短めのブログを書きたいとんぼである、ごきげんよう。
いつも通りの感覚で書いてるのに3000文字を超える長文になってしまう謎の病気になった。いや、元気な証拠か?
育児ブログだから、すっと読めるのが9割でたまに長いのくらいでちょうどよいよね。バランス考えろ。
ファスト世代次男坊
1歳児の次男坊と二人きりで過ごす時間が毎日ある。
中でも役に立っているのがアレクサで、大抵は何かしらの音楽をかけてる。童謡やおかあさんと一緒の音楽とか。以前に書いたね。
私といる時、テレビは基本的に見せていない。
テレビは視覚情報で世界を完全に固定してしまうから、耳からの情報だけで世界を自由にイメージする時間も必要かなーと思って。
まあ完全に見せないわけではないよ。
私が見せなくとも、毎晩2時間ほどはばぁばんちに滞在してるんでそこで見てるはずだ。おかあさんといっしょのダンスも踊ってるらしい。
話を戻すと、次男坊はその時の気分で聴きたい曲が変わる。
ある曲が流れて気に入らないと
「あ!!??」
と言ってアレクサを指差し、私に曲を変えろと指示してくる。
じゃあ次男坊が好きな曲に……と思って別の曲を指定しても、やっぱり気に入らないと、
「あ!!??」
と訴えてくる。
はいはい、これじゃないんだね、と別の曲に変えて……とこれを毎日繰り返してる。
結構めんどくさい。何度も何度もあれくさ!あれくさ!って声かけるの割としんどい。
しばらくすると曲に興味を示さなくなるからいいけどさ。
たまにランダムで流れてきた新規の曲を聴いてくれることもあるので、少しずつ好きな音楽は増えていってるようにも思う。音楽はよいよね。
とんぼアレクサ
アレクサのない子供部屋で次男坊を寝かしつけする時、次男坊を抱っこしながら私が歌うことになる。最近は毎日毎日歌いまくっている気がする。
……アレクサで慣れているからだろうね。
私が適当な童謡歌うじゃないか。たとえばそうだな、
「かーもーめーのすいへいさん♪」
と歌ったら、
「あ?」
と小さい声で訴えてくる。この曲ではないらしい。
ならばと、
「ともだちができた すいかのめいさんち♪」
「あ?」
……
「おーきなくり」
「あ?」
……
私はアレクサじゃないんだが。
歌いながら寝かしつけすると大体こんな感じなので、気に入った曲になるまで次は何にしよう何にしようとひたすら色んな曲を歌ってる。
昨晩は何も思いつかなくて『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』のサビを歌ったら最後まで聴いてくれて笑った。
退屈も必要か
次男坊はある程度テレビを制限しながら過ごしていると書いた。
一方一緒に住み始めた当時の長男は3歳で、あの子はすでにテレビ漬けの生活をしてた。テレビのない時間が我慢ならないような子であった。
これは長男の気質的なものもあるんだろうが、私も子供たちに退屈させてはいけないという強迫観念的なものがあってね。
テレビは制限するにしても、それなら代わりに何とか楽しい時間にしないと!と思ってた。
でも今考えると……退屈な時間にもそれなりに意味があるんだよね。
何もない空っぽな時間があるからこそ、人は何かを考えたりその時間を埋める工夫をして楽しめる時間を作っていく。
子供たちが自由な発想で遊びを考えるのもそうだし、暇な人間がいたからこそ哲学が発展してきたわけだし。
まあまあそれも人によるとは思うから必ず絶対にとも思ってはいないが、次男坊とは一緒にいる時間が長いので少し意識して放置するようにしてる。
アレクサの曲を次に変えて!とアピールしてきても、一番までは聴いてみようとか。もう少しで終わるから最後まで聴いてみようと待たせてみることもある。
時代的に、動画や映画の倍速は当たり前で、音楽も好きな曲だけ何度でも簡単にリピートできて物凄く消費スピードが速くなってる。
ファスト映画が代表的だけど、とにかく速く効率的に情報だけとって終わるみたいな。
情報として消費するのではなく、もっとこう別の……おっと、真面目なクソ長い話になるわ。やめておこう。
とりあえずアレクサによってファスト世代感が出てる次男坊に、少しずつ退屈な時間を体感してもらうようにしてみたい。
長男にもそうだね。おそらく多少放置しても以前よりは私も罪悪感は抱かないかな。
今なら何も言わず本読んでそうな気もする。それか将棋しようと誘ってくるか。成長しているな。
ここまで読んでいただき感謝。
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