土曜日忙しいとんぼである、ごきげんよう。
忙しすぎてブログを書く隙間がないというか、飯を食う暇がない。飯よりブログを優先してブログを書く。さらっと書きたい。
百姓を目指したい
こういう本を読みまして。
この書籍の中に、百姓を目指そうと書かれている。何となくネガティブな意味で使われがちな言葉であるが、別の見方もあるんだと。
わかりやすい説明が下記のサイトにあったので引用する。
百姓とは百の仕事ができるということ。田んぼをやるなら野菜を育てろ、漁にでろ、冬は縄を編めというのはリスクの分散。自然の脅威に対して百の仕事でもって生き延びてきた。そして歴史の表舞台がどんなに荒れようと生き抜いてきた。そんなしたたかさがあったからこそ、ここまで継続してこられたのです。
農家を目指さないのが農家への近道【ゼロからはじめる独立農家#01】|マイナビ農業より
このように、農業や漁業だけやるのが百姓ではない。
野菜が育つ時には農業に精を出すし、不作なら漁に出るし、家が壊れたなら自分で補修して、道具がないなら自分で作る。
強い生きる力を持っているのが百姓なのである。
ただそれぞれ得意分野が違うから、百姓でコミュニティを作ることでお互いを補完し合うこともできるし、自分のスキルが他者の役に立ち仕事になったりもする。
今風の言葉で言えばマルチな能力を持った人材、それが百姓だとのこと。
面白い概念で、確かにこの生き方は幸せに死ねそうな気がする。
資本主義から解き放たれて
少し前にもちょろっと書いた通り、今の私は資本主義の呪縛から解き放たれつつある。
成長し続けて、効率を求め続けて、コストをカットし続けて、金を儲け続けて。その先に私が求めているものはないと感じている。
一度億万長者という経験自体はしてみたいけれども、欲を満たし続けるような生活に特に憧れはない。
どちらかと言えば自分達の衣食住を自分達で確保して、余った時間は友人や家族と過ごして、歌って踊って本読んでのほほんと暮らしたい。
あとはまあ食料安全保障の話もある。
効率効率効率と食料品にまで効率を求めた結果、日本の食の安全はズタズタだと認識してる。海外からの輸入がストップしたらこの国は終わるのでは?
他国に命綱を握られている状態ではいつどうなるかわからない。災害も多いし、戦争になる可能性すらある。
そう言う意味でも、自給自足的な知識・経験を積み重ねることが今後の家族の役に立つと思う。
とは言え、どうしても金は必要だ。特に子供たちの学費。学費だけは金がないとどうにもならん。野菜持って行っても大学にいれてくれないし。
資本主義にはどっぷり浸からないバランス感覚が必要かな。
うちはありがたいことに妻が働いてくれてるので、もう半分の私が百姓的な動きをするのは悪くないと今は感じている。
もちろんそれが節約にもつながるだろう。
ちなみに上で紹介した本はのほほんと農業をする本かと思いきや、農業をベースにビジネスを多角的に展開していく資本主義の権化みたいな本だったぞ。
マルチ人材とんぼ
こう言語化するのは初めてなのだけど、今までの私が既に百姓の道を歩み続けている気もする。
今朝は娘とドライブに行って八百屋に行き、料理して弁当作って娘をデイに送迎。
その後はばぁばと共にアルソックの契約前の説明を受ける。おそらく変な人と思われるくらいには疑問点を投げかけてばぁばも納得できたっぽい。
業者が帰ったら、防犯本を見ながら防犯カメラや窓ガラス強化フィルムをネットで物色。その後妻とばぁばと選挙について語る。
夕方にはばぁばの庭の剪定、防犯のため見通しがいいようにノコギリででかい木を切って分解。
さらにばぁばにおじさんの農地をお借りしたいと、長男のメンタルケアのために必要だと頭を下げて話をしてもらえることになった。
一旦帰って育児ブログを書き、これが終われば軽く料理をした上で家族で天体観測に行ってくる。星座早見盤を買わないといけないかも。
来週は釣りに行く約束をしたので必死に釣りの勉強してるが今のところ意味不明だ。
付け加えるとファイナンシャルプランナーの資格も持ってるし、貧乏投資家でもある。我が家の登記も自分でやったし、ポイ活おじさんでもある。
ミニ太陽光発電も地味にやってるから扇風機やスマホの充電くらいならタダでできる。
……どう?少しは現代の百姓感ない?
こっから農業・釣り・山菜取りを長男と共に楽しんで、おじさんの畑があればDIYにも手を出せると思う。焚き火で焼き芋なんかもできるんじゃないかな。
金金金と稼ぐことばかり考えてこれまで苦しんできたけれど、もしかしたらこういう生き方の方が合ってるのかもしれない。
パソコン持ってりゃどこででも文章は書けるしね。もう一つ二つくらいは何かここ以外でも発信したいテーマがあるのだけど、今はちょっとつらいかな。
では今日はこれにて。コメント頂いた方には後にお返しします。
ここまで読んでいただき感謝。
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