ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

一年ぶりに友人たちに相手してもらったのでお礼と感想の話

友人宅に遊びに行ってきたとんぼである、ごきげんよう。

 

20時半に帰って長男と勉強するつもりが、22時をすぎてしまった。長男よすまん!明日一緒に勉強しような!!と思ってたら。

 

長男は起きて勉強してた。私が朝に渡した宿題が終わってないとかで。

何でこんなにモチベーション高いやつが今まで一切の復習をしなかったのか、本当に不思議である。その理由も最近ようやっと理解しつつあるのだが。

 

それはそれとして、友人たちへの感謝と感想を記して寝ることとする。

 

◆家族の紹介

その場で出なかった感想を語る

三人の友人と話し合ったので、話を聞いた順番にその場では出なかった感想を書く。数日寝かせた方がいいの書けるはずなんだけども、お礼も兼ねてるので早々に。

①個人事業主として動き始めた友人

最初に話を聞いたのは個人事業主として今年から動き始めた友人。まだ半年程度しか経っていないにも関わらず仕事は上手くいってるようだった。

 

なんというかすごいの一言。すごいとしか言いようがない。

 

そしてこの友人の集客方法が、かつて私が憧れていたものに近かった。

 

インターネットやSNSをうまく使って集客していくような、ある種のインフルエンサー的な振る舞いをする仕事の取り方。

 

あぁ、これ私がやりたかったやつだ、と思う。そして私には無理だと気づくのにそこそこに長い時間をかけたやつ。

 

本人の考えとしてありかなしかは置いといて、たとえばオンラインサロンを作ってもこの友人なら上手くまわしそうな気がする。

 

いやほんと、話を聞いて絶対に真似できないと痛感した。私がめちゃくちゃ頑張って心のケアをしながら同じことやっても、1週間でダウンしそう。無理だ。

 

楽なことばかりではないはずだけど、本人の生まれ持った資質が大きく関わってくるような働き方な気がする。

 

あと話聞いてて、直接クライアントと長期的な契約をすることに相当な拒絶感を抱いてる自分がいた。こういう契約が一番無理かもしれない。

 

おそらく私だけじゃなくて、この友人も長期契約はかなりの勇気が必要だったのではないか?そう易々と越えられる壁ではないんじゃないのか?

 

私ならこの壁を越えられないし、越えないと思う。できるなら単発でさよならしたい。長期間を補償する責任はとれない。持続可能な体とメンタルを維持できる気がしない。

 

すごいね。こういう人がめちゃくちゃ金稼ぐのは当然と思えるほどのリスクをとっている。もしかしたらリスクとすら感じてないかもしれない。

 

いやなんかもうすごかった。仕事の質自体も高い印象を受けたので、現代のザ・ビジネスパーソンという感じ。

 

とにかくすごかったです。

②アスペルガーを自称する友人

続いてもう一人の友人は、うちの長男の話にシンパシーを感じているようで……聞いていけば、ご自身がアスペルガー傾向があるとのお話だった。

 

若い頃から疎外感を感じつつも、他者と関わりを持つことをやめずに大多数の健常者が跋扈する社会に適応しようと苦労されてきたらしい。

 

年を重ねてやっと人間になれた、的な発言をされていて、間違えて「私も!」と同意してしまった。あれは間違えた。

 

確かに私の中でも同じ感情があったから決して適当に同調したわけではないが、私のいうそれとは意味が違うのだろう。

 

友人はなぜかこのブログを以前から読んでくれているようで、物好きだなと思っていた。もしかしたら長男のことが気になってたのかな?

