今日は次男坊(一歳)の親子イベントに参加してきたとんぼである、ごきげんよう。
川沿いにて焼き芋を食べるという、それはそれは素敵な時間だった。我々も家族でこういうのやりたいなーと感じるほど。焼き芋美味しいし。
さて、明日もまた忙しいので簡単に書けそうなやつ。
陰謀論の母繋がりで
ちょろっと書いた通り、現在我が母親が陰謀論(+都市伝説)にはまっている。
先日は朝から電話をかけてきて何かと思ったら、2025年の7月何日かに隕石が落ちてきて世界が変革して縄文時代になると言ってきた。
もはや我々にやれることは少ないものの、縄文時代になっても生き抜くために体力をつけないといけないと熱弁している。
私がまったく興味がないジャンルの話題なのでとりあえず掃除をしながらはいはいと聞いていた。
母が言うには、他の人(姉とか)に言ったら「そんな動画ばっかり見て大丈夫?」と怪訝な目で見られるから私に言ってるんだと。
いや、私もリアクションしないだけで大丈夫かな?とは思っているよ。情報があまりに偏っている気がしてならない。
とは言え自分で調べたわけでもないし母の言葉が世界の真実かもしれないから、あんまり否定的になるものあれなんでただただ聞いてた。一時間くらい。
結局、何を言ってるか私にはよくわからなかったけれど、こういう系の話が好きそうな妻に話してみたら知っていた。
さらに知らないのはとんぼだけだよと言われた。
えぇ?本当?日本のみんなは今、来年から世界が変革すると思いながら縄文時代で生き抜く準備をしてるの?
あまりニュースを見ないから知らないだけかな。これはノストラダムス的な盛り上がりなのか、一部で盛り上がってる話なのか。
現実世界が大変だから、世界の変革に対応できる自信はない。縄文時代になったらどうなるんだろう?
食糧問題もあるけれど、一番は娘の抗てんかん薬がないのが心配かなぁ。
もしかしたら自然の中で生きることでてんかんにもいい影響があるかもしれないか?古代からてんかんはあったという話も聞いたことがあるが。
さらにあんたもおすすめのYouTuberがいるから見なさいと言われたので、一度は見てみて……その流れで面白い本にいきついた。
森永卓郎さん
経済アナリストの森永卓郎さんをご存知だろうか。よくテレビにも出てたし、ライザップCMにも出てた方。
現在は末期癌の闘病生活をされていて、いつ亡くなってもおかしくない状況だと医者に言われているという。
最近のYouTube動画。かなり痩せてしまっているのに活力がみなぎっている。
森永さんは余命宣告をされてから「とにかく書かなければならない」と物凄いスピードで本を執筆されている。
どうせもうすぐ死ぬからとタブーなしの無敵の人状態なのである。
母の陰謀論繋がりで森永さんの動画にたどり着いて、あまりに面白かったので本も2冊ほど読んで。特にこれかな。
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財務省をカルト集団であるとして徹底的に批判する本。何十万部も売れてるそうな。
財務省の思想として、根底に財政健全化というものがある。
家計で例えると、給料よりも支出の方が大きいと赤字が膨らんでいき借金が増えて最終的に首がまわらなくなる。
国もそれと同じで、とにかく借金は増やすべきではない。そのためには税金をあげて収入を増やし、歳出を削って支出を減らす。
……ということなんだけど、そもそも国と家計では話が違うよね、と。なぜなら国は自ら金を生み出すことができるから。
じゃあ金をジャンジャカ刷っても大丈夫なのかという話はとりあえず置いといて、問題はどれだけ国民が苦しくてもひたすら引き締め続ける財務省の姿勢である。
物価が高いし給料が全然上がらない。インフレしたというが生活が楽になった実感はない。電気代も上がってガス代も上がって食料品も上がって何もかもが値上がりしてる。
国民はとにかく生活が苦しい。
じゃあ増税しましょう。
……そんな国ある?
財務省さんの言うことにゃ、なぜなら日本にはもう財源がないからで、日本国民は大量の借金を背負ってるからで、財政健全化をしないと国が破綻するからで、高齢者や未来の子供のたちに必要なのだからと。
これが財務省の頑なな姿勢であり、そしてそれが正しいとあらゆるところで布教して回っている。
さらに財務省は圧倒的な力を持っているために、批判しようものならすぐに税務調査が入るなどの報復があるという。あと政治的圧力もすごいとか。
そして財務省の中では消費増税をした官僚はレジェンドとなり、最高峰の天下り先が用意される。その報酬は総理大臣よりも何倍も高いという。
国民から金を搾り取って、国民のために金を使うこともない。ただただお金を絞って絞って国を成長させることもなく、自分達は高い金もらって天下りして人生安泰である。
そもそも政府が金を使わなければ国が成長することはない。金を使って、その後に税収がついてくるのである。
それなのに最初から金を出さないくせに税金はあげるわで、日本は30年間ほとんど成長していない。
ひたすら増税増税増税増税で、国民の負担率は江戸時代だったら一揆が起きてるレベルにも関わらず、今もまだ増税しようとしてる。
財務省、頭おかしいんじゃないの?
っていう本。私が言ってるわけじゃないよ、森永さんが言ってるの。
こういう私にコントロールできない系の話は基本的に興味がないんだけど、面白い本であった。
自給自足がいいらしい
あれ、母の陰謀論に私も染まってしまっただろうか。
いや、うーん。財務省だけが何もかもの原因とは言わないけれど、一理あるとは感じた。一度増税したら絶対に減税しない国ってイメージあるし。
我が家の家計も、めちゃくちゃ頑張った上でやっぱり結構苦しい。
妻の給料が先日少し上がったのに、それ以上に物価の方が上がってる。とてもじゃないが生活が楽になった感覚はない。
もし減税によって国民の懐が温まって生活が楽になって将来の不安も軽減されて子供も増えて経済成長できるなら、これほどありがたい話はないではないか。
ただ実際は増税なんですよね。増税増税。たまにお金配ってガス抜き、そして増税。
……なんかイライラしてきたけど、とりあえず森永さんの解決策として自給自足生活を推していた。
太陽光で電気を作って、小さな畑で家族が食べる分の野菜を作る。そういう生活をすればほとんどお金はいらないから税金なんて関係ないと。
草木の名前、虫の名前、星の名前、星座の名前。そういう教養があれば都会にいる必要もなく、田舎の自然の中でも楽しく生きていけるんだと。
その中で芸術とか音楽とか好きなことをして楽しんで生きるのが、人間的な豊かな生活なのではないか?と言ってて、割と感銘を受けたりもした。
とりあえずざっくり周辺情報は調べてみたけれど、逆に減税派に洗脳されてしまった可能性もあるかもしれない。
でも、今にも死にそうな森永さんが命を燃やして訴えたいことだと言うんで。
一度考えてみる価値はあるよね。そろそろ選挙も近いしさ。おしまい。
ここまで読んでいただき感謝。
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