ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

長男(小5)と釣りに行く前に、父一人での釣り奮闘記

新聞配達に興味を持っているとんぼである、ごきげんよう。

 

金に困ったら新聞配達よくないですか。大体早朝の2~3時間で5万円前後はもらえそうな気配。深夜帯だから家族の迷惑にもならない。

 

娘の長期入院も控えてるから決して今ではないが、確実に収入を増やす手段としてすぐ働けそうだし頭にいれておこう。

 

お金はいくらあってもいいですからね。

 

さて、ロケハンの話。

 

◆家族の紹介

釣りしてきたぞ

長男(小5)と自然と触れ合いながら遊べる方法を模索中。農業・釣り・山菜取りなどをやってみたいと考えている。

 

問題があるとすれば、何一つ私もやったことがないということだ。

 

自然と触れ合うのは長年継続してきたとはいえ、いつも散歩がメイン。特に何かをやるわけではなかった。

 

長男とやりたいものはどれもこれも素人だし、長男にも教えながらになることを考えるとまずは私が学ばないといけない。ということで色々本を読みながら学んでいる。

 

そして上であげた中の一つ、釣り。これがもっとも簡単に今すぐできそうだということで勉強を始めた。

意味不明だ

何事もまずは入門書から入った方がいいだろう、と手にした何冊かの釣りの本。

 

んー、意味不明だ。

 

何だろう、この情報量の多さは。何が何だかわからない。釣りを伝えるためにこんなに文字を書かないといけないものなのか?手に取った本が悪いのか?

 

まったく読む気がせず絶望してたら、そういえば姉の夫は釣りが好きだったことを思い出す。ならばと久々の連絡がてら聞いてみることに。

 

そして返ってきた回答が以下のもの。

 

「何を釣ろうと思ってるの?」

 

……

 

それも知らないんですよね。何かを釣りたいわけじゃないんだ。ただ長男と釣りを楽しみたいだけで、まあできれば食べられる魚がいいかな程度のもんで。

 

魚の名前も全然知らないし、そもそもうちの地域でどんな魚が釣れるのかも知らない。

 

そんな感じだったんで結局手応えのあるアドバイスはもらえず、ひっそりとネットで釣れそうで食べられそうな魚を調べ始める。

 

さらにその魚を釣るためにはどういう仕掛けが必要かも調べる。

 

そうなんだよ。私は知らなかったが、なんと釣りにはターゲットとする魚によって使うアイテムが違うらしいのだ。

 

ただ釣竿持って、糸の先に針+エサくっつければいいんでしょ?程度に思っていたがとんでもない。ウキやオモリやカゴやら何やら。

 

意外と金がかかりそうだ。食べられる魚が釣れるにしてもおそらく元がとれることはないんじゃなかろうか。

 

節約にはならなさそうだな……と意気消沈しつつ。

 

それでも調べ続けて、一つの解に辿り着く。

サビキ釣り

食べられる魚が釣れそうで素人にも良さそうな仕掛けで、サビキ釣りというものを見つけた。

 

簡単に書くと、海の中でエサをばら撒く仕掛けによって集まった魚を釣るというもの。こんな釣り方聞いたことないのに有名らしいぞ。

 

じゃあ釣り方も決まったので釣具を買い集めようと釣具店に。

 

うん、釣具店も意味不明だ。

 

釣竿買おうにも一体何を買っていいかわからない。針もカゴもエサも本当に何を買っていいかわからない。参った。

 

とりあえず今ある知識を総動員した結果、とにかく初期費用は徹底的に安くしようと決意。

 

中国製のサビキ釣りセットを3000円で購入し、さらにそのセットに入ってるものを参考に仕掛けをいくつか、また常温保存が可能な釣り餌も購入。

 

店内をうろうろしすぎて万引きを疑われてる感もありつつ、とにかく道具は揃った。

 

ということでやってきたのは地元の漁港。

初めて糸を垂らしてみた。

やはり釣りは難しい。勝手がわからないので即座に糸が絡んでぐちゃぐちゃになって泣く泣くカット。

 

今度はちゃんと気をつけていたはずなのにまた糸が絡んで泣く泣くカット。

 

さらに糸が絡んで……

 

といったことを続けて、準備してきたアイテムがあっという間に三つほど海に消えた。環境にも悪いだろうし回収したいが無理だ。まさかこんなことになるとは。

 

残ったのは最後の一つの仕掛けのみ。

 

なぜ絡むのかを身をもって理解したので段々と慣れてきた。糸が絡まないこと、よれよれにならないことは釣りの前提だったのだ。知らなかった。

 

ここまで注意すればもう絡まることはないだろうと理解の階段を登っていることを喜んでいたら、急に釣竿がブルブルブル!!となり。

 

……釣れた。

熱帯魚みたいなのが釣れた。今日は釣りの予行練習であって釣る気はなかったのに変なのが釣れてしまった。少し嬉しい。

 

でもバケツもクーラーボックスも何も用意してないから、素手で掴んでハリをとってリリース。毒がないことを祈る、知らない魚よ。

 

じゃあもう少し練習を続けようかと再度糸を垂らしたらすぐにブルルブル!!となったので釣り上げると……

 

またお前か。

お前は食えるのか?食えるのならもって帰りたい。でもあいにく準備不足で持って帰る術がない。どう保存していいかもわからない。

 

仕方がないので再度リリースする。

 

といった感じで1時間ほど釣りをして帰った。

 

失敗もしたし二匹も釣れたし、勉強になったな、一人で来てよかった。

準備不足

後に調べると、あの魚はオヤビッチャという魚の亜種らしく、美味しく食べられるらしい。何が何でも持って帰ってこればよかった、失敗した。食費が浮いたのに。

 

何より失敗して失ったアイテム+餌代だけで1000円は使っている。ガソリン代もいれたらもっとだ。割に合わんな。

 

あとは魚を掴むハサミだったり、魚専用のクーラーボックスも必要か。紫外線が嫌すぎるので、顔全体を包み込むマスクや帽子が必要かもしれない。

 

さらに落ちたら泳げない私は死ぬしかなさそうだったので、救命胴衣も買いたい。

 

……金がかかるな、自給自足には向かない気がする。

 

まあでもとりあえず、長男と釣りに行く前に一度は行けてよかった。この一回があるとないとでは天と地の差があるぞ。

 

ただ今のところ釣りが面白いとは思えない。釣った魚調理しないと楽しめないかもね、もともと自給自足が私の目的の一つだから。

 

そんな感じの初めて本格的に釣りをやってみた報告。

 

明日は長男の発達検査(相談?)の初受診が急遽決まった。どうなることやら。おやすみなさい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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