 

長男の(私から見て)理解し難い行動も、この友人の中ではすごくわかりやすい行動だったらしい。非常に明確に言語化されていて興味深い。

 

うーん、不思議だ。

 

この友人と出会って十年以上経つけれど、長男に感じるような違和感を抱いたことはない。社会に合わせたモードに切り替えていたのだろうか。

 

そう考えると申し訳ないことをしたなと思ったりもするが……どうなんだろう。

 

社会適用モードで他者と円滑なコミュニケーションをするのは、苦痛と楽しさのどちらが勝つのだろう。

 

長男を見る限りでは、楽しさの方が勝っている気がする。だからこの友人もそうであったと思いたいものである。

 

あと、長男にはこちらがなぜムカついたのか、はっきりと言語化して伝えていった方がいいとのご助言をいただいた。

 

なぜならなぜ相手が怒っているのか理解できないし、説明さえすれば腹落ちして次から気を付けることが可能だから、とのこと。

 

ただやはりこちらがそういう働きかけをするにもハードルがあって、冷静でないといけないし、長男への理解も必要だし。

 

あとは何となく「言ってもなぁ」「これは私の心の中だけの問題だしなぁ」と思ったりしてあまり伝えること率先してこなかった。

 

「教えてもらったらありがたい」

 

この発言が肝かもしれないね。ありがたいと感じるとは微塵も思ってなかったんで。

 

だってなんか押し付けがましくない?私は傷ついたよ、私はショックを受けたよ、って。「知らんがな」と言われても仕方がない。

 

それをありがたいか……そうなのか。ふーむ。

③心を癒す時間が必要だった友人

三人目の友人は、現在モラトリアム期間という印象で仕事もそこそこに毎日ゆったりと過ごされているようだった。

 

一年以上前に仕事を辞めたのはいいものの、相当に心をやられてしまっていたらしい。

 

それから親戚のお手伝いで農業をやったり、ゲームやドラマ三昧といった時間を過ごすことで少しずつ回復してきたそうな。

 

おそらく疲れ切った心身を癒すことに専念しないといけない期間だったのかな?

 

やはり心身のダメージ度合いによっては、回復にある程度の時間が必要なのかもしれないね。

 

特にストレス対策だ!と義務感でやるよりも、むしろこう必然性に迫られてやったことが実はストレス対策になってましたみたいな。

 

そういう副次効果的なストレス発散方法が一番いいのかもしれない。うちの長男と農業やるときに「ストレスにいいよ」とは言わないでおいた方がいいかも。

 

またこの友人の生活スタイルは変わっても、人生の軸が変わっているようには見えなかった。

 

自分の今後の人生プランも、夫の仕事が広がるように、という考えが根底に流れている。

 

細かい部分は違うのだろうが、自分よりも家族を上に置く姿勢にシンパシーを感じたりする。そう言われると気分は悪いかもしれないが。

 

変わったようで変わらない芯の強さを見て嬉しくなったりもして。

 

家族愛、素晴らしいですね。見習いたい。

感謝的な

というわけで本日はお邪魔させて頂いてとても楽しい時間であった。

 

ま、まあちょっと喋りすぎたかなとの自覚もあったし、相槌間違えたなとか、テンション間違えたなとか、話盗みすぎたなとか、自分語りしすぎたなと反省してる。

 

ただこれでもかなり頑張ってバランスとった方なのだ。家族以外とこんなに長く喋るのが一年ぶりだから。

 

たまに間違えて、義母にもマシンガントークしちゃうくらいに会話に飢えているのだ。もはや仕方がないだろう。

 

……友達、少し増やしたいね。

 

最後に仕事かな。友人たちの仕事の話をして、やはり仕事も人生に彩りを与える重要な要素だよなと改めて感じた。キラキラしてたんで。

 

今の私は家族にリソースをほぼ100%使っているし、別にそれでいいのかなと。仕事なんて後回しでいいのかなーと思ってはいたけれど。

 

1日5分や10分でもいいから、家族以外で心からやりたいと思えることのために時間を使っていってもいいのかなと思った。

 

目の前の家族とは切り離した取り組みが回り回って家族にも自分にもいい影響与える気がしてる。

 

……うん、面白かったね。

 

ではでは、次はまた半年後に遊びにいけるように日々精進します。感謝。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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