三連休とんぼである、ごきげんよう。
娘の弁当を作って落ち着いた。デイが来るまでの時間、娘の隣に座ってブログを書く。速攻で蹴られまくったけど。
さて、長男への理解が進まない原因を探る。
長男の人間関係
最近、長男(小5)の人間関係トラブルについて書いている。
上の話は2時間弱、長男が何を考えてこのような振舞いをするのかと深掘りした。だからこそ長男の根底に流れる思考に気づけたと言える。
妻が何年も前から言っている長男評として以下のものがある。
誰とでも仲良くなるのは早くて友達も多い。ただ深い付き合いになると嫌われる。
これは妻自身も感じているようだ。あっさりめに関わる分には妻ともうまくやれるのに、少し一緒にいる時間が長くなると折り合いがつかず大げんかが勃発する。
妻以外を見ても、あながち間違っていないと思う。長男のことを慕って自宅にまでやってきてた子らも、気づいたら皆長男から離れていった。
離れていったと言うよりは喧嘩別れしたといった方が正確か。長男の話を聞けば「だってあいつらが……」としか言わないから、あぁそうなのねと聞き流してたが。
なんせ長男のことを慕って自宅にまでやってきてたという子らが、今長男を仲間外れにしてるバスケ部一軍のメンバーなんだよね。
そうなんだよ。彼らはうちまでわざわざ長男を呼びにきてたんだよ。
1年以上前に書いた長男と彼らのバスケでのやりとりが興味深いな。
長男に対して「チャージングだ!!」と注意した友人に、「オレはチャージングしてない!!」とぶちぎれてる話。
チャージングとは相手を押す行為なのだが、長男は手を掴むことをチャージングだと思っていたらしい。オレは手を掴んでないぞ!!とぶちぎれたという話。
相手からすれば意味不明だ。他にも注意されたら、何を言われているか理解できなくてもとりあえずぶちぎれていたというから……
毎週家にまで呼びに来てたのにね。よっぽどキレ散らかしたんだろうな。
ちなみに近所に1人、長男と何度も喧嘩してるのに呼びにくる子がいる。
長男はその子のことを友達認定していないらしく、基本的にその子とは遊ばない。誰も遊ぶ人がいなくて最後の最後の選択肢としてなら遊んでやるみたいな感じ。
その子を一番大事にしたほうがいいんじゃないの?と私目線では感じるけれど。長男の基準では遊び相手にはならんらしい。
以前友達の名前聞かせてもらったらその子の名前をあげなくて驚いた覚えがある。「だってあいつは……」と悪口を言ってたような。どんな基準なんだろう。
その考え方はちょっとどうかと思うよと言ったところで変わる子でもなさそう。否定せずに友人とは何なのか、一度聞いてみたい。
こういう話はしないとんぼ
ここから本題。
トラブルがあった、喧嘩した、困っている……といったことがあれば、私も腰を据えて話を聞いて一緒に考えることにしてる。状況分析のために根掘り葉掘り聞く。
でも基本的に、子供たち(特に長男)に学校や友人の話を尋ねることはない。むしろ尋ねないようにしてる。
学校楽しかった?とか何かあった?とかそういうのも一切聞かない。ただ頑張ってきたことを認める声かけはしようと思ってるので、
「お疲れ様、一週間頑張ったね」
「今日〜〜だったんだね、無事に終わったんだ?お疲れ様だよ」
とか、そういう感じ。こちらから何があったのか尋ねることはない。
誰と遊びに行くのかも聞かないし、誰と遊んできたのかも聞かない。妻やばぁばは当たり前のように聞くが私はスルー。
何でだろうね。親にプライベートな話をするのは嫌だろうなぁと思ってしまうのだ。友達のことにまで口出しすんなよって。
おそらくは私の家庭環境の影響か?私自身が親やきょうだいに学校の話をほとんどしなかったから、そういうのを子供に聞くのにすごく抵抗がある。
親に話しても意味ないし理解してくれるとも思えないし、そもそも求められていないものだと思っていた。聞かれてもなぜ話さないといけないのかわからない。興味ないだろと。
中学で不登校になった理由を母に話したのは三十路になってからだ。そもそも親から一度も不登校になった理由を聞かれたことはない。
まあ聞かれても話さなかったはずだが。
そんな感じで育ったので、長男と話すのはもっぱら長男が興味のある話。最近で言えばハリーポッターとかポケモンカードとか。
これまではドラゴンボールやワンピースといったアニメの話ばかりしてきた。個人的な話はほとんどしないし聞かない。
聞かれても嫌だろうと思うし、話したいなら勝手に話すだろうと。
だからアニメや本で読んだ知識といった長男とは無関係のものについてはよく語っても、長男のことについては語らないし聞かないし触れないし探らない。
これが私の基本姿勢である。
ただねぇ……今のような軽い会話を積み重ねても、長男が実際にどういう思考をして生きてるかがあまり見えてこないのも事実である。
アニメの話なんかはわかりやすいが、大抵は長男の質問攻めにあって終わるのだ。「あれはどうなの?」「○○は?」とか。
もっと主観的な話をしないと長男の思考も分析しようがない。おそらく妻はそういうの根掘り葉掘り聞くから藪蛇で大げんかしてると思うのだが。
よっぽど周りとトラブルを起こしまくってるのなら、もう少し踏み込んで話を聞いてもいいものなのかね。乗り気にならんな。
話したくないわけではなさそう
改めて考えてみると、私の幼少時代の親子関係と、私と長男の関係性はまるっきり違う。私はここまで親と喋らなかったし、ここまで自己開示もしなかった。
長男も今はまだ聞けば答えてくれる段階ではある。もしかしたら私だけがめちゃくちゃ嫌だろうなと思い込んでるだけで、長男にとってはそこまで拒絶反応はないのかもしれない。
とは言え、これもバランスだよね。毎日毎日学校や塾について根掘り葉掘り聞いたらそれはそれでうんざりするはずなんで。
たまに……週に1回くらいか、その程度のペースで何かトラブルがなかったか、イライラしたことなかったかと聞いてみるのもいいかもしれない。
その反応を見て聞き方や頻度を調整してみることとする。
うーん。ただね、やはり本来は好きにやってくれと思ってるんだよ。
多少のトラブルも自浄作用で何とかなるだろと思ってるし、親が間に入ることでもないという考えが根底にあるから。
でもまぁそれも人それぞれか。長男に適した距離感を探っていくこととする。
ここまで読んでいただき感謝。
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