今日も今日とて時間に追われるとんぼである、ごきげんよう。
朝から子供達の送迎でぐちゃぐちゃになったあと、耳が痛いという長男を耳鼻科に連れて行く事案あり。耳が痛いというが耳垢が溜まってるだけだった、よくある。
そこから学校に送って帰ったらお昼。家はぐちゃぐちゃ。勉強も進めないといけないのに二時間も寝てしまった、夜には荒れた娘とドライブからの長男と勉強タイム。
うーん、相当きついな。体よりも心が休まる暇がない。
さて、割とメンタルえぐられているイヤイヤ期対策。
次男坊のイヤイヤ期対策を考える
最近過激化しつつある次男坊のイヤイヤ期。
できることが増えてきたのもあって、触ってほしくないものも触るし入ってほしくないところにも入って行く。そしてそれを止めたら怒る。
怒りの声を出して拒絶を体全体で表現するような感じ。壁叩くとか私を叩く、地面に寝っ転がる、抱っこしたら反り返るとかそういうの。
イヤイヤ期は初めての経験ではあるのだが、過去、長男が3~4歳のころによく癇癪を起こしてたことを思い出す。あれと比べたら全然かわいいもんだ。
とは言え、拒絶されてる感じに傷つくのは傷つくし、何より強制的にやりたいことを止めるのは本意ではない。
自由に伸び伸びとやってくれていいし、できれば仲良く笑顔ですごしたい。
というわけで三つほど対策を考えたので書いていく。
①許容範囲を広げる
まずはガチガチに狭くなってしまった許容範囲を広げたい。
たとえば次男坊が車に置いてあるCDを触ることがあって、今までは止めていた。何するかわからないし傷つけられても困るし。
昨日はとりあえず許容してみようかと試してみたところ、どうも私が何度かCDを出し入れするのを見てやりたくなってたようだ。CDをオーディオに突っ込もうとする。
ならば仕方がないと壊れてもいいCDを持たせ、サポートしながら何度も何度も出し入れさせた。めちゃくちゃ喜んでいた。
少し前なら「これは触らないでね」と強制終了させていたので、被害を最小限に抑えつつ許容しただけで一つ次男坊の怒りが減った。
また最近は次男坊自らトイレに入って行く。スリッパはいて便器へ。便座のフタを開けたりしめたり、全部のフタを開けた時の便座のフチを触ったりする。
トイレットペーパーを引っ張ったりも当然やる。
まあ大体こうなることはわかってるし、最悪トイレの中に手を突っ込むまで想定される。だからトイレで自由にさせたくない。
しかしトイレに入っていくのを無理やり止めて毎日喧嘩するのもアホらしい。仕方がないのでこれも許容範囲を広げることとする。
……のならば、まずはトイレ掃除が大事だ。次男坊がトイレに入る時にも徹底的に消毒するのは当然として、基本的なトイレ掃除の頻度を高めなければならない。
その上で、さすがにトイレの中に手を突っ込んだら止めた方がいいと思うんだけど。中をしっかり洗えば触っても問題ないんかな?うーん。
とりあえず舐めても問題ないくらいに掃除しておいて、終わったら手を洗えばいいか程度に考えておく方がいいかもしれない。
ちなみに今朝もトイレに入って行く次男坊を見守ってたら、なんとミニ便座を持ってトイレにセットしようとしててね。
おしっこがしたいのか?と便座をセットして座らせたらしっかり出てた。
こういうのを見ると、やはりガチガチの行動制限が成長の芽を摘むことに繋がってるのだろうね。
②環境整備する
許容範囲を広げることと同時に、絶対に触ってほしくないものは次男坊の視界にいれないようにしたい。
たとえば大事なCDは車から退避して空っぽのCDだけ配置しておくとか、トイレのブラシは届かないところにおくとか。
あとは私が付きっきりでトイレの見守りができない時や掃除がまだの時は、面倒ではあるが外から鍵を閉めておこう。そもそも入れないなら強制的に止める必要もない。
当たり前っちゃ当たり前の対策なんだけど、今まではある程度放置で何とかなったし、強制終了させても拒絶反応がなかったのであまり気にしてなかった。
今後は次男坊が自由気ままに動き回っても強制的に止める必要がない、止めざるをえないものが視界に入らないような環境を整えよう。
今さら感ある?
次男坊はほぼ平日の朝しか自宅で活動しないから対策が進んでないぞ。
③子離れ精神を早々に養う
最後に、やはり早々に課題の分離を意識した方が良さげ。
上でも書いた通り、イヤイヤ期の経験は過去に長男でもそれなりに経験してる。
思い通りに動かない長男に振り回されることも多かった。スーパーで生鮮食品のパックに指突っ込んだり。
それも少しずつ対策+許容範囲を広げて、長男も成長した今ではほぼ放置できる状態になっている。長男にはほとんど文句を言わないし強制的に止めることもない。
一人の人間として扱おうと意識してる。
せっかく長男の成長にあわせて意識を変えてきたというのに、次男坊にはだんだんと押し付けがましくなっている自分に気づく。
言い換えれば、私の思い通りに動く存在だと勘違いしてしまっている。
いや、実際そうだったわけだよ。親がいないとこれまではほとんど何もできなかった。
それが今や歩けるし走れるし、行きたいところに行けるようになった。気になるものは触りたいし、遊んでいるものは手放したくない。
一人の人間としての自我が芽生えつつある、ということさね。
この辺りで、近づきすぎた心の距離を意識して切り離しておくのがいいように思う。それが一人の人間として扱うことにも繋がっていく。
寂しい感情ももちろんありつつも、まあこれも長男で通ってる道だから。
何もできない赤ん坊ではなく、一人の意志を持った人間として敬う。親がそういう切り替えをするためのイヤイヤ期とも言えるかもしれない。
もしかしたら妻は
ここまで書いてみて一つ気づく。
長男に対する妻の対応が今でも荒いのは、もしかしたらイヤイヤ期がやってきた時の切り替えに失敗したのではないか?
何でも自分の思うまま、自分を全力で愛してくれる、自分の都合のいいように文句も言わずに動いてくれる赤ちゃんの頃の意識を今も握りしめているのではないか。
なんとなく間違っていない気がするから、次男坊が成長するに従って妻との喧嘩が増えてくる可能性があるな。
そう書いてる私も結構切り替えに手こずってるんですけどね。
一応、めちゃくちゃ許容範囲を広げたので、次男坊の機嫌を損ねる回数が減ってきてるのは間違いない。笑顔も増えた。
命に関わることだけ強く注意して、あとはお任せでのほほんといこうか。長男への対応と同じだからまあできんことはないだろう。
ここまで読んでいただき感謝。
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