ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

休日の父親を全力でこなす、ある日のとんぼ奮闘記

ようやっと三連休が終わってホッとしてるとんぼである、ごきげんよう。

 

明日は休み明けなんで絶対に何もせんぞ。何もしない日がないと続けられないぞこの生活は。

 

ということで、2週続いた3連休の最後の休日。ソファでものすごい勢いで飛び跳ねている娘(特別支援学校/中1)の隣で奮闘記を書いていく。

 

◆家族の紹介

とんぼ奮闘記

今朝、娘が「おはよー!!」と連呼する大声で目を覚ます。

 

……む?どこから聞こえるんだこの声は……まさかっ!?とガバッと飛び起きる。隣の部屋から聞こえてるってことは、他の家族が寝てる部屋で大声で挨拶してるんじゃ?

 

時計を確認すると6時過ぎ。待て待て待て、早すぎる。休日くらい寝かせてやってくれ。

 

というわけでいつも通り娘と2人でドライブに行く。公園にも寄って20分ほど歩いたり、スーパーに行ってせんべい買ってあげたり。

 

娘もまあまあ機嫌が良くて特に問題なく楽しい時間を過ごす。私は発達障害に関するオーディオブックをずっと聴いてた。

 

今日は娘がデイに行ったあと、長男(小5)を映画に連れていく約束があってね。昨日は長男抜きで娘と外食もしたので、今日は長男という流れ。

 

忙しい日になるだろうなーと思いながらドライブを終えた。

娘を送るまで

映画館に行くための準備があるので、8時半には家に帰る予定だった。妻にもそういう話をしていたのに、8時半を過ぎてもまだ自宅にいる様子。寝坊してしまったようで。

 

家族が全員揃うと怪我リスクが跳ね上がって怖いので、妻たちがばぁばんちに避難するまでドライブ続行。結局9時までドライブしてた。

 

帰ったら急いで娘のデイ用の弁当作って、遠出するので次男坊(1歳児)の弁当作って。

 

デイは時間通り来たものの、娘がなぜか怒ってしまってね。保護帽を渡したらぶん投げて顔が怖いの何の。怒ってドアを殴りまくっていた。

 

映画の上映時間もあるから娘がスムーズに行かないとまずい。しかし強制的に連れ出すわけにもいかず……

 

こりゃ厳しいか?と諦めかけた時に、デイのスタッフさんが声かけてくれて何とか切り替えて靴を履いてくれた。

 

はー、やはりその後に予定があると娘の対応はできないな。余裕がないと無理だ。無理やり連れ出そうとしたら顔まで引っ掻かれるぞ。

妻のぶちぎれ

娘を送ったらすぐに弁当やら水筒やらを車に乗せて、ばぁばんちにいる他の家族を迎えに行く。早く行かないと映画に間に合わない。

 

ただ懸念が一つ。今日のお昼は外食する時間がないから作って持っていくことになってた。食事は車で済ませて、映画後にデザートだけどこかで食べたらいいのでは?と。

 

だから冷えてても食べられる冷やし中華が昼飯に決まった。そしてその準備も私がすることになっていた。

 

それがね、妻がなぜか冷やし中華の材料をばぁばんちに持っていってしまった。とんぼが娘を見ながら準備するの大変だからと言って。

 

……ありがたいんだけど、本当にやめてほしかった。

 

妻は余裕がなくなるとぶちぎれる。余裕がない時にいつも家族(特に長男)に八つ当たりして怒ってるの、そろそろ認識した方がいいと思う。

 

さらについ数日前、妻はばぁばに負担かけすぎてキレられてるんだよ。それなのに朝から1歳児の次男坊も引き連れてばぁばんちで料理する気かよって。

 

誰が次男坊見るのかと聞いたら長男が見るって……おいおい。

 

これで皆笑ってたら奇跡だわと覚悟してばぁばんちに迎えにいくと……やっぱり妻は怒ってるわけだよ。

 

時間がないのに長男が準備しないとか、言われなくても手伝ってとか、急いでる時は周りを見てから動けとか。

 

長男も別に頼まれてもないのに何もしないと怒られてるから、とても不満そうでご立腹でフォローせざるをえない。

 

どうしてこうなった。

 

まぁ仕方がないので、車内でもぶちぎれ妻はほとぼりが冷めるまで放置して、運転しながら長男と話してた。

 

長男の興味深い問い「森と林の違いは何だと思う?」とか、永久機関の話とか。

 

30分もすると妻も機嫌を治してくれたので何とかギリギリ和気藹々とした空気で、映画館のあるショッピングモールに到着。

 

妻と長男だけ下ろして、私と次男坊は別の場所へ。

実家へ

映画を見られない年齢の次男坊、最初一緒に連れて行くかどうか迷っていてね。

 

