか二つだ。

 

できるだけ就寝前に読書の時間を確保すべく努力するが、毎晩必ず作れるわけではないこと。

 

また時間が有り余っていたはずの長男のために、他の家族の動きを変えてまで時間確保するのは承服しかねるということ。

 

たとえば娘を他の家族に会わせず先に寝かせるなんてあまりにかわいそうだろう。

 

そんなにハリポタが読みたかったのなら午前中でも午後でも余った時間で読んでくれ。

 

まあそんな感じで淡々と話して……

 

何がどうなったのかはよく覚えていないが怒りモードは5分で終わり、その後は人生の満足度の話やら宮沢賢治、チャップリンの話をしてた。

 

なんかよくわからないけれど和気藹々と話は盛り上がって、最後に長男が「ごめんね」と言っててハグして寝た。

 

お互いにだいぶ成長したと思われる。

 

あと長男が言っていたこの一言が面白かった。

 

「YouTubeより楽しいことはいっぱいあるけど、YouTubeの一番いいところは楽なところ」

 

いい着眼点だと思うよ。

やめられないのもわかるのだが

今回の長男の動きは、ばぁばんちと我が家のルールの違いが大きな原因だろう。

 

うちでは基本的にテレビはつけない。邪魔だしうるさいし。よほど何もやることない時くらいで、無計画にテレビをつけることはない。

 

ただばぁばんちではテレビ見放題。長男はばぁばんちに入ると真っ先にリモコンを手に取ってテレビをつけてそのまま動かなくなる。

 

おそらく大して面白くもないバラエティでも見続ける。

 

一度テレビをつけたら最後、よっぽどじゃないとテレビから離れることはない。つまり長男が自主的にテレビを消してハリーポッターの読書に切り替えることはないだろう。

 

緩めでもいいからルールを設けてくれたら、とは思うが。

 

ただこれはばぁば、つまり私にとって義母の家のことなんで。あまりに口を出しすぎるとじゃあお前が面倒見ろよとなってしまう。

 

娘で手一杯で面倒見られないからお願いしてるというのに。

 

また夜は妻も長男と一緒にいるんだけど、妻も妻でテレビを消してとは言わないようだ。喧嘩になりかねないのもあるし、あと妻もテレビ好きなんで。

 

仲良くテレビ見て笑う時間もまた悪くないとも思うし。

 

そういう感じなので、ばぁばんちで本読んでこいは正直無茶な要求だと思ってる。

 

自宅での読書タイムを楽しみにしてるみたいだから、就寝前に"自宅で"読書の時間はできるだけ確保する方針で変わらずいきたい。

 

かと言って娘に何か寂しい思いをさせてまでやることでもないので、何かしら別の方法でスケジュールがうまく回るように考えてみよう。

 

久しぶりにわかりやすくぶちぎれたな。本を読む時間がないと家族に無言の怒りをぶつけてくるやつが何時間もテレビ見てる事実はさすがに許せんかった。

 

とりあえず丸く収まったのでよしとする。早く夏休み終わってほしい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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