ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

日本の子供たちによる作文に度肝を抜かれる話

断食してみたとんぼである、ごきげんよう。

 

色々と思うところがあって24時間断食してみた。めちゃくちゃお腹がすいて、その後に食べたバナナが最高に美味しかった。

 

たまにやりたい。

 

さて、たまたま見かけた作文コンクールに度肝を抜かれた話。

 

◆家族の紹介

子供たちの作文能力

先日、全国的な作文コンクールの作品を見る機会があった。小学校の低・高学年、中学生や高校生の部まで。

 

テーマは命や世界平和といったもので、何となく読んでみたのだが。

 

 

 

 

……とんでもないな。

 

 

 

い、いや、これは……こんなん子供たちが書いてるの?と固まってしまうほどに、文章レベルが高すぎる。

 

小学校低学年の部の作品は、ひらがなだらけで字も荒い。しかし荒い中にも規則正しさがあってなぜか読みやすい。さらにしっかりと状況や感情を言葉で説明している。

 

文体もすごく自由で魅力的。

 

小学校高学年の部では字の綺麗さは大人顔負けになり、出てくる体験談も海外に行った経験がどうとか出てきて。

 

中学生になるともはや小説の域。

 

「〜なんだって」

 

そんな誰かのセリフから作文が始まる。小説だ。

 

高校生にもなれば純文学に応募するつもりか?と言いたくなるような、感情の機微を細かく描写してたりして。

 

いやー、世界は広いな。

 

作者の学校名を見れば、ほとんどが私でも知ってるような有名私立の学生さん。

 

私の生活圏では見られない卓越した文章能力を持った子供が日本中に存在するんだなと。

 

でも一番驚いたのは、やはり小学校低学年か。

どういう教育したら

小学校1年生や2年生の子の書く作文でも、しっかりと独自の意見を書いてる。その子が本当に感じただろう感情が易しい言葉で綴られている。

 

大人や先生の顔色を気にしてなさそうな、素直な感情というのかな。

 

そういうのって、どういう教育したら書けるようになるんだろう。素直に感動した。

 

私なんかは作文は苦手……というより、自分が考えていることを書いてはいけないと思っていた。他人から認められる無難なものしか書いてはいけないと思っていた。

 

これは作文に限らない。

 

「お前そんなことまで考えてるの?」(姉)

「お前は考えすぎだ」(父)

「なにその考え方気持ち悪い」(友)

 

こういうことを言われてきてるから、自分の考えを常識で塗りつぶしていくのは別におかしなことではないだろう。

 

今でこそこうやってブログに自分の感情をある程度はっきりと示せるようにはなったが……小学校低学年でできるなんて。

 

ほんと、どうやったらああなるんだろう。本読んでるのかね?親の教育の影響か?

私の基準から見て

今回読んだ作文は、この年代の子ならこれくらいかなという私の基準を大幅に超えていた。

 

逆に、私が物言いをつけたことがある長男(小5)の作文。あの子の作文は、私が考える基準を大幅に下回っていた。

 

今思えば、私の基準はそんなに高いものではない。何を求めているかといえば、自分独自の感性で文章を書いてほしいというだけだ。

 

その人が確かに感じた感情を言葉にしてほしい。ただそれだけだったのに、長男が書く作文はどこかで見たことがあるもので……そこが嫌だったのかな。つまらなくて。

 

今はもうあまり何も言わないけど。

 

そういえば先日長男が学校の課題で作ったプリントに、そこそこの長文が書かれていた。長男がパソコンで打った文章らしい。

 

それがまたしっかりとした文章でね。ツッコミどころはいくつかあったものの、着々と成長してるようだ。

 

……などと偉そうに子供たちを評価してる私の文章力がこれだから笑えない。

 

いやでも、読みやすいようにあえて話し言葉に近いように書いてる、とだけ言い訳はしておきたい。

 

難解な表現・語彙・漢字を多用し堅苦しい文体にするのは至極容易である。育児や仕事による疲労が蓄積した脳へ自然と流れ込む平易な様式のブログを目指しているで候。

 

……何か逆に馬鹿っぽいが、こんなブログ読まないでしょう?

 

というわけで、まだまだ日本は大丈夫だなと思える子供たちの作文であった。眠くて頭がまわらんごめんね。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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