そういえばもう半年近くも私の実家に連れて行っていないことに気づく。映画館も近いしちょうどいい機会だからと、私と次男坊だけは映画館から離れて実家へ。

 

実家での次男坊は猫とたわむれながらあちこち歩き回って、その間の私は母と長男の行動について話し合っていた。

 

なかなか白熱した気がするが、母は自民党の総裁選にしか興味がないようだった。高齢になってYouTubeを見ると右翼化する典型例に見える。

 

まあ次男坊はあれこれ触るし何でも口に入れるし猫を追っかけ回すしで、1歳児の面倒を見ながら会話するのにかなり神経を使いつつ、なんとか映画が終わる時間まで居座った。

迎えた車内で

映画が終わった時間に迎えに行くと、今度は次男坊がギャン泣きだ。長距離移動だったもんでもう車が嫌みたいで。ギャーギャー言ってる中で妻と長男を拾う。

 

長男は腹減ったと準備してた冷やし中華を食べ始めるんだけど、今度は妻の潔癖が発動。

 

こうやって食べろ、こうやって食べるな、必ずこうしろ、こんな食べ方するから汚れる……etc

 

結局は車が動いてると食べられないということで、コンビニに駐車して食べることになったのだが。長男も疲れてて、動き回る次男坊に本気で文句を言い始めて。

 

仕方がないと、腹ごしらえが必要な妻と長男だけ車内に残して私と次男坊は外に出る。

 

コンビニの駐車場で抱っこしながら歌をうたっていた。おばけなんてないさをエンドレスでそこそこの音量で。周りに人もいないし大丈夫だっただろう。

 

頃合いを見計らって車内に戻り運転続行。しばらくすると長男も妻も次男坊もみんな寝てしまった。

 

心底ホッとした。お前たちは眠っておけ。もう誰も何も喋るなと思ったよ。

 

妻の怒りは子宮内膜症だけのせいではない気がするが、まあまあ今は薬を飲んで治療に専念してもらうしかない。

次男坊の面倒を見てからの娘

映画を見た後にデザートを食べる、という約束もあり。自宅近くの安くて美味しいパフェが食べられると噂のカフェに行くことになっていた。

 

が、色々あって時間が押している。家族全員で行ってしまうと娘がデイから帰ってくる時間に間に合わない。

 

ならば次男坊はそのまま寝かせて私と自宅に戻ることにして、妻と長男だけ行ってもらった。

 

2人になると次男坊はすぐに目を覚まし、1時間近く遊んだだろうか。歌うたったり外に出て散歩したり。

 

娘が帰る直前には妻たちが来てくれたので次男坊を引き渡す。私以外の家族はばぁばんちに避難するいつもの流れ。

 

それから5分と経たないうちに娘が帰ってきたので、風呂に入れてご飯を食べさせて……

 

これの書き始めは隣で飛び跳ねてテレビ見てた娘だが、途中でどこかに行きたいと言い出してしまったので1時間半ほどドライブに行った。本日2度目。

 

途中、暗い暗い山の公園で30分ほど座っていたかな。ガソリンもったいないし、夜風も気持ちよかったので。

 

そして今、やっと娘が寝たのでブログ続きを書いている。

 

帰ってきた時には、妻たちもすでに帰ってきてて寝てた。よかった、お前たちは眠っておけ。もうしゃべ(略)

怒りは損する

怒りって本当に損しかないよね、って思う。長男を見てても、妻を見てても。

 

長男は遊びたい友人たちから、おそらくは怒りによって嫌われている。自分ルールを相手にも強要して怒鳴り散らしたらそりゃ嫌われる。

 

妻は妻で、長男が学校でやってるような強要を自宅でやっている。長男ほど怒鳴り散らすことはないものの、喋り方も言葉のチョイスも威圧的で気分が悪い。

 

休日の時間を丸々割いて金もかけてこんなに怒ってたら本当に意味ない。誰がこれを楽しかった思い出として胸に刻むんだろう?

 

とまぁちょっと疲労が凄過ぎて愚痴っぽくなってしまった。久しぶりに心が折られた感覚がありまして。

 

子供が三人いるんで、フォローにも限界があるじゃないか。正直、家族がほとんど見ていないところで、誰よりも娘に引っ掻かれて殴られて蹴られているからね。

 

これを1人でいなしてるだけでも奇跡なのに、その他の家族も怒りに包まれてたら困る。そこに自浄作用を期待するのは何もおかしなことではないと思ったが……

 

難しいか。

 

いや、とりあえず寝ようか。疲れ過ぎたな。別に皆、悪気があってやってるわけじゃないはずなんで。

 

短期的な目線ではなく、長期的な目線で見ることにして寝る。その言葉通り、朝から晩まで頑張った。おやすみなさい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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