めちゃくちゃ寝たとんぼである、ごきげんよう。
久しぶりにこんなに寝られた。やはり睡眠は大事だね、まったく同じような日常でも受け取り方が変わってくるから。
少し生き急ぎすぎた感があるので、ややペースを落として持続可能な生活にしていきたい。
さて、気がつくと考えているのが長男の勉強について何をどうやっていくか。
まだ全教科の把握してないので細かい枝葉は置いといて、大筋の戦略だけでも考えてみたい。
大筋の戦略を考える
100点を目指さない
勉強を見ていくとどうしても完璧主義になりがち。細かい枝葉まで覚えなければ、最難関の問題もスラスラ解けなければ、という沼にハマってしまう可能性は高い。
ただ長男が受ける学校はそこまで偏差値が高い学校ではない。模試のデータを見る限り、4教科それぞれ60~70点前後とれれば十分に合格圏だと思う。
であれば難しい問題に注目するより、むしろ基礎の基礎をしっかりおさえた方が安定して高得点が取れるんじゃなかろうか。
例えば国語であれば漢字やことばのつくり、算数なら計算問題や図形問題といった、覚えて慣れていれば誰でも解けるようなものを確実に押さえる。
月例テストや模試でも基礎さえ押さえてればある程度スムーズに解けて、難しめの問題に触れる時間的な余裕もできるだろう。
それで少しずつ慣れていけば儲け物。そして今後もし時間的な余裕があれば、そういう問題にも手をつけさせていく。
まあ……沼っぽいからな、あんまり深追いするのはコスパが悪い気がする。絶対評価のテストではないから、取れるところを確実に取る戦略でいいのかなと思う。
今のところはね。
過去問注文してるのでテストの難易度と点数配分チェックして、あとは今年度の倍率も見た上で調整しよう。
以前に本屋で過去問立ち読みした感じではそんなに難しい印象は受けなかったのだが、届いたらまた考える。私が想像してるより遥かに難しいかもしれない。
どちらにせよ基礎ができていないと話にならんかなとは思う。
復習を二つにわける
長男は過去に習った単元もボロボロ……という話を昨日書いた通り、過去の復習は必要。そして今習っているところも復習が必要。
量も多いしどうしたものかなと考えた結果、現在習っているもの+過去に取りこぼしたものを同時に復習させるのがベストだと結論づける。
本来は土台がしっかりした上で新しい知識を積み上げていくのが正攻法だ。頭に入ってる知識と関連づけた方が記憶にも定着しやすいから。
ただまぁせっかく塾に通って先生から習ってる以上、多少理解は浅くとも新しい知識は頭に残っている状態ではあるから。
これはこれで活用したいし、毎月ある月例テストの結果にも直結する内容でもある。
思うに、モチベーション管理として月例テストほどわかりやすいフィードバックはない。
毎日コツコツ勉強しても、月例テストの点数が低いならやる意義が見出せなくなってしまう。そう言う意味で、とんでもなく重要なのが月例テストだ。
月例テストの点数を高めることは決して最速ルートではないけれど、総合的にみると月例テスト対策は必要な施策だろう。
でもそれだけだと土台がぐらついたままなので、過去の単元も一つずつ丁寧にさらっていくこととする。
まあ毎日勉強やるというから、五年生の間に全体の基礎くらいはおさえられるだろう。そしたらどんどん次にいけるはずなんで。
テストの結果も良くなっていく(予定)だし、復習の時間も短くなっていくはずだから、やればやるほど楽になっていくんじゃなかろうか。
どうだろ?そんなに中学受験って簡単か?と今書いてて思う。中学の範囲もやるとか聞いたような、甘く見過ぎな気がする。
まあどちらにせよって感じかな。
宿題をうまく活用する
次に、よくよく考えたら宿題必須だなと考えている。
私が長男の勉強を直接見られるのは夜の一時間のみ。放課後から夜にかけての長男はほとんどばぁばんちにいて時間を持て余している。
ならばこの時間に何かしらの宿題を出してやってもらうのは非常に有益だね。もちろん私が作ったやつ。
とりあえず今は過去の復習が必要なので、どこまで過去の知識が頭に入っているか、抜けている部分がどこかを宿題によって確認したい。
それに一緒に勉強したところの確認テストとしても使えるし、テスト前の総浚いとしても使えるか。
私と一緒にいる時間にこういうテストをさせるのは時間がもったいないので、一人の時にやってきてくれたら本当に助かる。
……まあ本人のモチベーション次第でもあるよね。昨日は初めての宿題を出したので、100問くらい一生懸命に解いてきてくれたけど。
続くもんかなぁ。うーん。
あとはできるだけ宿題作成の労力は減らさないと疲弊しそうなので、使えるものは何でも使うこととする。
大雑把な知識確認や復習に使うものとして、細かいところは対面で補強しよう。
ANKIを使う
正直ここまでする気はなかったが、ANKIアプリを取り入れることとする。いわゆる忘却曲線によって忘れてしまう知識の、復習タイミングを管理するアプリ。
一度や復習した程度じゃどうせ忘れてしまうので、期間をあけて3~4回程度は復習が必要だろう。これはもう仕方がない労力である。
4教科だし単元も多いしあと暗記も多いから、さすがに復習を人間が管理するのはめんどくさすぎる。やってられない。
いやANKI使うのもめんどくさいんだけどね。教科や単元をどういう枠で管理するか、全体の復習か、個別の問題で管理するか。
色々と考えるのもめんどくさいが、ただ適当に復習やってるとこちらもわけがわからなくなりそうなので仕方がない。
漢字なんかもANKIがあれば復習管理しやすいし、算数の難しい問題もANKIで定期的にまわしてもいいなとは思う。
ただただめんどくせぇなと思ってるだけ。
記憶の強化に
最後に、テキストや本を見るだけでは記憶に残らないと考えている。無機質だしただの暗記になりがちで、非常に覚えにくい。
だから勉強に取り入れようと思ってる……というよりもう取り入れてるのは、テキストにこだわらない寄り道。
たとえば外にいる時にいくつか雑草の花や葉っぱを集めて長男に見せて、単子葉類なのか両子葉類なのか当てさせるとか。花を見せて問題出すとか、月見せて問題出すとか。
身近で見られない草花に関してはNHKforSchoolやYouTubeで動画を見て「マツの木の花粉すげー!!」「ツルレイシってゴーヤーじゃん!!」って笑ってみるとか。
様々な絵柄やストーリーも載ってる星座図鑑を持ってきて、「プロキオンって小さいわんちゃんだよ、プロキオーン!!と鳴くんだよ」とくだらないことを言ってみるとか。
小さい犬(こいぬざ)のすぐ近くにでけぇ犬(おおいぬざ)がいるのが絵柄でみると面白くてケラケラ笑って、それぞれの星座にまつわる神話があるからそれも絡めると非常に覚えやすい。
まだ習っていない日本史も、卑弥呼が見つからない話をEテレのみいつけたの歌「ひみつのひみこちゃん」に絡めて、もし卑弥呼の金印が見つかったらリアルに「うおおおおおおおみいつけた!!」って大声で叫ぶはずだよとか。
徳川家康がうんこ漏らした話を面白おかしく話してみるとか。
なんとなく言いたいことわかるだろうか。こういう効率の悪そうな回り道こそが記憶に残るもんだと思って率先してやってる。
記憶は感情と結びつくし、何より勉強って楽しいもんだから。受験勉強ほどクソつまらんもんはないんで、何とか面白おかしくできないものかとやっている。
中学受験なのに何やってんだと思うかもしれないが、まあまあまだ焦る時期じゃない。苦しく暗記するより楽しく理解しながら暗記できた方がいいでしょう?
中学受験を甘く見てる気がする
どうも書いてて、世の中学受験を応援する親とは大幅にずれている気がする。言い換えれば非常に甘く見ている気がする。
これで落ちたら意味ないな。
いやでも、うーん、どうだろう。残り数ヶ月とかなったらさすがにもう少し切羽詰まって超効率的な学習に切り替えるのだろうが、まだ早い気がする。
本人的にも焦りはないのにこっちが焦っても仕方がないし、何よりまだ親との勉強を始めたばかりだ。
勉強をする上でのお互いの信頼関係もこれから築いていくものだから、押さえるところは押さえつつもまずは楽しい時間にするのが先かな。
今から焦ってあれこれ手を付けるよりも、まずはしっかりと信頼関係と知識の土台を築き上げながら復習管理することを優先としたい。
どちらにせよ、焦ったところで学力が跳ね上がるわけじゃないしさ。
ここまで読んでいただき感謝。
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